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第19話 小石川・関口製造所 - アメリカン・システム(上)

夜、執筆していたら変な電波を受信して短編を一つ書いてしまいました。

「異聞:石炭酸の海」

https://ncode.syosetu.com/n0130me/


時系列的には本話の4つか.5つ先くらいのお話の「異聞」です。

宜しければ、お読みください。

慶応四年(一八六八年)三月五日。


 江戸の北西、小石川の関口台地に位置する、幕府の兵器廠の一つ関口製造所は、まだ浅い春の冷気の中にありながら、およそ山の手の閑静な空気とは無縁の、異様な熱気と駆動音に包まれていた。


 神田川から引き込まれた豊かな水流が巨大な水車を回し、石炭を喰らうボイラーが吐き出す黒煙が、蕾を膨らませた桜の枝を無情にも煤けさせている。だが、広大な工場建屋の中に漂っているのは、日常の生産活動が放つ活気ではなく、一つの巨大な生命体が脱皮の準備を始めたときのような、生々しく、そしてどこか厳粛な予感であった。


 江戸城周辺が新政府軍の接近による不穏な空気に包まれる中、すでに戦場になるであろう白河や會津、そして長岡へ向け、在庫の全て三万丁のスナイドル銃と弾薬の極秘輸送を終えていた。残されているのは武器そのものではなく、武器を無限に生み出し続ける工作機械群である。


 今、東国を支えた軍事力の根幹を丸ごと南半球へ移植するという、前代未聞の大脱出の第一段階が静かに幕を開けようとしていた。




「親方。あっしはここに入って日が浅いんで、まだ現場の理屈がよく分からねえんですが……」


 油とクルミ材の削りカスの匂いが染み付いた工場の一角で、見習い小僧の亀吉かめきちが不思議そうに首を傾げた。彼は手先が器用で飲み込みの早い優秀な若者であったが、この巨大な製造所のシステム全体を理解するには、まだいささか経験が不足していた。


 彼の視線の先には、製造所の主任職人である伝蔵でんぞうが、真新しい木箱の中に最高級の真綿を厚く敷き詰め、その上に銀色に鈍く光る小さな金属の円柱やリングを、まるで割れ物を扱うように慎重に並べている姿があった。

 伝蔵は元々、神田で名の知れた鉄砲鍛冶であった。かつてはヤスリ一本を頼りに、自らの指先の感覚と何週間もの時間を費やして、一丁の銃を「工芸品」として削り出していた男である。



 その伝蔵は、油にまみれた手で金属片を一つ拾い上げると、亀吉に向けて真剣な眼差しで語りかけた。


「亀吉。これがメリケン(アメリカン)・システムの魂、絶対基準器マスターゲージだ。こいつを失くしたら、あそこにある蒸気駆動の怪物どもは、ただの重たい鉄屑になっちまうんだよ」


 アメリカン・システム、すなわち互換性部品製造の根幹は、巨大な工作機械そのものではなく、部品の寸法をミクロン単位で検査・統制するこのゲージにこそ宿っている。

 伝蔵が手にした金属のリングは「限界ゲージ」と呼ばれる代物だった。機械が削り出した引き金や撃鉄の部品が、このリングをスッと通り抜ければ合格、引っ掛かれば不合格という、極めて単純だが絶対的な基準器である。


「昔の鉄砲鍛冶はな、部品が合わなきゃヤスリで削って、現物合わせをしてた。だが、このゲージが支配する工場じゃあ、ヤスリ掛けは御法度だ。千挺、万挺という銃のすべての部品が、全く同じ寸法で削り出される。戦場で壊れた銃から部品を外し、別の銃にはめ込めば、そのままピタリと動くんだ」


伝蔵は、金属の冷たさを確かめるようにゲージを強く握りしめた。

 それは、熟練した職人の天才的な勘を不要にし、誰が組み立てても同じ性能を発揮する工業製品を生み出す魔法である。武士が持つ「一点物の名刀」という精神性を根本から破壊し、殺傷能力を規格化する残酷なまでの平等の力の源泉。


「いいか亀吉。俺たちが造るのは一振りの名刀じゃねえ。誰が撃っても必ず弾が出る万挺の鉄砲だ。このちっぽけな基準器こそが、大砲よりも重てえ、俺たちの造る絶対的な正解なんだよ」


 数万個に及ぶマスターゲージと、部品を正しい位置に固定するための治具ジグ、そして詳細な設計図面が、宝石のように真綿に包まれ、最優先で木箱へと封印されていく。

 仮に、重くて運びきれなかった工作機械を新政府軍に奪われたとしても、この”基準”さえ持ち去ってしまえば、彼らには規格化された互換性部品を永遠に作ることはできない。物理的な質量以上に価値のある、製造の(コア)の抽出作業であった。



「よし、ゲージの抽出は順調のようだな。手の空いている者は底荷バラストの積み込みに移ろう」

背後から、穏やかだがよく通る声がした。


 製造所責任者である下曾根金三郎しもそねきんざぶろうである。彼は決して声を荒げることはないが、その内に秘めた芯の強さと、一万人の工員と家族を抱えるこの巨大なエコシステムを束ね上げる卓越したマネジメント能力により、職人たちから深い信頼を集めていた。


 下曾根がステッキで指し示した先には、工場の奥の倉庫にうず高く積み上げられた、鋼材のバーがあった。遥々プロイセンから南山経由で輸入されたクルップ鋼五十トンと、スウェーデン鋼三十トンの在庫である。


「この鋼材を、神田川に待機させてある高瀬舟に乗せてくれ。品川沖に停泊する貨物船へ運び、船底の最下層へ敷き詰めるのだ」


亀吉が目を丸くして尋ねる。

「下曾根様、なんで重たい鉄の棒なんざ、一番先に船に乗せるんですかい?」


「亀吉、それは単なる原材料ではないのだよ。船の重心を下げるための底荷バラスト』としての役目を持たせるのだ」

下曾根は、亀吉の知的好奇心を歓迎するように、優しく微笑んで説明を続けた。


「これから我々が運び出す工作機械群は、どれも一トンを超える上に背が高く、重心が極めて不安定だ。そのまま船に積めば、外洋の荒波でバランスを崩してしまう。安定して海を渡るためには、船底に極端に重い質量を敷き詰め、起き上がり小法師のように重心を下げる必要があるのだよ」


 通常、船のバラストには価値のない石や砂が用いられる。しかし、小栗忠順と下曾根が描いた大脱出の算段では、その無駄な空間すらも、未来への投資として活用する計画であった。


「今のスナイデル銃の腔圧こうあつならば、横須賀の製鉄所で打った国産の鋼材でも十二分に耐えられる。だがな、このプロイセンから届いたクルップ鋼とスウェーデン鋼の見本はな、南山でさらに強力な次世代の銃を開発するための、極めて貴重な部材になるのだ。だからこそ、船を安定させるための重りとして、この未来の材料を真っ先に敷き詰めるのさ」


 伝蔵たち職人は、下曾根の説明に深く頷き、重い鋼鉄のバーを次々と荷車に乗せ、神田川の岸辺へと運び出し始めた。

 兵器製造の核であるマスターゲージと、兵器の骨肉となる貴重な鋼材のサンプル。


 最も軽く、そして最も重いこの二つの要素から、関口製造所の外科手術的な摘出作業は、静かに、しかし後戻りのできない確固たる歩みをもって開始されたのである。





慶応四年(一八六八年)三月二十四日。


 江戸の空は、本格的な春の訪れを告げるかのように柔らかな霞がかり、小石川関口台地の裾野を流れる神田川の岸辺では、満開の桜が薄紅色の花びらをこぼし始めていた。平時であれば、町人や武士たちが春のうららかな陽気と酒を楽しむ、長閑のどかな花見の季節である。


しかし、今年の小石川の関口製造所に、桜を愛でる余裕を持つ者は一人としていなかった。

 同じ頃、遥か南の相模湾に面した横須賀製鉄所では、すでに二月下旬からフランス人技師たちの指導の下、大地を揺るがす巨大なスチームハンマー群が、小型ハンマーから順にアンカーボルトを抜かれ、次々と分解・搬出され始めるという撤収作戦が展開されていた。


 官軍(新政府軍)が江戸城へ進駐を開始するのは、来たる四月十一日と目されている。だが、彼らがその足で直ちに広大な江戸市中のすべてを掌握できるわけではない。勝や小栗の緻密な情報網と下曾根の予測によれば、横須賀の造船所やここ関口が占拠されるのは、そこから凡そ二週間後の四月二十五日前後頃になると踏んでいた。


 まだ一箇月強の猶予があるとはいえ、ここ関口の工廠だけでも二千五百人の工員とその家族、そして数百トンの機材を移動させるには、一分一秒の遅れも許されない綱渡りの状況であった。東国を支えた産業の骨格たる横須賀と、軍事の牙たる小石川。二つの巨大な組織が、連動する歯車のように、一糸乱れぬ完璧な撤収作戦を同時進行させているのである。



 関口製造所の広大な第一製造棟では、すでに前線への完成品出荷を終えた機関部・小物部品ラインの解体作業が、狂気的なペースで進められていた。


「よし! リンカーン・ミラーの台座ボルト、全部抜けましたぜ!」

煤と機械油で顔を真っ黒にした若手職人が、伝蔵に向かって大声を上げた。


 彼らが取り囲んでいるのは、複雑な金属部品を精密に削り出す小型フライス盤、リンカーン・ミラーであった。米国から輸入されたこの生産型フライス盤は、関口の工場内だけでも百五十台が整然と並び、天井のラインシャフトから伸びる革ベルトを動力源として、ベルトコンベアのような流れ作業で部品を次工程へと送り出していた。



 かつて神田で名を馳せた鉄砲鍛冶であった伝蔵は、布で汗を拭いながら、沈黙したリンカーン・ミラーの冷たい金属肌を撫でた。


「前にも言ったがな、亀吉。引き金一つ、撃鉄一つ作るのにも、俺たち鍛冶屋が金床の上で鉄を叩き、ヤスリを何千回も擦って、現物合わせで削り出していたもんだ。だが、こいつは違う。回転する特殊な刃物カッターが、あらかじめ決められた治具の通りに、寸分違わず同じ曲面を削り出していく。この機械こそが、職人の”長年の勘”を無用の長物に変えちまった魔法の機械なんだよ」


伝蔵の隣で、見習い小僧の亀吉が、不思議そうに機械の刃物台を覗き込んだ。


「でも親方。職人の勘がいらなくなるってことは、腕利きの仕事がなくなるってことじゃねえんですかい? それって、職人にとっては悲しいことなんじゃ……」


亀吉の素朴な疑問に、伝蔵はふっと口角を上げ、力強い笑みを浮かべた。

「悲しむ必要はねえさ。この機械は、俺たちの仕事を奪うためにあるんじゃねえ。俺たちの手首や肩の痛みを肩代わりして、何千人もの命を守る銃を、あっという間に揃えてくれるための相棒だ。

 職人の誇りってやつはな、ヤスリを掛ける回数にあるんじゃねえ。この最新の機械を誰よりも正確に扱い、一ミクロンの狂いもなく動かす技術者エンジニアとしての腕に宿るようになるんだ。南山へ行けば、俺たちは単なる鍛冶屋から、そういう新しい時代の職人に生まれ変わるのさ」


「……新しい時代の、職人」

亀吉は、沈黙したリンカーン・ミラーを希望の眼差しで見つめ直した。



 その奥の区画では、通称「煤けの三次」と呼ばれる熟練職人が指揮を執り、ドロップハンマー(小型鍛造機)三十基の解体にかかっていた。

 巨大なおもりを自重で落下させ、真っ赤に焼けた鉄の粗材を一撃で金型へと押し込み、部品の形を打ち抜く荒々しい機械である。

 その衝撃が伝わるたびに工場の床が地震のように揺れていたが、今はもう、その豪快な打撃音を聞くことはない。


「親方! リンカーン・ミラーもドロップハンマーも、木枠での梱包が終わりました! ですが……こいつをどうやって品川の海まで運ぶんで?」

 亀吉が、工場内に立ち並ぶ無数の木枠を見上げながら尋ねた。


 これらの機械は、後日搬出される予定の銃床・銃身製造用のマザーマシンに比べれば小型軽量とはいえ、それでも一台あたり数百キロから一トン近い重量がある。それが合わせて百八十台以上も存在するのだ。


「馬車で運ぶにしても、江戸の道は工場みたいに舗装されてる訳じゃねえし、春の雪解けの泥濘じゃあ、すぐに車輪がぬかるみにはまって動けなくなっちまいます。

 それに、四月に入って官軍の連中が江戸城に入ってくれば、市中の見回りも厳しくなるはずです。こんな大荷物を列をなして陸路で運べば、絶対に見つかって怪しまれちまう……」


 亀吉の懸念はもっともであった。横須賀製鉄所のように、巨大なクレーンを備えた港が目の前にあるわけではない。江戸の内陸部である小石川から、品川沖に停泊する大型輸送船までの数十キロの道のりは、致命的な物理的障壁であった。



「その心配は無用だよ、亀吉」

 足音もなく背後に現れたのは、下曾根であった。彼は工場裏手の大きな搬入口を指差し、静かに、しかし自信に満ちた声で語った。


「馬車など使わん。我々は、陸路を捨てて、江戸の水脈を使うのだ」


 下曾根に促され、伝蔵と亀吉が工場裏手の搬入口から外を覗き込むと、そこには神田川の岸辺に沿って、急造された強固な仮設桟橋が組まれていた。そして、神田川のよどみには、驚くべき数の小舟が列をなして静かに波に揺れていたのである。


「ありゃあ……高瀬舟たかせぶねに、平田舟ひらたぶねじゃねえですか」

伝蔵が目を丸くした。


 高瀬舟は、本来は米や醤油、酒樽などを大量に積み込み、江戸の浅い川を遡上して人々の糧を運ぶための、平底の輸送船である。喫水が極めて浅く、重い荷物を積んでも川底を擦らないという利点があり、江戸の物流を支える大動脈の主役であった。


「小栗様の知恵だよ。江戸という町は、世界に類を見ないほど水路が発達した水の都だ。道路は狭く悪路であっても、この神田川を下れば、隅田川へ合流し、そのまま江戸湾へと抜け、品川沖の本船へ直接横付けすることができる」


 下曾根は、川面に揺れる無数の高瀬舟を見下ろしながら、この水運ネットワークの真価を語った。


「馬車ならば一度に一台づつしか運べず、道も傷む。だがな、この平底舟ならば、数百キロの機械を数台まとめて積み込み、川の静かな流れに乗せて、振動も与えずに海まで一気に滑らせることができる。しかも、夜陰に乗じて川を下れば、官軍の目をごまかすことも容易だ。我々は、江戸が二百六十年かけて築き上げたこの都の血管を使って海へと逃げ出すんだよ」


 いたずらっぽく笑って告げられた下曾根の言葉に、亀吉は鳥肌が立つほどの感動を覚えた。

 単に力任せに機械を引っ張るのではない。都市の構造そのものを利用し、自然の力と水流を味方につける、極めて高度な撤収計画が、そこには計算し尽くされて用意されていたのだ。



「よし! 親方、早速積み込みにかかりましょうぜ!」

亀吉の元気な声に、伝蔵も力強く頷いた。


「おう! 野郎ども、コロを敷け! ウィンチを回せ! 俺たちの相棒を、一艘たりとも傷つけずに舟に乗せるんだ!」


 職人たちは、木枠で梱包されたリンカーン・ミラーやドロップハンマーの下に、かしの木で作られた丸太のコロを敷き込み、掛け声を合わせて一斉に押し出し始めた。

 重い地響きを立てながら、近代工業の粋を集めた工作機械群が、泥臭い人力によって工場裏手の桟橋へと次々に運び出されていく。


 桟橋には、頑丈な木組みのデリック(クレーン)が設置されており、滑車と太い麻縄を使って、数百キロの機械が軽々と持ち上げられ、高瀬舟の底へと慎重に降ろされていった。

 舟の底には、機械の重みで舟底が抜けないよう、そして水濡れを防ぐために、厚い樫の板が敷き詰められている。



 夕刻を過ぎ、江戸の街が夜のとばりに包まれる頃には、当日の積み込み作業は佳境を迎えていた。

 一隻の明かりも点けず、雲の合間から差し込む青白い月明かりだけが、職人たちの汗ばんだ顔と、静かに波打つ神田川の水面を照らしていた。


「慎重に降ろせ。泥に落としたらハンマーでぶっ叩くぞ」


 暗闇の中、伝蔵の低く鋭い号令が響く。

 音を立てるな。滑らせるな。

 極限の緊張感の中、職人たちは研ぎ澄まされた感覚だけで滑車を操り、今日の最後の一台を舟へと収めた。


ギシィッ、と高瀬舟の船体が重みに軋み、川の水面が大きく波立った。


「積み込み、すべて完了しました! いつでも出せます!」

三次が、手ぬぐいで汗を拭いながら下曾根に報告する。


下曾根は深く頷き、先頭の舟に乗る船頭に向けて、無言で右手を前へと振り下ろした。

 それを合図に、船頭たちが一斉に長い竹竿を川底へと突き立て、静かに、しかし力強く舟を押し出した。


 微かな水音だけを残し、工作機械を満載した十数隻の高瀬舟の列が、南山の近代工業の命運を左右する密輸船へと姿を変え、黒い影となって神田川を下り始めた。

 両岸に咲き誇る満開の桜が、夜風に吹かれてハラハラと薄紅色の花びらを散らしている。その花びらが、月明かりに照らされた機械の木枠の上に、雪のように静かに降り積もっていく。


伝蔵は、岸辺に立ち尽くし、音もなく川を下っていくその非現実的で美しい光景を、目を細めて見送っていた。



亀吉が、伝蔵の横顔を見上げて呟く。

「なんだか、夢でも見てるみたいですね、親方。あんなに騒がしかった機械たちが、音一つ立てずに桜の下を流れていくなんて」


伝蔵は、懐から取り出したキセルを指先で弄びながら、フッと笑い声を漏らした。

「全くだ。こいつは粋だな。花見の代わりだ。名付けて……鉄の夜桜見物ってところだな」

伝蔵の言葉に、亀吉も小さく笑った。


 重厚な鋼鉄の塊が、江戸の静脈たる神田川を滑るように下り、やがて隅田川の広い水面へと出て、品川沖に待つ巨大な本船へと吸い込まれていく。陸の上の喧騒や政治の争いなど、彼らにはもう関係がなかった。



 第一段階の軽量機搬出は、水脈の逃走ルートを使うと事により、完全なる成功のうちに第一夜を終えたのである。




第四部 第19話 完



最後までお付き合いいただき感謝します。

気に入っていただけたら、ページ下部よりブックマークとポイント評価をお願いします。


渾身の新連載!

「サレ夫が神様転移で異世界へ!〜マッドなサイエンティストな部下や可愛い未亡人と一緒に、チートな要塞でまったりスローライフ建国記〜」

https://ncode.syosetu.com/n7215lz/


シリーズの短編もアップしました。

「異聞 五稜郭」

https://ncode.syosetu.com/n4984mc/


宜しければこちらもどうぞ

「南山共和国建国史シリーズ」

https://ncode.syosetu.com/s0124k/


ご興味がある方はご一読くださいませ。


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