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詩集1  作者: 明葉いより
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平等ではないようだ

ヒト一人分の一生の

不幸と幸福 かき集め

すり鉢とすりこぎで粉末にし

(ふるい)にかけて 雑物取り除き

きれいな粉を天秤ではかる

慎重に慎重に

釣り合うはずのそれは

なぜか釣り合わない


ヒトは『平等』と言われてるんだから

一生分の不幸も幸福も 平等のはず


でも どうしても合わないから

雑物を戻して 天秤ではかっても

やっぱり合わない 不幸と幸福


違うヒトで何度も繰り返したが

天秤が釣り合うことはなかった

どうやらヒトは平等ではないようだ


元からヒトではない

私にはわからない


友人たる神に話したところ

滅茶苦茶に怒られ

ヒトに関わること禁じられてしまった


平等が当たり前の世界にいる私には

それこそ一生理解できないのだろう

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