23話 魔王参上!
幼女登場です。
紅白ずきんズはあくまで少女、それより見た目が小さいので幼女という設定です。
魔王城とは名ばかりのこの城は神聖なほど真っ白で綺麗なお城だった。
この城の主の魔王、ルナルナールは幼女だ、彼女は生まれてすぐに一度捨てられる。
これは彼女の親である先代魔王の魔力を受けると誰しも不老不死となるため、赤子のまま不老となるとそれ以上の成長ができなくなるのでそれを防ぐためである。
乳母とかに預けりゃいいんじゃね?
まあそんでこの魔王様は赤子であるにも関わらず、世界樹――――化物の楽園らしい、なんか馬鹿でかい蜘蛛とかいるって……
に捨てられ、なんと自力で魔王城まで戻ってきたらしい、自分を捨てた父親を殺すために。
魔王の血統の考えることはわからねぇ、捨てられたからってなんで生まれて間もない赤子が自分の親父に殺意を抱くのかね。
まあそんな彼女が魔王城にたどり着いたのはなんと百年後、まあ魔王の血統は百年じゃ幼児ぐらいまでしか成長しないとか。
そんで自力で帰ってきた我が子を嬉しそうに出迎えた父親は、娘が自分に殺意を抱いていると気づいてはいたが、これも宿命だとか言って、あっさり殺され、娘に自分の力と不老不死を捧げあの世に旅立ったらしい。
そんでそんな血まみれ幼女が魔王なんて出来る訳もなくだな、つっても二千年は魔王してたらしいが、今こうして、クーデターを起こされている。
家臣に、こんな幼女に支配されたくはないという理由でだ。
魔王と言っても不老不死の影響で、なんと中身はほとんどガキなのであるこいつは――――以下クーデターの様子。
「魔王様、いやルナルナールよ、貴様の悪政もこれまでだ!」
「キッガム、貴様、我に逆らうのかっ」
「ああ、そうだ、そして今日から俺様が魔王だ!これを見よ、貴様が苦手なピーマンを魔獣化させた我が手下をな!」
ピーマン苦手なのかよ……幼女だなマジで、まあわからなくもないが、俺はいつからだっけな、食えるようになったの、むしろ焼いて塩かけてそのままがぶり……今夜はピーマン祭りだな。
まあそんなこんながあって、俺は咄嗟に召喚の指輪(魔王)を使い、魔王を召喚してしまったわけだが。
「ピーマン……うう、ピーマンがぁ」
などと魘されている幼女が出てきた。
なんか召喚の際に制約設定ていうのが出てきたので、そこは要相談ということにしておいた。
「おい、起きろ、じゃないとピーマンをお前に肉に詰めるぞ」
そうだな、今夜はピーマンの肉詰めでいいんじゃね。
「ピーマン!なんて恐ろしいことを、さてはおまえっまおうだな!」
飛び上がって俺の指を突きつけてくる。
「いや、魔王はお前だろ、まあもう魔王じゃなくなったっぽいが」
この魔王は連れてこれたがあっちであのキッガムとかいうのが玉座に座った途端、召喚の指輪は壊れてしまった。
つか玉座座るだけでいいのかよ。
「我は、いやわたしはもう、まおうじゃ、ないのか……」
意気消沈した魔王、いやもう魔王じゃないのか。
「そうだな、じゃあお前は何者でもない状態だ、んで俺はお前を召喚した、召喚術師だ、で、これからお前を使役するわけだが、お前がもし良ければ、このまま俺の仲間にならないか?」
「しょうかん?なかま?」
何を言われているのかわからない感じだな、それとも言葉を知らんのか。
「まあアレだ、家族みたいなもんだ、そんで、どうだ?」
幼女の反応はというと。
「わかった、わたしはおまえのかぞくになる。」
妙に、素直だった、なんか意外だな。
「それはそうだ、わたしはまだしにたくない、それに、おまえは、このせかいに、このせかいをじぶんのものにしようとする、ものたちにけんかをうるんだろう?」
おいおい、こいつ俺の考え、どころじゃねぇ野心まで読むのか。
「これでもいぜんは、まおうだったんだからな、さて、けいやくだ、わたしのあらたな、なまえをくれ、そうすればわたしは、おまえのかぞくだ」
また名づけかよ、俺の貧相なネーミングセンスで良ければいくらでもつけてやるが。
「んじゃ、月子、で、契約なー」
幼女の頭に手を乗せ、契約魔法を使う。
月子、なんかルナなんたらって言ってたしルナってなんか月って意味合いだった気がするんだよなー、まあ花子並にまんまだな、
それにこいつの笑顔、口が三日月、目が満月みたいにまん丸にして笑うんだ、丁度いい。
契約が終わると。
「今日から私は月子だ、皆の者よろしく頼む!」
さっきまでのたどたどしい口調はなんだったのか、まあいいけど。
「それとマスターよ、私と契約したことで今日からマスターは不老不死になったからそのつもりで」
衝撃!真実!――――俺、不老不死になっちまったらしい。
なんか昨日だけでPV三万とかいうちょいとびっくりしました。
ユニークも2000人ですし、これからも頑張ろうと思います。
今日は暇があれば後二、三話書く予定です。




