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旧:召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
反撃開始!滅べ、フィレスカッツェドゥーン!
38/70

37話 恐怖!コーラ魔人、そしてさよなら、異世界。

第一部完!


とか言ってみる、いや続くよ、別に次世代に引き継がれて、正吾の子供たちが活躍!とかじゃないです。


 ――――俺は呆然としていた。


 打つ手がない……


 それは突然やってきた。


 コーラ魔人バルトマルクの誕生であった。


 あいつは帰ってきた、マッチョ、いままで日に焼けてすらいなかった白人マッチョだったんだが。


 肌をコーラ色に染めていた、コーラ色した筋肉の塊がいた、全裸で。


 まあしかし人間やめちまったんだな、元々人間だったのか定かじゃないが。

 その逞しいボディには性別を判断できる要素が欠落していた。


 つまりはそういうことだ。


 いやはや、驚いたぜ、まさか異空間に穴を開けて出てくるとは。


 そして最初の一言が。


「ポテトチップスはありますかな?」


 ああ、そうかコーラ単品じゃ満足できなかったらしい、俺は新たに設計していた、『コーラ天国改』に魔人を案内した。

 そこにはコーラによく合う食べ物が無限に、湧き出る泉がある、まあ固体が湧くってどうにもイメージが難しかったけどな。


 しかもそれらが溢れないように、空間を捻じ曲げ、コントロールするということで地獄にになるのを抑えている。

 作ろうと思えばまた作れる、今は涙を飲んであいつにくれてやろう。


 去り際に奴はこう言った「この世界は今日からお前のものだ」となんかすごくいい笑顔をしていたと思う。


 まあこれで終わった――――のか?


「いいえ、まだありますよ、この世界の名前をつけてください、勇者様」


 桜だ、いや名前っておまえ桜じゃん。


「いえ、私は勇者様と契約した時点で世界から切り離されたので、新しい世界と新しい神に名前をつけてください」


 エビィティーンドゥーンとか?


「怒りますよ?」


 渾身のギャグを――――全く、まあ喋るだけの体力ないけど、フィレスでいいんじゃね?カッツェドゥーンが邪魔だっただけだろ。


「そうですね、ではこの世界はこれよりフィレス、と改め、その名を冠す、新たなる神が生まれます」


「しばしのお別れです、貴方は元の世界に帰っていただきます――――また会いましょう」


 ――――俺の意識はそこで途切れた。


 目を覚ますと自宅のベッドで寝ていた、服装はあのジャージのままだ。


 ドタバタと階段を上がってくる音がする。


 両親や妹が部屋に入ってきた、なんでも他の連中が自宅で発見されるっていう不思議現象があったとかで。

 俺も帰ってきているんじゃないかと、家中探していたんだとか。


 俺は疲れていると言って再びふて寝すると、家族は後で事情を聞くとか言って部屋を出て行った。



 翌日――――学校に呼び出された、いや少しは休ませろよとも思ったが亜理子にも会いたかったしな。


 生徒指導室にあの日召喚された、俺を含めた九人が居た、なんか教頭と担任、それから警察の刑事とかいるんだが。


「では、君たちはどこへ行っていたか覚えていないというのだね?」


 刑事が問いかけてくる。

 俺以外みんなジャージ姿だ、学校指定の奴ね。

 こいつら制服あっちに置いてきたらしい。

 俺は異空間に保管してあったけど。


「はい、気がついたら、自分たちの家に居て……」


 神妙な顔をする亜理子――――今は委員長様モードだが。


「で、君はどうなんだね?一番最後に発見された君は、他の子と違い、制服だってちゃんと持っている、何か知っているんじゃないかね?」


 刑事は俺を睨む、年配の刑事だからきっと経験とかでわかるんだろう、隠してることがあると。


 まあ俺は亜理子ほど演技派ではないからな。


「そうだなー神様に拉致られて最強勇者になったかと思ったらマッチョのオッサンが最強でした。」


 嘘は言っていない、だが刑事は馬鹿にされたと思ったのか一層険しい表情を浮かべる。


「やれやれ、まあ神様に拉致られた、ここを信じてくれなきゃこれ以上何言ったって一緒でしょ、俺以外はみんな記憶消されている訳だし」


 他のやつに聞いても無駄だと印象付ける為にあえて言っておく、亜理子が追求されるのを避けるためだ。

 俺は――――転移を使いその場から消えて見せた。

 ここまでやって何も信じないってんならもう喋る必要はないだろう、まあここまで好き勝手できるのは、俺が未だに不老不死でチートな召喚術師だからであるが。


 今はまだ授業中なのでクラスには戻れない、なので、今は使われていない、旧校舎の三階にある旧図書館に行くことにした。

 あそこは不真面目生徒のたまり場――――と言っても不良生徒ではないのでこの時間は誰もいないはず。

 この図書館には学校所有の本は一冊もない、新校舎の図書館に移動されたからだ。

 しかしここには大量の漫画本があった、例の不真面目生徒がいらなくなった奴を捨てて――――寄贈するからだ。


 適当に漫画を漁っているとテーブルの上に一冊のノートを見つけた。


 表紙には『アルカディア大魔王・天地の書』と書かれている……誰かの黒歴史ノートか?

 なんでこんなものがと思い、中身を読んでみる。


 どっか異世界の魔王の物語が書いてあるな、勇者に倒されてこの世界に転生したとある。


 んー異世界とか魔王とか、、知っているからどうにも思春期の痛い妄想って断定できない。


 さらにページをめくっていくと。


 天牛+ミノタウロス+白澤×怠惰=ベルフェ


 二角馬+ケンタウロス+麒麟×嫉妬=レヴィ


 悪夢羊+サキュバス+鳳凰×色欲=アスモ


 と他にもあったが……なんか見覚えのある物で式が書いてあった。

 足して掛けたら、いいんだろうけど()とかで囲まないと先に掛け算しなきゃダメだった気がするが――――


 式に使われている、材料?的なものは俺が持つ召喚の指輪……結局あっちにいる間一回も使用しなかったな。

 小説なんかにしたらここであの時の伏線か!?とか単純に設定忘れてたから急遽だしたんだろ。

 というほどの使われなさだ。いや保管してあるし今出せと言われれば出せなくもないが――――


 どうしたものかと考えていたら――――


「あーあたしのノート!勝手に読むなぁ!!」


 ……この学校の制服を来た幼稚園児ぐらいの幼女がいきなり飛びかかってきた。


そう、異世界ハーレムとは別に地元ハーレムという構想が今朝ゴミ捨てに行ったら思い浮かんだ。


午後になったら更新予定。

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