↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/77

第51部分

「そうですね」

ポンコツになったシャルを横目に、今後の展開を考えていると、スマフォがブルブル鳴る。


「今回のシャルさんの称号獲得を技能に対する大いなる貢献であると認め、戦闘の女神A及び運命の女神Bの加護が与えられます。また、フェルナンド、アクセルの称号獲得を技能に対する大いなる貢献、及び職業の模範であることを認め、戦闘の女神B及び守護の女神Aの加護を与えます。」


「おい、シャル、ポンコツのままだと困るぞ。いいか?シャルに女神の加護がついたぞ?」

「そうですね…そうですね…えっ??」

「だから、女神の加護」

「そうですね」

ショック療法で意識を取り戻した所へ、ショックを与えるとポンコツになるのか。


「リーダー、夕食までには復活するはずですから、他の用事を済ましては?」

リンマの勧めで魔道具のことを解決しようと出掛けることにする。


とは言っても、王都はどこに何があるのか分からない。

「執事さん、町中を歩いてみたいのですが、騎士団の方に案内をお願いできますでしょうか?」

「はい、それは問題ありません。呼んで参りますので、お待ち下さい。」


執事さんは連れてきたのは女性騎士2人であった。

2人は近衛騎士団第3騎士団の団長:ローラ = ペドレル と 隊長:マリナ = ワトリングと名乗る。


「えっ?団長に隊長ですか?町中の案内をお願いしたいですので、団長に来て頂くことではないと思いますが」

「いえ、国王の命により警護させて頂いております。いかなる内容でも対応させて頂きます。」

団長は交代する気はないようだ。隊長もそうなんだろうな。

「あとで部屋にいる3人を買い物に行かせたいですので、誰か付けてくれませんか。そうですね、1時間後位がいいでしょう。」

「畏まりました。部下をお付けしますので、ご安心下さい。」


少しギクシャクしながら宿を出る。


貴族街を抜けて商業区へ移動する。

「魔道具、特に紡績、機織に関するものを作ってもらいたいのですが、どこがいいでしょうか?」

「新規製作でしたら、腕の良い発明家がおります。ご案内しましょう。」


案内された魔道具屋は少し小さな店だったが、確かに腕は良さそうだった。

羊毛の加工に使う魔道具の設計図?を見せると、その意図をすぐに理解してくれ、製作に取り掛かるという話になる。完成後は家まで届けてくれるそうで、そのまま依頼する。

支払いをしようとすると、団長に止められる。国賓なので、支払いは全て国王が持つそうだ。


その後、街中にある主要な店を案内してもらったが、特に変わった店はない。


何か飲みたいと言うと、広場にある屋外喫茶店のような場所に連れて行かれる。

仕組みがよく分からないので、団長が代わりに頼んでくれる。そろそろ気になることを聞こう。

「ローラ団長とマリナ隊長、聞きたいことがあります。」

「我らのことはローラ、マリナとお呼びください。それで、何をお答えすればいいでしょうか?」

「答えることが出来ない質問でしたら、答えずとも問題ありません。お二人が身に付けている防具の詳細をお聞かせ頂けますか?」

「はい、私が身に付けておりますのは騎士団長の鎧と呼ばれるものを+10強化したもの、マリナが身につけているのが騎士団の鎧と呼ばれるものを+10強化したものです。私が+15相当、マリナが+14相当になります。」

「その鎧は魔法に対する防御はどうでしょうか?」

「魔法に対しては非常に弱いと言わざるを得ません。ここで脱ぐわけにはいきませんが、中に魔鉄と呼ばれる金属を繊維状に加工した物を着ています。こちらは剣や魔物の刃には弱いですが、魔法に対する抵抗力が高い物です。これを+10強化しております。」

「なるほど、ではその魔鉄の繊維というのは入手可能でしょうか?」

「魔鉄の繊維自体が王国軍や騎士団専用の物となっています。これは国の方針で表には出ない様になっていますので、申し訳ありませんが入手はできません。」

「なるほど、規制されているのですね。無理なものは仕方ない。」


「鎧の話は終わりにして、過去にダンジョンで矢が一切効かない魔物に遭遇しました。その場合、騎士団でしたらどう対処されますか?」

「そうですね。騎士団は弓は使いませんので、良い話が出来ないのですが、例えば相手の魔法使いが斬撃に耐性を持った装備をしている場合が参考になるかと思います。この場合は耐性を無効化する武器がありますので、その武器を使用します。魔物の耐性がどのような物かが分かりませんが、同じ様な武器で通用すると思います。」

「魔法使いの耐性を突破する武器は何と呼ばれていますか?」

「これは製作者により異なりますが、私の持っている物でしたらメイジキラー(魔法使い殺し)と呼ばれています。平時に使用する武器ではありませんが。」

「なるほど、参考になります」

「マリナも同じような武器を持ってますが、機能が少し異なります。私の武器が耐性の突破を目的していることに対し、彼女が耐性を発生させる魔法使いの精神力を削り、その効果を失わせます。呼び名はマインドブレーカー(魔法使いの敵)と呼ばれます。」

「耐性を突破する剣に、耐性を削り取る剣ですか。相手が可哀想ですね。」

「そうですね。こればかりは使う日が来ないほうがいいものですが、魔法使いから襲撃された場合には必要になりますので、用意しています。」

「いろいろと参考になりました。」


喫茶店を出て、宿へと戻る。


執事に迎えられ、部屋へと戻る。3人は買い物に行ったとのことで、不在だった。

特殊な武器をどうにかする方法か、難しいな。


気がつくと、目の前にうっすらとした色の女の人が座っている。

この人は確か……

「戦闘の女神ですか??」

「はい、そうです」

「そのような登場方法もあるんですね」

「形勢が女神側にやや傾いていますので、少し余裕ができました」

「そうですか、今回はどうされました?」

「ユニーク装備のことで補足に参りました」

「メイジキラーやマインドブレーカーですか?」

「はい、それらの武器は失われた製法で作られた物です」

「では再現は無理なのでしょうか?」

「いえ、理までは消失していませんので、作り方と材料が理解できれば作ることはできます」

「ということは研究あるのみですね」

「そうなります。魔鉄の繊維に関する知識は失われていませんので、お仲間の鍛冶師達に神託を与えておきました」

「ありがとうございます」


女神は姿を薄くしてその姿を完全に消した。


その後、投石機の到着予定日を確認すると10日後前後になりそうだという。

ならば何もしないのは勿体無いと、武器や防具の素材を探し回ることにした。


☆☆本日のお仕事☆☆

魔石(小)残0個-入手0個-使用0個(残り0個)

魔石(中) 残0個-入手0個-使用0個(残り0個)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

名前:ヤマト

職業:狩人A

所持金:30,233,500G

所持P:4,150P

冒険者ギルドB 150/10000P、商業ギルドB 150/10000P

E強化短弓 Eサーベル Eハードレザーセット Eアイテムボックス(中)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。