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第21部分

おはようございます。朝です。


昨日の夜はリンマから夜襲を掛けられたものの、ギリギリのとこでその攻撃を退け、やや寝不足ながら部屋から出ているところです。


ガチャ


「おはようございます、リーダー。あれ?なんでリンマが部屋に居るんですか?」

シャルに見つかってしまう。


「何もない、何もないから。」

「一緒の部屋に居ることが問題ではなく、話し合った順番ではクリスが1番、私が2番、リンマが3番になってるんです。本当に何もないんですか?」

「ホントウニ ナニモ アリマセン」


これはそろそろマズイ問題になりそうだ。尚、夜襲は過去にクリスもシャルも使ってきた手法なので、深くは追求しないだろう。


「では、先にギルドに相談に行ってくるから、準備を宜しく頼む。」


家を出て冒険者ギルドへと向かう。


「エルサさん、おはようございます。ちょっと相談なんですが!」

「はい、ヤマトさんおはようございます。相談は何でしょうか?」

「実はですね……ダンジョンの4階を2週間延々と攻めることになったこと、討伐予想数が1,000を超えること。討伐報酬が出なくてもギルドランクは上げて欲しいことを説明する。」


「では後日合算で精算するということで宜しいですか?数が多いので、最低1日は確認に時間を頂くことになります。それと報酬ですが、金貨はすぐに用意できませんので、ギルドカードへの支払い限定ですね。」

あれ、思ったより反応が薄いな。


「補足として言わせて頂きますけど、過去にそんな数のキラーシープを討伐した記録を持つ人は居ません。素材としては人気の素材なので、冒険者ギルドとして反対する必要もないのです。しかし、変な名前が付けられる位の覚悟はしておいてくださいね。」


…やっぱり変な名前付けられたりするんだ。

ダンジョン遠征申請書 という用紙に長期に渡りダンジョンに入る旨を記入し、手続きを終える。


次は商業ギルドだ。


「エステルさん、おはようございます。相談したいことがあるんですが。」

「ヤマトさん、おはようございます。何か悪いことを考えている顔をしてますけど、どうされました?」


…冒険者ギルドと同じ説明をする


「はい、特に問題はありません。事前に長期遠征される申請書さえ出して頂ければ、後日の依頼達成は可能です。こちらの用紙に…」


という感じで商業ギルドでの手続きは完了だ。


「ヤマトさん、これは未確定情報なんですが、お伝えしておきます。」

ほう、なんか不穏な情報のような気がする。


「このローカニル村の東に隣町であるメンヒウの町があります。メンヒウの町の東には王都が存在します。そして王都の東にはメンヒウの町と同じ程度の規模の町があり、その町の南北にはローカニル村と同じ規模の村が存在します。」

ふむふむ、地理のお勉強だな。


「ここからが本題なんですが、王都の北東に位置する村ですが、スタンピードにより壊滅したとの情報が入っています。現在は王都から国軍が派遣され、他の町や村には影響が出ていないと聞いています。ローカニル村は過去に1度のスタンピードを退け、1度の異常発生を上手く収束させてはいますが、次がいつなのか分からないのが現状です。」

さらっと壊滅と言ってるけど、大丈夫なんだろうか?まぁ、考えても仕方ないか。


「ですので、食料事情の良いこの村に奴隷が大量に流れてくる可能性があります。孤児も同様です。流れてくる奴隷は住居を失ったことにより、生活のために奴隷になった方々ですので、問題はありません。確定ではないのですが、もし流入があった場合には多少なりとも奴隷購入に協力して頂けないでしょうか?」


「所持金と相談の上ですが、事情は分かりました。」

う~ん、不穏な情報が多いな。まずは戦力増強からだな。


「おまたせ、そろそろ行こうか。」

商業ギルドを出て皆と合流しダンジョンへ向かう。


「今回の魔物はP換算できませんので、ご了承下さい」

おねーさんの声が頭に響く。

「え?駄目なんですか?確かに攻略ではないですが」

「既に経験された階層になりますので、日数が経過して戻る場合は対象外です。」

「なるほど、分かりました。先に宿舎を建てる物件だけ買うことは可能ですか?」

「はい、それは大丈夫ですが、立地的に裏2件は同時に購入して頂き、隣の住居を後日買うという形でお願いします。」

「事情がありそうなので、それでお願いします。」

こんな話をし終えた頃にダンジョン魔法陣へと到達する。


「さて、今日から7日間4階に通い続けよう。」


キラーシープ、キラーシープリーダーとの戦闘でこれといったイベントはなかった。

出現する魔物の数は前後するが、足りない分はその日の最後に必要数になるまで狩って調整。初日は出発が遅くなったので、家に戻る時間も遅くなる。

翌日から朝は日の出前に起き、薄暗い中ダンジョンへと向かい、日が暮れて視界がギリギリ確保できる頃に家に戻るという生活を続ける。そして7日目の夜を迎える。


「明日は1日休息日なので自由行動にしよう。私は心ゆくまで寝たいので、寝かせて欲しい。明後日は同じ時間に行動開始するから、そのつもりでよろしく。」


夕方目を覚ますと、シャル・クリス・リンマの3人は一緒に買い物に行って服を買ってきていた。試しに着てくると部屋に戻り、ファッションショーが開催されたので、一応は褒めておく。そんなことをしていると寝る時間になる。3人には夜襲禁止令を出し、明日に備えることにする。


そして2回目の4階通い。

数をこなすことを重視したからか、盾のはずの2人が盾をアイテムボックスに入れ剣1本でキラーシープに突撃するようになる。成長……なのだろうか。早く帰りたいのだろうか。


シャルはタワーシルドを両手に持ち、キラーシープを壁まで追い込み圧殺するという戦法を生み出している。もう訳が分からない状態になっている。豪腕半端ない。


そして地獄の羊巡りは終了となる。


キラーシープ 4,200匹+4,200匹 計8,400匹

キラーシープリーダー 1,260匹+1,260匹 計2,520匹


各ギルドへ向かい、報酬と素材の売却を行う。


冒険者ギルド

・キラーシープリーダーの討伐報酬のみ

 2,520匹×5,000G 計1,260万G


商業ギルド

・キラーシープの素材買取

 8,400匹×10,000G 計8,400万G

・キラーシープリーダーの素材買取

 2,520匹×17,000G 計4,284万G


「これで明日からは富豪の仲間入りですね。」

とかエステルさんに言われるも、使う予定があるのでお金に意味はない。


フェルナンドとアクセルを連れて武器屋へと向かう。

ロングソード+2を+10まで強化する上で必要な魔石小は5,100個

2本の剣を強化したいので10,200個を消費することになる。


「本当にロングソードを+10まで強化していいんですか?」

リリーさんからは頭でも打ったのかと心配されてしまう。


「はい、2本強化して頂きたい。決めたことです!」

こうリリーさんに強化を宣言し、実行してもらう。


ジャブジャブと消費されていく魔石小。ソシャゲと言われるものでも、このように石がどんどんと消費されているのだろうか、とその光景を眺めてしまう。


出来上がった武器がこちら

・ロングソード+10(強靭)×2 ランク12相当品

これは完全に強い。物凄く強そうだ。


こんな意味不明な強化を始めた人を心配してか、リリーさんが剣の情報を教えてくれる。


1,ショートソード 20,000G 剣術C ランク上限11

2,ロングソード 40,000G 剣術C ランク上限12

3,サーベル 70,000G 剣術B ランク上限13

4,太刀 200,000G 剣術A ランク上限14

5,魔太刀 500,000G 剣術A ランク上限15


これが市販品の一覧、太刀と魔太刀は首都に行かないと手に入らないかも。

ランク15が上限と言われているが、実はその上の武器も存在するには存在する。

ダンジョンの最下層の宝箱から出ることもあるそうだが、公式に確認されているのはこの国の王が持っている剣(ランク18相当)のみだという。入手経路は不明。


明日には槍が入荷する予定なので、良ければ見に来て欲しいということで今日は終わった。



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名前:ヤマト

職業:村人A

所持金:153,593,500G

所持P:11,650P

冒険者ギルドC 0/5000P、商業ギルドC 0/5000P

E強化短弓 E小型鉄杭 Eハードレザーセット Eアイテムボックス(中)

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土地購入予定:8000P(5000Pは後日)

建設予定資金:3棟180人3000万G 外壁の再構築費用1000万G


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