↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集1  作者: 明葉いより
46/100

雨粒に宿るきみ

その雨雲の切れ端を

つかみとるように

手を伸ばして握りしめる


かすかに残る湿り気は儚くても

淡いきみがいた確かな証なのだ


雲の人よ

今は天の果てにて眠れ

太陽の光を浴びながら

きらきらと輝きながらも

雫のひんやりした影を秘めながら


柔らかなそよ風が

きみの頬と涙をそっとぬぐって

静かに見守りながら去っていく


いつかきみは雨となって

地に降り注ぎ

また会いに来てくれるだろう

いや──必ず会おう


僕はいつまでも待っている

雨粒に宿る 淡き小さなきみを

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。