38話 魔王転生!?幼女魔王登場!
月子とキャラ被ってんな。
それにしても午後に更新っていったじゃないか!
何故俺は今書いているんだ……いや何かに書かされている!そんな気がする。
頭痛い……
幼女の名前は恐らく、霧島鹿子、だってノートに名前が書いてあるから。
「何故高校に幼女が……」
その呟きに幼女が素早く反応する。
「あたしは高一!」
高一君が好きなのか?
「ちがっーう!あたしは高校一年生!十六歳だー!」
「今俺の思考を読んだな?」
こいつが噂というかこのノートに書かれている元魔王様か、確かに馬鹿でかい魔力を感じはするが。
「むっ!貴様!何者だ!」
ああ、俺?異世界で勇者やってたやつだけど。
「ええっ!勇者ァ!?いやーころされるー!」
うるさい、黙れ、ここは一応図書館だぞ……
「う、ごめんなさい」
この学校にこんなインパクトの強い後輩が居たのか?
俺は少なくともこいつを知らん。
「あ、あたしは知ってる……喧嘩上等の不良の黒田先輩」
いやそんな風に名乗ったことは一度もない、まあ正義の奴が俺の事をそういう風に言いふらしているのは知っているが。
全く名に恥じない行いをしろよ。
まあ、そんなことより――――
「このノートお前のなんだよな?ここに書かれている式ってなんだ?」
ノートを開き、式の部分を指差し聞いてみる。
「この式は悪魔召喚の生贄リスト――――あたしの死んだ部下達を蘇らせる術式……ってノート返せよなっ!」
ノートをぶんどられた。
しかし悪魔召喚ねぇ、なんか召喚と聞くと呼び出したくなるな。
確か、ベルフェって言ったか、ええっと天牛、ミノタウロス、白澤の指輪を右手の人差し指、中指、薬指にそれぞれはめて。
怠惰って言ったか、そういや月子に以前七つ揃えると呪いがかかるっていう大罪ボールとかいう宝玉を五つ渡されていた、一緒には置いておけないし、壊すには儀式が必要らしく、手に余るということで、俺が異空間に別々にして保存している。
そのうちの一つ怠惰なる引きこもりボールを指輪をした右手に掴み、天に掲げ。
「いでよ!ベルフェ!」
と叫んでみた。
さっき幼女に注意したくせに自分は大声を出すのか。
という視線を向けてくる幼女。
天井にゲートが現れた……大罪ゲート?なんか最初から名前が付いていた。
そしてそのゲートから布の塊が落ちてきた。
これは――――ペラッ……布団!
俺は布の塊――――布団をめくってみると、中からパジャマ姿の少女が現れた。
「んん?なぁに?もう朝なのお母さん……」
寝ぼけているらしく、まだ自分が置かれている状況が分かっていない。
「ベルフェ?ベルフェなのか!その寝ぼけかた!」
そこで判断できるの?
「ふぇ?魔王さま?」
どうやら、ベルフェというこの少女も彼女に気づいたらしい。
「ベルフェ!やっぱりベルフェか!会いたかったぞ」
幼女は少女に抱きついた。
「わぁ、魔王さまだぁ、久しぶりー、いつ以来かな?前世ぶり?」
なんだこいつも転生者ってやつなのか。
「あれ?この人ぉだぁれ?」
俺にやっと気づいたらしい。
「あー俺がお前をここに呼んだんだが、お前どこの誰なんだ?」
それから十分お互いの状況を話した。
今は後悔している。
どうやらこいつは、この学校の生徒で幼女のクラスメイトらしいが、入学初日から不登校という引きこもり生徒だ。
名前を鹿島縁音、どんな名前だよ……本人曰く育児をめんどくさがった両親が寝付きのいい子になるようにつけたらしい。
ここまでひどいネーミングセンスは初めて見た。
それはどうでもいいが――――
「ねぇ!先輩!先輩ってもしかして召喚術師?召喚術師なら他の子も呼んで見せてよ!」
キラキラと目を輝かせた、幼女、鹿子になつかれてしまった、俺の平穏な日々は、しばらく帰ってくる気配はなかった。
前書きは気にしないでください。
自分で誤字を発見。
正直今朝はどうかしてた。




