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結果

 「このままでは試合続行はできませんのでこの戦いはラジエル王子の」

 

 「勝手なことを言わないでください、戦いはこれからですよ」

 

 何勝手に終わらそうとしているんだ、戦いはこれからなんだよ。

 絶対に後悔させてやる。


 「パーフェクトヒール」


 これは治癒魔法の中でも最高峰とされている、絶対治癒の魔法。まさかここで回復魔法を使うとは思わなかったわ。

 

 「ほぅこれはすごいな、まさか回復の魔法まで使うとは。でも、状況に変わりはないぞ、このまま回復し続けてもいつかは魔力切れで倒れるぞ」


 「私をただの魔法使いと思わない方がいいですよ、それと今からここの観客皆さんにお知らせします。これから魔法を使いますが、ここの観客皆さんには何の危険もありませんので逃げないでくださいね」


 私が声を張り上げそう言うと、みんながざわざわしだした。


 「何だそんなにすごいことをするのか、楽しみだな」


 「あなた本当に後悔しますよ」

      

 

  「グラビティー」


  私の根性を見せてやるわ。

  

  私がそう言うとラジエルは余裕そうに立っていたが一応身構えた。

 そんなんじゃ足りないわよ。


 「何だ何も起きないじゃないか、ただの脅かしだったのか」


 「本当にそうですか、それじゃあ上を見てください」


 このスタジアムは天井はなく上には空だ広がっている。私にとっては好都合だった。


 「何だこれは」


 ラジエルが驚きのあまり口に出してしまっていた。まぁそれも無理はないだろう、なにせ隕石が降ってきているんだから。


 「どうですか驚きましたか、たぶんこのスタジアムとちょうど同じ大きさなのでもし止めれなければ潰れますよ」


 「でもここにいる人たちはどうするんだ、もしかして巻き込むつもりじゃないだろうな」

 

 「いえいえ、そんなことはしませんよ。ここにいるあなた以外の人にはすべて結界をはっています。もちろん私にもね。

 ここで死ぬのはあなただけですよ、まぁせいぜい頑張ってください。

 ここから応援してますね。」


 「本当にすごいなでもこれで倒せたと思うなよ」


 そう言うとラジアルは持っていた剣を上に掲げた。その間にも隕石はすごい勢いで落ちてきている、いったい何をしているんだろう。


 「ブラックホール」


 ラジエルがそう言った瞬間、剣の先からスタジアムを覆うほどの大きな渦ができた。

 落ちてきた隕石はその渦にのみこまれて消えていった。


 「すごいですね、今のが防がれてしまうなんて思いませんでしたよ。でも辛そうですねすごい汗ですよ」


 「そうだね、今のはさすがに危なかった。でもこれでお前の技は分かったぞ」


 「そうですか、ではもう一度やってみましょう。次はそう簡単にいきませんよ」


 「グラビティー」


 私が唱えようとしたときそれを止めようと攻撃してきたが、私にはいま防御の魔法がはってあるので、傷一つ付けることができなかった。


 「あなたの攻撃では私の魔法は破れませんよ、おとなしく攻撃されていてください」


 空を見上げると次は真っ赤な赤い液体が降ってきている。


 「お前あれは何だ、何をしたんだ」


 「見てわかるようにあれはマグマですよ。太陽の一部に重力をかけて降らせています。次はあなたがブラックホールを使っても吸い込める量ではありませんよ」


 「ブラックホール」


 ラジエルは再びその魔法を使った。さてどこまで耐えきれるかな

 

 私の想像以上にラジアルは頑張っていたが、ブラックホールはさっきより小さくなっている。そしてついにブラックホールが消えてしまった、それとともにマグマが降り注いだ、

 このままではラジエルが溶けてしまうがそこまで私は鬼ではない、私は手を上向きして魔法を唱えた。


 「ぐらびてぃー」

 

 私が魔法を唱えるとマグマは空を上ってそのまま消えていった。マグマには太陽に帰ってもらいました。


 「勝負ありましたねラジエル王子」


 「そうだな俺の完敗だ」


 「この勝負挑戦者の勝利」

 この戦いは国王の宣言とともに幕を閉じた。その瞬間観客たちの声がいっせいに響いた。


 「これからお世話になりますラジエル王子」


 「そうだな、お前がいたら俺は絶対に死ぬことはないな」

 

 私たちが手を取り合った瞬間、遠くから何かが飛んでくる気配があった、矢だ。それはラジエルめがけて飛んできている。ラジエルはさっきの戦いで集中力を使い切ってしまったのか、全く気付いていない。

 魔法使おうとしたがその前にラジエルにあたるだろう。しかたない


 「ラジエル王子どいてください、、、、、うっ」


 その矢は私のお腹に直撃した。だが私がそれだけで済ますことなく、しっかりと矢を飛ばした犯人を見ていた。男だ。 私は矢が刺さったままその犯人に魔法と使った。


 「グラビティールーム」


 私の重力魔法はどの方向にでも使うことができる。男は横に重力がかけられスタジアムの上空に来たと思ったら勢いよく地面にたたきつけられた。


 「お前大丈夫か、矢が刺さっているぞ」


 「心配ありません、いま治しますから、、、ってあれ?力が」


 私はその場で倒れてしまった、くそっ毒を塗っていたのか。


 「おいどうしたお前、急いで医療班を呼んで来い」


 そう言ったラジエルのかすかな声が聞こえて私は意識を失った。



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