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Sランク宮廷魔術師、理不尽な理由でクビになったので田舎でスローライフ(農家)始めました  作者: 仁科異邦


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102/201

閑話 エーデル村 禁断のぶっちゃけ一問一答インタビュー

これは本編に関係のないお話です。

ご了承下さい。


祝・連載100話突破!ということで、今回は本編をお休みして、エーデル村の特設会場(グラントの酒場)から、賑やかなインタビューの様子をお届けします。


リナ:「みんな、集まってくれてありがとー! ついにこのお話も100回目なんだって! というわけで今日は、読者のみんなから届いた(ような気がする)質問に、みんなで答えてもらうよ!」


ガイウス:「100回ですか。光栄ですが、ちょうど追肥の時期なので手短にお願いしますね」


ヴェルダ:「わらわはプリンが出てくるなら、いくらでも付き合ってやるぞ」


カイン:「チッ、忙しい時に呼び出しやがって。……で、何を聞きたいんだ?」



Q1:ガイウスに質問!「ぶっちゃけ、王宮魔術師より農家の方が大変じゃない?」

ガイウス:「そうですね……。魔術師団にいた頃は、せいぜい上司の理不尽や王族の我儘を捌くだけで済みました。ですが、農家は『天候』という人類最強の理不尽を相手にしなければなりません。ただ、土は裏切りませんから。……あ、あと、最近は魔族の皇太子が畑で暴れるのを止める方が、宮廷儀礼よりよっぽど神経を使います」


カイン:「あぁん!? 誰が暴れてるってんだ! 俺はただ、麦の成長を早めるために地脈を少し叩いただけだろ!」


リナ:「それを世間では『地震』って言うんだよ、カイン。次やったらお昼抜きね!」


カイン:「はい、姐さん、すいません!」



Q2:ヴェルダに質問!「ガイウスの第一印象と今の印象は?」

ヴェルダ:「最初は『生意気な人間め、わらわの魔力の一部にするか、それとも一口で食ってやろうか』と思っておった。だが今は……『わらわの便利なお財布』だな! ちなみに、最近作った『マドレーヌ弾』は、硬すぎて二度と食べたくないぞ」


ガイウス:「……あれは構造計算のミスです。次はちゃんと『遊び』を持たせますから」


Q3:カインに質問!「実は、農業を楽しんでるでしょ?」

カイン:「……はぁ!? ふ、ふざけるな! 俺は魔族の再興のために、仕方なく効率的な食料生産を追求しているだけだ! 毎日朝露に濡れる小麦を見て『今日もいいツヤだ』なんて思ってねえし、夜中にこっそり雑草を抜いたりもしてねえぞ!」


ベルグ(後ろから):「カイン様、昨夜は麦に『大きくなれよ』って話しかけておられましたな」

カイン:「ベルグ! 貴様、あとで開拓地の岩を全部素手で砕け!!」


Q4:エリアに質問!「ぶっちゃけ、この村の地図、まだ読めないの?」

エリア:「……失礼ですね。私だって、北と南くらいは分かります。ただ、この村は地脈が豊かすぎて、磁気が狂っているんですのよ。ええ、決して私が右と左を間違えているわけではなく、世界の方が私を迷わせているんです」


リナ:「エリア、昨日も宿屋のトイレに行こうとして、村長の家の倉庫に辿り着いてたもんね……」


エリア:「リナちゃんそれは秘密で‥」



Q5:エリック王子に質問!「堆肥運び、辞めたいと思ったことは?」

エリック(泥だらけで登場):「……1秒に3回は思っている。だが、あの悪臭の先にある『冷えた麦茶』と、ガイウス殿の『よくやった』という一言……。それに、カイン殿との謎の連帯感……。不思議だ、王宮にいた時よりも、今の方が自分が『生きている』実感がするんだ。


……あ、今、鼻が曲がるような匂いがしたな。誰か堆肥、こぼしたか?」


ファレス:「(エリック殿下、それは殿下ご自身の服の匂いですぞ...)」


Q6:最後にガイウスへ!「今後の目標は?」

ガイウス:「そうですね。まずは夏の収穫を無事に終えること。それから、エリック殿下が立派に自立して、王都へ戻れるように鍛えることでしょうか。……あとは、魔法を使わなくても美味しいプリンが作れるようになること。これが一番の難題かもしれません」


リナ:「あはは! ガイウスのプリン修行は、まだまだ先が長そうだね! じゃあ100回記念のインタビューはここまで! みんな、これからもエーデル村をよろしくねー!」


【裏話】

* ガイウスの主食: 実はジャガイモ。揚げてもよし、焼いてもよし、蒸してもよしと調理のバリエーションが多いから。


* カインの秘密: 実は自分のクワに『絶影ぜつえい』という中二病全開の名前をつけている。


* リナの悩み: ガイウスがたまに難しい魔法の理論でお菓子の説明するのが、ちょっとだけ面倒くさい。


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。


皆様の応援のおかげで、本作は無事100話まで書き続けることができました。

日々の評価が、大きな励みになっております。


本作の物語は作者のネタが尽きない限りまだまだ続いていきます。

もし少しでも楽しんでいただけたなら、評価やブックマークをいただけると嬉しいです。

よろしくお願いします。m(_ _)m

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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