14話 おれたちのたたかいはこれからだ!
ちょっとミスがあってどこかに脱字があるかもしれないので見つけたらご一報下さい。
ふ、ふふ、はははは!――――――――
いいだろう、戦争だこれはもう戦争しかありえねぇ!
檻の中で唐突に高笑いをする俺――――とそれを見て呆れるレクス。
「何を笑っているんですか?ショーゴさん、どうするんですか、これから?」
俺はここに来て、まず行ったのはレクスの懐柔だった、まあさっきまで客として接していたためか、奴隷落ちしてきた俺に驚きはしたものの、対応は早く――――
「はい、これで解放手続きは終了です」
奴隷契約書をとっとと燃やしてくれた、やっぱこいつ、いいやつじゃん。
「悪い、助かった」
「いえいえ、ショーゴさんはお得意様ですから」
今回も物々交換で支払いを済ませた。
さて、連中、どうやって料理してやろうか――――などと考えてたのだが。
「きゃあぁぁ!?」
「くっ……!」
「ふぇぇ!?」
「…………」
「やはりか……」
などという声が俺が先程まで入っていた檻の中からした、どうやら新しく落とされてきた奴がいるらしい。
……俺のギルドメンバー達だった。
「何やってんの?お前ら……」
紅白ずきんズは半泣き、花子は寝てて、白雪はしかめっ面、フィージュはやれやれと肩を竦めている。
まあ、全員すぐに解放したけどな、というか俺の契約の方が強かったらしく奴隷契約書は出現した瞬間に燃え出してたけど。
「で、何があったんだよ、マジで」
「まあ、お前さんの好きな簡潔に述べてやるとだな、我々を奴隷に落とし長年買い手が付かないように、仕向けていた連中が式典に全員居て、ここまで落とされた、要は謀られということじゃな」
――――式典など初めから存在しなかったと、そういうことらしい。
「マジかよ、じゃあこの街でギルドやれないじゃん」
俺も追い出された身ではあるし、こいつらも外を堂々と出ける身ではないようだ。
「すまん、正直ここまでだとは、思ってはいなかったのだ」
白雪が俺に頭を下げる。
「お前が謝んな、白雪、気にすんな、生きているからにそういうこともあるさ」
悔しいのか涙目の白雪の頭を撫でて落ち着かせる――――うわ、こいつホント背が高いな、俺も百八十センチはあるはずなのだが大して変わらないぞ。
「それでじゃ、主よ、これらどうするつもりじゃ?」
「どうもこうもなー、俺は地理とか全くわからねぇし、何よりこの世界って世界王の支配下なんだろう? どこに行けってんだよ」
そう、ぶっちゃけどこにも行き場がない。
「南に行って見てはどうですか?あちらは王の支配外ですし」
レクスからの思わぬ提案があった、つか支配外だと?
あの王様世界を統ているから世界王じゃないのか?
「南は魔族の本拠地じゃからの、あの王が魔族退治に躍起にっている理由はそれが全てじゃ」
なるほど、敵の敵は味方――――になってくれるだろうか?
「安心せい、我々五人はどちらかといえば、魔族よりの血じゃ、故にこの仕打ちなのだがな」
……そうだったのか、なら南に行くか、他に選択の余地もないしな。
さて、行き先は決まった。――――俺たちの戦いはこれからだ!




