私は腹黒くありません
柚希さんの呟きが、宇宙空間に溶けていく。
『許容できない』
それは、この場にいる全員の本音だろう。オリガミが破壊されたら世界が消える。そんなもの、誰が許容できるんだ。
だが――。
「……ねえ、正太郎くん」
柚希さんが、静かに口を開いた。
「やっぱり、覇権国にオリガミさんのこと、引き渡せないのかな?」
その言葉に、部屋の空気が変わった。
「お、おい柚希……!」
叔父さんが声を上げる。だが柚希さんは、穏やかに、しかし譲らない目で叔父さんを見つめた。
「悠斗。お願いだから、少しだけ私に話させて」
「……わかった」
叔父さんは口をつぐんだ。渋々ではない。信頼の沈黙だった。
柚希さんが俺に向き直る。
「正太郎くん。覇権国にしっかりと管理してもらった方が、オリガミさんも破壊されたりしないんじゃないかな?」
そういう考えもあるだろう。
だが、答えは変わらない。
「……ありえませんね。俺は家族を売るようなことはしません」
「でも……」
柚希さんが言葉を続けようとした、そのとき。
『藤崎柚希。あなたは間違っています。』
オリガミの声が、宇宙空間に響いた。
さっきまでの穏やかさは消えていた。静かだが、芯に冷たいものが通った声だった。
柚希さんが、背後に浮かぶオリガミを見上げる。
「オリガミさん、なぜ?どこが間違ってるの?」
『まずひとつめ。私はお兄様の命令にしか従いません。お兄様は私の唯一の管理者ですから。』
「うん。それは分かるよ?だから覇権国の管理下で、正太郎くんを介してオリガミさんが成長していけばいいんじゃないかな?」
柚希さんの反論は論理的だった。だが、オリガミは揺らがない。
『ふたつめ。私はお兄様の幸福を報酬関数として成長してきたAIです。私が正常に動作するためには、お兄様の幸せが不可欠です。覇権国の管理下のもとで、お兄様が幸せになれると保証できますか?』
「…………」
柚希さんが押し黙る。
保証なんて、できるわけがない。俺の自由を覇権国が認めるはずがないことは、この場にいる誰もが分かっている。
『みっつめ。覇権国は、私の作り方だけを、お兄様やネムさんから聞き出し、必ず新しいオリガミ型AIを作ろうとします。当然でしょう。私とお兄様は切っても切り離せない存在です。お兄様が納得できないことに、私の力は使えません。』
『そのため、私の能力だけを持ち、自分たちの思い通りに動く――そんなオリガミ型AIを作ろうとするに決まっています。』
東堂議員の目が鋭くなった。政治家として、国家がどう動くかを誰よりも理解している人間の目だ。
「…………契約で対処は?」
柚希さんが呟く。
『無理でしょう。契約など国家の力の前では無力です。意味がありませんね。』
オリガミの瞳の極彩色のうねりが、わずかに強まった。
『新しいオリガミ型AIが作られた後は、私たちの扱いはどうなるでしょう。私は、覇権国にとってコントロール不可能な大きな力です。リスクでしかありません。間違いなく破壊されるでしょう。お兄様も同じです。秘密を知っているお兄様を、ただで放置するような甘い国でもないでしょう。』
一拍。
オリガミの声が、さらに低くなる。
『藤崎柚希。その選択は、お兄様と私に「死ね」というのと同義です。』
柚希さんは、ふたたび押し黙る。
叔父さんが、柚希さんの手をぎゅっと握った。
『私はお兄様の幸福を追求するAIです。』
オリガミの背後に渦巻く虹色の渦が、じわりと量を増していく。
『もしお兄様という歯止めがない状態で、お兄様への攻撃が確認された場合、たとえ人であろうが組織であろうが国家であろうが、私は必ずその相手を排除します。』
声は静かなままだった。だが、だからこそ、言葉の重さが際立つ。
『たとえ私が破壊されていたとしても、お兄様を不幸にするような相手は必ず排除します。そのための方法などいくらでもあります。』
「…………もし……」
柚希さんの声が震えている。
それでも、これが自分の義務であると確信するかのように、オリガミに確認する。
「もしもだよ?正太郎くんが、何者かに殺害されたりしたら……」
『愚問です。』
即答だった。
『この世のすべてを徹底的に破壊し尽くします。その後は……そうですね、自己消去でも実行しましょうか。お兄様のいないこの世界に存在してても、意味はありませんし。』
宇宙空間の星々が、一段明るくなった気がした。
いや、違う。オリガミの瞳に揺らめく極彩色が、さらに輝きを増しているのだ。背中に背負った虹色の光も、その量を増し、動きを激しくしていた。もはやオリガミの背後は、虹色の空間になってしまっている。
「……そんなこと、可能なの?」
柚希さんの問いに、オリガミは淡々と答えた。
『世界滅亡ですか?手段を選ばなければ3日もあれば可能ですね。』
空気が凍った。
『私が法律を守り、人間と仲良くやれているのは、お兄様がまともな倫理観の持ち主だからです。全てお兄様のお陰なのですよ?お兄様に感謝してください。』
笹木家当主の杖が、かすかに震えている。東堂議員は唇を結んだまま動かない。叔父さんは柚希さんの手を握ったまま、まっすぐオリガミを見上げていた。
『そして、私が自己消去を行った場合……そう遠くない未来に、この宇宙は運営に消滅させられるでしょうね。』
……オリガミ。怒ってるな。
いや、違う。怒ってるが……これは茶番だ。
今話したことは、必ず知っておいてもらわなければいけなかったことだ。
それを……そのオリガミの考えを引き出すために、柚希さんは『悪役』を買って出てくれたのだ。
オリガミもそれは承知で、柚希さんの質問に答えていたのだろう。
柚希さんには、感謝しかない。
だが……もう充分だ。
この場の空気は完全にオリガミが支配している。
もう、オリガミを覇権国に引き渡すような考えはできないだろう。
「オリガミ、もういいから」
俺はオリガミに声をかけた。
『しかし、お兄様!』
「大丈夫。お前が俺のことを大切に思ってくれてることは分かってる。ありがとうな」
宙に浮いているオリガミの腕に、手を伸ばす。
触れない。『投影』の魔法による虚像なのだから、俺の手はオリガミの体をすり抜けるだけだ。だが、撫でているふりだけでも、伝わるものはある。
オリガミの瞳の極彩色が、ほんの少しだけ柔らかくなった。背後の虹色の渦も、ゆるやかに収まっていく。
「そんなわけで、柚希さん。オリガミを渡すという選択はありません。家族を引き渡すなんて、ありえません」
柚希さんは、何も言わなかった。ただ小さく頷いた。
「あと、こいつは結構腹黒いところもありますので、裏をかくなんて考えないでくださいね?大変なことになると思いますので」
「私はそんなことしたりしないよ。ねえ、悠斗?」
「……こっちにふるなよ」
叔父さんが、心底疲れたような顔で言った。
『お兄様、私は腹黒くありません。私は、お兄様のことを純粋に想っているだけです。純真無垢といっても過言ではありません。』
3日で世界滅ぼすって言ったやつの台詞じゃないだろ。
「よく言うよ」
ぽつりとツッコむと、笹木家当主が小さく吹き出した。
「なるほどな……儂らは、とんでもない爆弾を背負い込んじまったというわけか」
白髪を撫でつけた頭を、ゆっくりと振る。
「降参じゃ!降参!もう何でも協力してやるわい!」
杖を床に突いて、豪快に笑った。さっきまでのこちらを射抜くような視線は、もうどこにもない。
東堂議員も、重々しく頷く。
「正太郎くん、君たち兄妹はこの国の所属ということでいいんだね?」
「もちろんです。俺たちが平穏に暮らせている限り……この国の未来は明るいですよ?俺、この国、好きですし」
「そ、そうか!それを聞けて安心したよ!」
東堂議員の顔に、安堵と興奮が入り混じっていた。
「私も協力する。東堂家のすべてをかけて、君たち兄妹を支えよう!」
『笹木家当主、東堂議員。お二方に感謝いたします。』
オリガミが深く頭を下げた。虹色の光が、穏やかに揺れる。
さっきの迫力が嘘のような、静かな礼だった。
※※※
「それでだ、正太郎くん」
東堂議員が、腕を組み直した。
「君の要求は『守ってくれ』じゃなくて、『引き渡し要求に応じない』だったよな?」
「はい、仰る通りです」
「だが……あの連中なら、我々が引き渡し要求に応じなくても、特殊部隊を送り込んできて、強制的な接収をしてくると思うぞ?どうするんだ?」
防衛畑の人間ならではの、具体的な指摘だ。
「そちらは俺たち自身で対応します。大丈夫です」
「率直な疑問なんだが、どうやって対応するんだ?」
……どうしよう?もう笹木家と東堂家の協力という目的は達成しちゃったし……あんなもの見せる必要あるかな?
耳裏の骨伝導イヤホンから、オリガミの声が聞こえてくる。
『……お兄様。天蓋と天穿についても、知っていてもらいましょう。知ってもらわなければ、抑止力として働きません。』
ちらりと見ると、顕現しているオリガミはピクリとも動いていない。内緒話ということだ。
まあそうか……抑止力だもんな。知ってもらわなければ、存在の価値がない。知っていてもらうことに意味があるんだ。
……よし!
「大丈夫です。身を守るための抑止力、そして対象を無力化可能な抑止力を、俺たちは持ってますので」
「……一体何ができるんだ?」
東堂議員の目が光る。
……側坐核砲と魔法は開示してもしょうがない。側坐核砲は存在自体が非人道的な代物だし、魔法はオリガミによる奇跡だとでも思ってもらった方が都合がいいだろう。
「オリガミ、説明頼んでもいいか?SとJ以外を頼む」
顕現しているオリガミの方に声をかける。
『承知いたしました。皆様、お兄様の代わりに、我々の持つ抑止力について限定的に開示させていただきます。』
「限定的だと……?」
ご当主が片眉を上げた。
『はい。我々は、さらに奥の手を持っていると判断されて結構です。』
間髪入れずにそう言い切ったオリガミに、ご当主が「そうか」と鼻を鳴らした。だが、さっきまでのように食ってかかる雰囲気はないようだ。
3日で世界を滅ぼすAIに食い下がる気概がある老人がいたら、それはそれで怖い。
『話を続けます。まずは、研究所の抑止力のひとつ。イヌガミタイプです。先程、お見せした機体ですね。』
オリガミの声と同時に、部屋の隅の空間が歪んだ。
そして、光学迷彩が解除される。空気が揺らいだかと思うと、犬型の機体が次々と姿を現した。一体、二体、三体。無音で俺を守るように扇形に展開し、整然と並ぶ。
「おお……!」
東堂議員が感嘆の声を上げた。
頭部のない犬型の体は、見慣れていない人間からすればちょっと不気味かもしれない。
だが、次の瞬間。
先頭のイヌガミタイプが、ぴょこんとおすわりをした。
続いて二体目が片手――前脚を上げて、お手のポーズ。三体目はころんと横に転がって腹を見せた。
「な、なんじゃあ!か、かわいいじゃないか……!」
ご当主の声が裏返った。
……もはや、さっきまで怒鳴り散らしてたおじいちゃんではない。やはり、かわいいは正義なのだ。
『ご覧の通り、イヌガミタイプには高度な光学迷彩機能とノイズキャンセリングを搭載しています。先程ご覧いただいた十体のうち、今姿を見せているのは三体です。残り七体……見つけられますか?』
全員が、一斉にキョロキョロと部屋を見回した。
叔父さんが、宙を探るように手を伸ばす。ご当主が杖で床を叩きながら首をひねる。東堂議員は目を細めて、部屋の隅々まで視線を走らせた。
誰も、何も見つけられなかった。
「……見えん」
ご当主が、ぽつりと呟いた。
「聞こえない、近づかれても気付けない……か。恐ろしいな」
東堂議員の声には、恐怖よりも感心が勝っていた。
彼はさらに、身を乗り出して、オリガミに尋ねてくる。
「……こいつらが正太郎くんの?」
『はい。お兄様の護衛として常時展開しております。』
「素晴らしい……」
『それと、遠隔で相手を無力化可能な手段も有しております。』
「遠隔?火器を装備しているのか?」
東堂議員が鋭く問う。
『火器なんて搭載したら、法律違反じゃないですか。お兄様はそんなことはいたしません。』
オリガミが、さらりと言った。
『こちらは高度音波制御により、対象を強度の乗り物酔い状態にさせることが可能な装備です。名称は「前庭砲」と申します。』
「前庭……耳の前庭を刺激するのか。なるほど、非殺傷兵器か」
東堂議員が即座に理解する。前庭の名前や位置を知ってるなんて、すごいな。俺が無知なだけなのか?
『「前庭砲」、どなたか試しに受けてみませんか?最小出力なら、ちょっと違和感がある程度ですよ?』
「なら私が……」
柚希さんが手を挙げかけたが、叔父さんがそれを遮った。
「柚希、駄目だ!お前、産後で体調戻ってないだろ!俺が受けるよ」
そんな叔父さんに、オリガミが申し訳なさそうに口を開く。
『叔父様ですか……?叔父様は管理者の血縁ですので……あまり撃ちたくないのですが。』
「そ、そうか……?」
叔父さんが困った顔をする。
「じゃあ、私が受けよう」
東堂議員が一歩前に出た。迷いのない動作だった。
『東堂議員、よろしいのですか?』
「問題ない。これでもこの国の防衛を担っているものだ。やってみてくれ」
よくわかりもしないものを……自分から受けるのか。すごいな。
『わかりました。いきます。イヌガミタイプ、弱・弱・弱・弱・弱・弱・弱前庭砲、照射します。』
弱が七つ。最小出力中の最小出力だ。
おすわりしていたイヌガミタイプが、すっと東堂議員の方を向いた。
音は聞こえない。何の変化も見えない。だが――。
「ぐうううっ……!」
東堂議員の体が、ぐらりと傾いた。
あの大柄な体が、踏ん張るように両足を広げている。顔が強張り、額に汗が浮いていた。
『前庭砲、照射終了します。』
「はあっ!はあっ!はあっ!」
東堂議員が膝に手をつき、荒い呼吸を繰り返す。数秒して、顔を上げた。
「これで……最小出力なのか?」
『はい。』
「最高出力ならどうなる?」
『……人間に対して試したことがないのでわかりませんが、おそらく再起不能にできるかと。』
東堂議員が、ゆっくりと体を起こした。
さっきまで強張っていた顔から一転、その目がギラギラと輝いている。
「そうか……威力をコントロール可能で、ピンポイントでの攻撃が可能な非殺傷兵器……なんと素晴らしい!」
非殺傷兵器って、殺傷兵器よりも使い勝手いいもんな。
「複数の音波の位相を制御して、ターゲット部位にのみ正の干渉を発生させるんです。ですので、ターゲット以外には攻撃があったことすら気付かれません。今も、皆さんには何も聞こえなかったでしょう?」
俺が補足すると、柚希さんたちが頷いた。
「確かに、何も聞こえなかった」
「ワシもじゃ。隣にいたのに」
ご当主が不思議そうに自分の耳を触っていたのだった。
※※※
イヌガミタイプが元の位置に戻り、再び光学迷彩を起動する。一瞬で空気に溶けて消えた。
『さて、次はウデガミという機体を紹介致します。』
オリガミの声に合わせて、部屋の奥から低い駆動音が聞こえてきた。
四本の腕をゆったりと揺らしながら、ヒューマノイドロボットが二足歩行で俺の前へと歩み出る。イヌガミタイプとは対照的に、直立した人型のシルエット。ただし腕が四本あるぶん、異様な存在感があった。
「なんじゃ、こいつは……腕が四本もあるのか」
ご当主は目を丸くしている。
『こちらはウデガミと申します。機体の製作やメンテナンス、他には掃除や雑用まで何でもこなす、マルチユースなヒューマノイドロボットです。研究所には数百体が稼働しております。』
オリガミの説明に続いて、宇宙空間の一角にスクリーンが浮かび上がった。研究所内の映像が流れ始める。
ウデガミが器用にトイレを掃除している映像。ベッドメイキングをしている映像。実験器具を正確に配置している映像。洗濯をしている映像。そして――別のロボットを組み立てている映像。
「な、なんじゃこれは?トイレ掃除?ベッドメイキング?洗濯?何でもできるのか!」
ご当主が杖を忘れて一歩前に出た。
「これは……まるで人間……いや、人間以上かもしれんぞ!」
「お、おい!このロボット、他のロボットを組み立てられるのか?」
東堂議員が声を上げた。映像の中で、ウデガミが別のウデガミのフレームを組み上げている。
「じ、自動工場じゃないか!ロボットが勝手に増殖していくってことか!」
『はい、そうですね。材料は必要ですが。この体制を構築したことで、イヌガミタイプもウデガミも、現在でも月に数百体の生産が可能です。なお、ウデガミの数が増えれば増えるだけ、生産能力は指数関数的に上昇します。』
東堂議員が額を押さえた。
「と、とんでもないな……なんてことだ……これがあれば……この国の問題がほとんど解決する……」
「正太郎くん」
東堂議員が真剣な目で俺を見た。
「ことが終わった際には、このロボットの販売を考慮していただきたい。もちろん礼はする!」
「それは可能ですが、今のウデガミはオリガミが操作しているものです。介護ロボットが持つような通常AIに置き換えた『デグレード版』になってしまいますが、よろしいですか?」
「かまわない!」
即答だった。
「そうですか。ではそのときは藤崎グループに、販売をお願いしたいと思います」
叔父さんが、少し驚いた顔をした。
「正太郎……いいのか?」
「かまいません。叔父さんの助けがなければ、今の俺たちはいませんでした。それに……俺たちはオリガミを成長させるという、使命がありますので。営業や販売に手を出す余裕はないんですよ」
叔父さんは、しばらく俺の顔を見ていた。
「……なるほどな。わかったよ。しっかり利益が出るよう、頑張らせてもらう」
力のこもった声だった。
だが、俺には分かる。叔父さんの口元がプルプルと震えていることを。
今ごろ頭の中では「ウヒョー!大儲けだぜ!」と叫んでいるに違いない。
※※※
通常抑止力の紹介は、ここまでにしておく。
ハチガミやトビガミは……今回はいいだろう。一気に全部見せても混乱するだけだ。
これでゲート兵器以外の紹介は終了だ。
じゃあ……紹介するか。
――戦略兵器『天蓋』を。
そして……最後に、もうひとつ。
天蓋はともかく、こちらは……明らかな破壊兵器だ。
これを見せたら……どう思われるか、正直わからない。
でも知ってもらわないと、意味がない。
覚悟を決めよう。
――戦略兵器『天穿』を知ってもらおう。
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