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旧:召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
召喚術師と転生者や帰ってきた勇者などによる日常
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41話 さらば!正義

番外編書くとか言ったけど、感想で亜理子があまりにもビッチだとかクズ女だとか言われるんで。

いやそうじゃないんだけどなー、仕方ない予定とは違うけどここで正義には退場してもらおうと思います。

 正義死す――――いや正義は死んでしまってもいいんじゃないか。


 あのイケメン……いや整形してあるから偽イケメンなんだが、相当性格悪いやつだったらしい。

 俺も単純なところあるからなー知らなかったぜ。

 あのイケメンについて少し語らなければなるまい。


 あのイケメンはボンボンである、そう、わがままなボンボンだ。

 まあ喧嘩でボコられた程度で整形手術して顔がイケメンになるっておかしいとは思ってたんだけど。

 あいつは整形手術できるぐらいのボンボンだった。


 そしてあのイケメンはゲスである。

 あいつは他人を金で雇う――――というのをなんと小学生のうちからやってやがった。

 おかしいとは思っていた、他のクラスの連中はなんともないんだが、ウチのクラスの奴だけいつも、男女揃ってみんな亜理子のスカートをめくっていたわけだが。


 あの野郎の華麗なる、計画だったらしい。

 賄賂というか金でクラスメイトを買収していた、亜理子のスカートをめくらせて、自分がそれをやめさせる、そして彼女に惚れられる。


 まあ誤算があるとしたら俺の存在と亜理子の気持ちぐらいだろう。

 亜理子と俺と正義は確かに幼馴染だが、付き合いとしては俺と亜理子が幼稚園ぐらいからだったのに大して、奴は小学一年からだ。

 なんか亜理子は幼稚園の頃からずっと俺だけが好きだったらしい。『思考透視』で見ちまったから間違いねぇ。

 そう、ずっと俺だけが好き……要するに石山が俺に言ったことも俺が亜理子を諦めるように正義が仕組んだことだった。

 ついでに俺が不良とか言いふらしたのはあいつだと知ってたが、金で雇ったやつを使って全校生徒にそれを広めたりしてたらしい。

 ああ、俺が小学校の時転校させられたのもあいつの家が学校に圧力をかけたからか……なるほど、あいつの家はなんなんだ?

 ……政治家?バカじゃねぇの、頭が悪いな――――。

 まあ確か亜理子の親もどっかの大企業の社長なんだが、あの人は質素で庶民的な暮らしが好きだとかで、俺のうちの隣に住んでいたんだが。


 つか『思考透視』『時間遅延』は使える特典だった。

 今俺はゲート・ウルドアイ(命名:月子)、あっちにいる時は使わなかったが、過去視って魔法だ。

 俺は、『時間遅延』で周囲の時間を――――まあ時間魔法を併用することで、完全に止めていた、すげーマジでチートだよな。

 そんでウルドアイで正義の過去をずっと見て声は聞こえないものの『思考透視』で本心を見てきた、それで得た情報だ。


 そして簡潔にまとめると正義はクズで金持ちの質の悪いストーカーであるということが分かった、今現在自宅で発狂しているようだ。

 このままだと亜理子が危ない――――まあ、不老不死なんで死にはしないだろうけど、あいつを傷つけるってんなら、もう容赦はしない。


 しかしどう、始末してやろうか……まあ最近は異世界召喚ブームかというほど行方不明者が続出している。

 あいつにはどっかの世界で勇者にでもなって幸せになってもらおう、そうしよう。


 流石に騙されていたとしても、殺すのは喧嘩屋としてはやっちゃいけない。

 ボコボコにしてから異世界に島流し――――そうしよう。


 俺はそう決めると、今得た事実とこの計画を『天の声』で亜理子に伝えた。

 亜理子は相当あいつのことを嫌悪していたんだが、これで解放されるとしるとホッとしていた。

 少し泣いてた気がする、よほどあいつが嫌だったんだろう。


 そして俺は異空間を生み出し、亜理子と正義を召喚した。

 俺はすぐに亜理子を送還した。


 正義は真っ裸で濡れていたからだ――――風呂の最中だったらしい、しかもシャンプー中とか。


 奴は目が見えていない、じっと閉じている――――あ、これボコすよりこのまま飛ばしてもいいんじゃね?


 俺は、ボコすのを諦め、髪の毛に泡がついて、濡れた全裸の正義を、見知らぬ異世界に飛ばすイメージで送還した。

 よく知らない異世界にあいつを押し付けるのは申し訳ないが、あの状態で生きていけるとは思っていないので、大丈夫だろう。


 俺は、自室に戻って、明日に備えて寝ることにした。

悪は滅びた――――。

しかしその影響で番外編が増えます。

次回から少し番外編を挟みますが、ほとんど本編に直結してますので、ご了承ください。

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