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旧:召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
反撃開始!滅べ、フィレスカッツェドゥーン!
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33話 それぞれの戦い、草花姉妹の場合

 花子の様子を見に来たら、森になっていた。

 何を言っているのか俺にも分からないが、あれだ、戦いに邪魔になるような障害物は作っていなかったはずなんだが、あいつ植えやがったな。


 そんで騎士っぽいのと植物の大怪獣が戦ってた、花子はと言うと……寝てた。

 花子の元に転移すると、花子の奴起き上がってきた。


「お前、自分の手で決着付ける気はないのか?」


 そんな問いかけに花子は。


「え?なんで僕が、あいつに負けたのはあの子だから、あの子がリベンジしたいってどうしても言うからさー」


 戦っているのは花子の配下にして、一応俺の召喚獣にもなっているベヒーモス(♀)である。

 巨木の体に牛と犀の角を持つ木竜、まあ地を這う下級竜だとフィージュは言っていた。

 あ、ベヒーモスがランスロットをプチっと潰した。

 雄叫びをあげて勝利を宣言する、雄々しいな、雌だけど。


「じゃあ、僕も言わなきゃね、マスター好きだよ、まあ僕は先に言っても良かったんだけど他の子らに悪いしね」


 ほう、花子にもそんな風に考える事ができるのかと、感心した。


「いや僕も変わったんじゃないかな、マスターのおかげさ」


 そういうとさりげなくキスしてきたんだが、俺は今日あと何回キスされるんだか。


「じゃ、僕はもう一眠りしたら帰るから、もし良ければ桜のとこに行って上げて欲しい、一応妹だし」


 そういうと、一秒もしないうちに寝付いた、いくらなんでも早いだろ。


 まあ確かにここはあっけなさ過ぎたので桜の元へ転移してみる。



 桜のところに来た、お花見出来るぐらい満開だった……やっぱ姉妹か。

 少し歩くと――――木に逆さ吊りにされている巫女が居て、桜はそれに鞭を打っていた。


「なにやってんだよ、女神さまが」


 桜が俺に気づくと、巫女を吊ってたロープが切れ、そのまま頭から落ちる、ああ、首折れたな。


「やっぱ姉妹だな、呆気なさすぎるだろう」


「仕方ないじゃないですかー私一応神様ですよ?ただの人間が何をできますか?」


 確かに、でも普通の神様ってそこまで力ないような。


「そりゃ、元は魔族と言っても差し支えない存在ですからね」


 ほう――――いやしかし、それにしても、俺は女神から告白されるようなところが想像できない。


「想像できないからいいんじゃないですか、では言いますよ」


「私は、一目貴方を見た時からずっと好きでした、これからも姉共々よろしくお願いしますね」


 ほう、桜は一目惚れなのか、召喚されたあの時から?じゃあ真の勇者云々って単純に俺に惚れてたから言っただけとか?


「いいえ違いますよ、一目惚れしたから、貴方を召喚したんです」


 衝撃真実!――――ってこれ今日何回目だ。

 惚れたからって、異世界召喚されるとかこっちの都合とか関係なしかよ。


「だって自由になりたいって願ったでしょう?だからあのタイミングで呼んだんですよ」


 まあ確かに誰も知り合いが居ないところへってのはあの時考えてはいたな。


「なのに、呼んだ途端あの巫女が横槍を入れ、かっ攫っていった、まあですので今回のはその復讐ですね」


 復讐とか笑顔で言うもんじゃないんだがな。

 というかいつもセクハラしてくる上司のヅラを衆目の中で取ってバラしたスッキリしたっていうOLのような顔をするな。

 例えが訳わからんが、そんな顔してた。


「じゃあ、今日、三度目ですかね」


 情緒の欠片もないのに熱烈な、ディープキスをしてくる桜、この女神一枚上手だった。


 今この幸せを噛みしめるとか言って桜は舞踊っている、次行っていいですよだとさ。


 次は、赤ずきんのとこにしようか、つか、俺いつになったら魔王城行くんだ?

次回、紅白ずきんズですかね

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