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色んなやつに戦わせてみた。  作者: 色んなやつに戦わせてみた。
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22/23

22『歴史偉人 愛してるゲーム選手権 〜唯一まともなポル・ポトと本物のホンモノ〜』

色んなやつに戦わせるカオスなバトルロワイヤル第22弾。

序章:イットリウム・アリーナ


世界史の深淵から呼び出された8人の偉人。

今回の競技は格闘でも政治でも戦争でもない。


——「愛してる」と言い合って照れたほうが負け。


会場は大歓声、しかし空気はどこか重苦しい。

だって、出場者の半分は人類史に残る残虐皇帝で、もう一方はまともなポル・ポトと通じないイットリウムだからだ。


第一試合:ネブカドネザル2世 vs 後白河法皇


審判「先攻、ネブカドネザル!」

ネブカドネザル「……我はバビロンの王。空中庭園を愛でるが如く……汝を愛している」

(会場から拍手)


後白河法皇「遊びをせんとや生まれけむ……わしはそなたを愛しておるぞぉぉ!」

(変拍子の声明を歌いながら迫る)


ネブカドネザル「!?(変なリズムで照れる)」

勝者:後白河法皇(狂気の歌で勝利)


第二試合:始皇帝 vs イヴァン雷帝


始皇帝「我が愛は万里の長城の如く、永遠に絶えぬ……愛している」

イヴァン雷帝「わしは雷鳴と共に愛を轟かせる!愛しておるわぁぁぁぁ!」


両者、顔を真っ赤にしながらも目を逸らさない。

会場は張り詰めた沈黙。


審判「……両者とも照れていない……?なんだこの威圧の応酬は……」

最終的に観客が先に照れて全員退場。

勝者:引き分け(観客敗北)


第三試合:アッティラ vs ナポレオン3世


アッティラ「我は神の鞭……されどその鞭をおぬしに絡める……愛している」

ナポレオン3世「わ、わたくしは……皇帝として、人民と……そして……あなたを……」


(ナポレオン3世の頬が桜色に染まる)

アッティラ「照れたなッ!」

勝者:アッティラ(蛮族の直球が勝利)


第四試合:明治天皇 vs ポル・ポト


明治天皇「春過ぎて夏来にけらし白妙の……うむ、歌に託すが……愛している」

ポル・ポト「私は真剣に答えよう。……愛している」


(互いに凛として顔を赤らめず、武士のような静かな空気)

解説「唯一まともな枠がここで並んでしまった……!」


勝負は10分間続いたが、互いに一切照れず。

最終的に審判が「両者勝ち進み」で無理やり処理。


第五試合:イットリウム(本物のホンモノ) vs ランダム挑戦者


イットリウム「ン゛ア゛ァ゛ア゛愛シテルゥゥゥゥゥゥ!!!」

(カードを食べて吐きながら絶叫)


挑戦者「…………」

全員「…………」


観客「誰も勝てないだろこれ」

勝者:イットリウム(理由不明)


準決勝


後白河法皇 vs 始皇帝&イヴァン(引き分けコンビ)


アッティラ vs 明治天皇&ポル・ポト


イットリウム、勝手に決勝シード


準決勝第1戦


後白河法皇「愛してるぞぉぉぉ(声明リズム)」

始皇帝「フッ、我が帝国の愛はお前を包む……」

イヴァン雷帝「愛しておるぞォォォォ!!」


3人が同時に叫び、響き渡る声が共鳴。

審判「耳がぁぁ!観客がぁぁ!」

勝者:全員強制退場


準決勝第2戦


アッティラ「愛している」

明治天皇「愛している」

ポル・ポト「愛している」


全員冷静。まったく照れない。

審判「……どうやって決めればいいんだこれ」

最終的にジャンケンでポル・ポトが勝利。


決勝戦:ポル・ポト vs イットリウム


ポル・ポト「真剣に言おう……愛している」

イットリウム「ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛愛シテルゥゥゥゥゥゥ!!!!」


(イットリウム、土俵を破壊し観客席へ乱入)

観客「ぎゃああああああ!!」

ポル・ポト「……なるほど。勝ち負けではないな。愛とは、理解不能なものだ」


審判「……優勝はイットリウム!」

観客「なんでだよぉぉぉぉ!」


エピローグ


こうして「歴史偉人・愛してるゲーム大会」は、誰も幸せにならないまま幕を閉じた。

唯一まともだったポル・ポトは、試合後にぽつりと言った。


「……私は本気で愛していたんだがな」


観客「!!??」

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