47話 世界を滅ぼしたと思ったらそんな事なかった。
本日二度目の更新になりますが、本日はこれで終了です。
俺は『我が家』へ帰り着くと、みんなが出迎えてくれた。
「ただいま」
みんなは口を揃えてこう言った「お帰りなさい、疲れたでしょう、お風呂にする?ご飯にする?それともわ・た・し?」
口裏合わせにも程がある……
「あーそういうのはいいから、つかブッチ切れちまって女神殺して帰ってきたんだけどさ、あの世界滅びたりしないか?」
「んー殺したってどうやって?」
「ああ、不死殺しのやつ?脳と心臓同時に潰すやつ」
「それじゃ神殺しはできないから大丈夫だよきっと、そのうち復活するんじゃない?まああの子だけじゃ次元越えられないしここにいれば、もう追手の心配とかないよ?」
桜はそう言って擦り寄って来た……それに釣られて負けじとみんなで擦り寄ってくるが、なんかおしくらまんじゅうしてる感覚だ。
そっか、奴だけじゃ追って来れないんなら別に殺す必要はなかったな、というか死んでないのか、神殺しってどんなことすりゃ死ぬんだ?
「んー?神殺し?神殺しはその神を象徴するものを奪えばいいのよ、あの女神の場合世界を奪うしかないかな」
「世界を奪うだって?いやあの世界って俺のものじゃなかったのか?」
「あの勇者が魔王倒したときに名義変更があったのよね」
名義変更ってなんだよ、その生々しい設定は。
「それで、これからどうする?しばらくここに暮らすか?それとも俺達の世界に来るか?」
「え、行っていいの?」
「まあ住むとこ探さないとダメだけどな」
そうだな、こっちに戻ってきたとき通帳見たらとんでもない金額が振り込んであった、多分金山の叔父さんからあのダイヤの代金が振り込んであったんだろうよ。
あの大きさのダイヤ三つで三十万しか出さないっていうのは正直おかしな話だったが、行方不明になった俺があんなもん持ってて疑問に思わん叔父さんでもない。
まあ俺が帰ってきたってことで、ようやく払ってもいいと思ったんだろうけど、回りくどいぜ、相変わらず。
あっちに戻ったら、家を探そう曰くつきとかそういう物件とかあの叔父さんならツテはいくらでもあるだろう。
「もう帰ってしまうのか?マスター」
「ん?ああ、悪いなフィージュ、でもすぐに会えるさ、新しい家を見つけたらな」
「ここではちょっと不便だしな、あっちに住めばきっと色々と便利だから」
「マスターがそういうのなら良いが」
さて、俺は亜理子、鹿子達を連れて、元の世界に帰った、向こうについたらもう日が暮れていたので、それぞれを送還を使って家に送り届けた。
叔父さんに連絡しとかなくちゃな、確か前に知り合いの不動産屋に幽霊屋敷を土下座されながら買わされたって言ってたし、そこが空いているか聞いてみよう。
明日はどうせ日曜だし、亜理子達を誘ってデートしつつ物件探しをしてもいいだろうしな。
俺は明日の予定を計画しながら、就寝した。
翌日、俺は亜理子達を誘ったのだが、みんな約束があるとかで誰一人来なかった、ちょっと寂しい。




