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触れなかった手の温度
大好きなあなたと初デート
浮かれ気分最高潮
でもいろいろと恥ずかしくて
少ししか合わないお互いの視線に
触れ合うことすらなかった手
気づかないふりをしていたけれど
ごめんなさいね
本当は気づいていたの
あなたが何度も
手をつなごうとしてくれたこと
そっと近づいては離れていく
温もりを知っていた
思い切って私から
つかんでしまえれば
よかったのにね
それでも不器用にデートを重ねて
ようやく触れた手は強く強く
確かな感触で 幸せいっぱい
そして──
お互いに真っ赤な顔をしていた




