食事後
「桁が心配ですか?これでも数百万......」
「違う違う、そうじゃなーい」
「何が不安なんですか!!」
「なんでメイちゃんが怒ってんの!?」
数百万入ってる通帳をポンって預けれるメイちゃんの神経と、結婚資金?結婚資金ってなんだよ!?
「足りないなら私のもあげる」
「りさまで入ってくると面倒だから止めて」
りさも通帳を取り出そうとしてきたため、慌てて止める。
りさの場合は口元がニヤついてるため、多分冗談でやってるわ。
一方のメイちゃんはガチだ。
「分かった分かった。食費分は貰う。その分俺が作る。これでどうだ?」
妥協案だ。
メイちゃんも料理は出来るって前に配信で言ってたが、メイちゃんに作らせると何があるか分からない。
かと言ってりさは......こいつこそカップラーメンで済ますようなタイプの人間だろうし。
となると自分で作るしか選択肢がない。
「いえ、ライさんも知ってると思いますが、私も料理作れますよ!」
「メイちゃんは配信で忙しいだろうから、気にしないで良い。それに、俺だってこれでも一通りの料理は出来るんだぜ」
「確かに意外です。ライさんって普段料理されないと思っていましたから」
「一時期料理にハマっていたからな。人前に出したことはないから不安だったけど、今日の2人の反応を見れば、上手くいったなって思ったよ」
「ん、美味しかった」
「お世辞抜きでとても美味しかったですよ♡」
ま、こんだけ褒めてくれるけど、俺の実力は多分ソー〇以下だ。服が破けないから。
「そういうことなら......料理はライさんに任せますが......数回は私にも作らせてくださいね」
まぁ、1回や2回くらいなら問題ないか。
「分かった。それで行こう」
食器を片付け、一息つく。
「私が先にお風呂入っても良いですか?配信で汗をかいてしまって......」
恥ずかしそうに言うメイちゃん。
「良いよ。お風呂は入れておいたから」
「ありがとうございます。いつも配信が終わると真っ先にシャワーを浴びるんですけど、今日はお腹の音が鳴りそうだったのでご飯を優先したんですよ」
「毎回そうなの?」
「そうですね。1年は経ちましたが、未だに配信中は緊張してるので...」
「配信には結構慣れたんじゃないの?」
「そうですね......ただ、発言の内容によっては炎上にもなりうるので、考えながら話をするとなると結構集中してしまうんです」
「あー、政治と宗教、野球の話はするなってよく言うよな」
「そうです。まぁ他にも気をつけることは沢山あるんですけど...」
あんまり止めるのもダメだと思い、風呂場へと送り出す。
「一緒に入ります?」
「バカ言ってないで入ってこい」
「ぶー」
「頬を膨らませてもダメ」
くっそ、可愛いな。
「ぶー」
「はよ行ってこい」
「分かりました......」
メイちゃんを送り出した俺は、りさに言った。
「メイちゃんが上がったら次はりさな」
「私とメイが入った後の湯船に浸かる気?」
「まぁそうなるが、なにか不都合か?」
「飲まないでね」
「んなことやるわけねえだろ!?」
思考回路どうなってんの?
「なんなら一緒に」
「断る」
「私のわがままボデイ...見なくていいの?」
「りさもメイちゃんも恥じらいってないの?世の中の女性はこういうものなのか?」
「そういうもの」
絶対違うだろ!
【あとがき】
ギフト頂きました。
harukazesyun88さん、ayuayukohaku3さん、alice-blackさん。ありがとうございます。
また、誕生日お祝いコメントありがとうございます。
圧が効いたようで。
そういえばメイちゃんはシャンプーを知りたがってましたね。
さて次回!
『グルシャンって知ってる?』
デュエルスタンバイ!




