女湯と芳佳とミヅキ
俺の知る由の無い女湯での密かな内緒話
女湯で芳佳とミヅキは脱衣所で話をしていた、芳佳とミヅキは服を脱いでいた。
今日は夏休みで休日だったせいか、家族や子供が多かった。
ミヅキは芳佳を見て言った「最近日焼けしてないじゃない、ちゃんと外へ出てる?」と
芳佳は「バイト以外あんま出てないんだ」と言うと「呆れた、ちゃんと運動しないと垂れちゃうから」とそんな会話をしていた。
そして体を洗い、髪を洗った後に人気の無い露天風呂で夕涼みをしながらこんな話をしていた。
「あのね芳佳、私実はこんな子供染みた空想の産物の私なんてって思って居たの。でも今日と言う日と貴女の親友が居たからそう思う事なんて吹き飛んでしまいそうだった、有難う。」
と少し顔を背けてミヅキが礼を言うと芳佳は少し泣いて「私は演技だと思ってたけど実在した、顔を見せてくれただけでアタシは良かったから…」と言って抑えていた涙が一気に溢れ、ミヅキが慰めていた
そんな彼女たちがしんみりしている横の衝立では「うっせー!」や「何やってんだお前ら!」とけたたましい声が聞こえたいた、勿論その向こうは男湯である、勿論彼女達のしんみりとした友情なんて構いもしてなかったのである。
「ったくうっさいな」と芳佳は真っ赤な顔で言う隣で「本当に…あいつ等バカじゃない?」と少々真顔でミヅキが溜息を吐いて居た、彼女は風呂は静かに入る物だと言いそうな顔をしていた。
こんな喧しい奴らでもれっきとした芳佳の仲間達なのだ、それでもきっと彼女は彼らを嫌悪することは無いのだ。
そして真っ赤だった顔を綺麗にして彼女達は露天風呂を後にした。




