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知識は最も重い荷物でも前に進む  作者: 秋月 筑摩
第2章 二・二六事件 翌2月27日
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影の組織(続:天帝、登場)

 30分ぐらい後、場が緩み歓談が盛り上がってきた頃、突然メインの扉が開き、天帝が姿を現わした。


 皆が慌てて頭を下げようとするのを押さえ、


「よく残ってくれた。朕は嬉しいぞ。その気持としてささやかだが、これでも飲んでいってくれ」


 と日本酒を持って来させ、お付の者が酌をするのを横で見ている。みな感涙に咽びながら、猪口の酒を飲み握手を交わすのであった。


 早々に天帝は退いた後も会場の熱気は収まらず、士気は天を突くのだった。


 数時間後、そろそろ打ち上げに近づいた頃、竹中が、


「明日からはもっと忙しいぞ、反乱軍の装備に手を貸した者、連絡を取っていた者、資金の流れを追うぞ」


「おおう、やるぞ!」


 の声が部屋に響いた。

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