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私立獣耳学園  作者: 御門屋運命
第03話「燃えろ、獣耳学園」
24/80

朝礼

 ~ 朝礼『燃えろ、獣耳学園』 ~


 秋。

 食欲の秋。

 運動の秋。

 読書の秋。

 様々な秋がある秋だ。

 ここまで来ると新入生の諸君も学校に慣れ、やや刺激が欲しい時期になってきているのではないだろうか。

 刺激、すなわちイベントと言う事になるのだが。

 秋というのはこのイベントが多彩であるものの、発生条件がなかなか複雑な時期である。

 いや、複雑というのは表現がややおかしいかもしれない。

 この場合はその人物の属性や能力の系統によってイベントが決まってしまうと言っておこう。

 すなわち、体育会系であるならば運動会、文科系であるなら文化祭と、大まかに二つに分類される。

 生徒として学校という組織に所属している以上、必ずどちらかに分類されると言っても過言ではない。

 通常であればこの二つの系統が交わる事は滅多に無く、互いに平行線を辿る事が大抵である。

 だが、極々稀にこの二つの系統が一本線となってずっと重なり続けている学校があるのも事実。

 そういう学校というのは決まって生徒達のテンションが高く、生徒達の殆どがお祭り好きというのがお約束なのだ。

 そう、それらの条件を全て兼ね備えた学校こそ、我等が獣耳学園なのだ。

 そして、獣耳学園がこのようなおいしい時期を安穏と過ごせるはずが無い。

 数々のイベントを前に、獣耳学園の生徒達は燃えに燃えていたのであった。


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