騎士セングレム登場
〇セングレム
ダルム王国の騎士。生まれつき体格に恵まれており、騎士としての強さはウィルグを凌ぐ。だが性格が残念で酒に女にギャンブルに汚く、ダルム王国での若い娘が昏睡状態に陥る事件を解決してから、痴情のもつれや金銭トラブル、王女からの求愛でダルム王国には居られなくなり、ララ達と共に旅をする事になる。本人はララ達の護衛だと断言している。よく女の尻を触る。女のためならどこまでも積極的になる。
森を抜けて、フログ村に到着
ララ「はぁ、お腹空いたわぁ」
コト「腹が減っては戦ができぬ。この辺で、何か口にするか」
リディア「ふふふ」
ララ「?……どうしたのリディア」
リディア「ふふふ、私の出番ですわね」
リディアが前に出る。
リディア「お台所お借り出来るところを探してきますわ。お2人はそこで待っていてくださいまし」
リディアが村の中へと入っていく。
ララとコトの頭に?の吹き出しを出す。
フェードアウト、フェードイン。
リディアが顔を出す。
リディア「お待たせいたしましたわ〜」
リディアが2人の元に駆け寄る。
リディア「リディア特製のサンドイッチを作って来ましたわ! ぜひご賞味くださいまし」
ララ「わぁー、美味しそうなサンドイッチ!」
コト「おお、よく出来ているな。コホッコホッ、かたじけない」
ララ「それじゃあ、いただきます」
コト「いただきます」
ララ「もぐもぐもぐ」
コト「もぐもぐもぐ」
コト「……っ?!」
ララ「……っ!」
リディア「どうでしょう!」
ララ「な、なんと言うか……」
コト「と、とても個性的な味だな」
リディア「お褒めに預かり光栄ですわ〜」
リディア「まだまだありますのよ。いっぱい食べてくださいまし」
ララ「あ、ありがとう」
ララとコトの頭にぐちゃぐちゃの吹き出しを出す。
A「おやおや、わざわざあの洞窟を抜けてこんな辺鄙な村まで何をしに来なさったのじゃ」
A「なに! シズエの里から来たとな?! しかし、あの村には若い娘はマーマレード家の御息女1人しかおらんかったような」
リディア「あの、ララ様……私がその御息女である事は……」
ララ「大丈夫よ、言わないから」
西にある洞窟を抜けて、ダルム王国へ。
ララ「着いたぁー。ここがダルム王国ね」
リディア「私、都会は初めてですの」
ララ「そっか、リディアは村を出た事ないんだっけ」
コト「静かな村に住んでいたのなら、コホッコホッ、この王国はさぞ賑やかに感じる事だろうな」
騎士A「そこの君達」
ララ「?…はい」
騎士A「ダルム王国の者ではないな」
ララ「そうですけど……」
騎士A「ならばこの国から早々に出ていくと良い」
ララ「え、何でですか?」
騎士A「見たところ、君達は若い娘達だ」
コト「……」むっとする
騎士A「この国では若い娘が突如、昏睡状態に陥るという謎の病が流行している」
ララ「え、それってもしかして、リディアの言ってた7つの反応と関係あるんじゃ」
騎士A「7つの反応?」
リディア「そうですわね。無関係ではないとは言いきれませんわ」
騎士A「病について何か知っているのか?」
リディア「病かどうか分かりませんが、心当たりがありますわ」
騎士A「説明してくれるか?」
フェードアウト、フェードイン。
騎士A「なるほどな、それで君達はダルム王国に来たのだね」
リディア「私、先ほどから強い魔力のせいで、頭がガンガンしますわ」
コト「私もリディア殿程ではないが、確かに嫌な感じはする」
ララ「へぇ、2人共そうなのね」
騎士A「あいわかった。病のせいでなく、強い魔力……もしくは強い魔力を持った何かのせいならば、このダルム王国が騎士、セングレムに任せておくがいい」
セングレム
ララ「ちょっと待って、それならボク達も手伝う」
セングレム「ノープロブレム。俺1人で十分だ。お姫様はお姫様らしく」
「ちゅっ」ララの手にキス
セングレム「ナイトの帰りを待っててくれたらいい」
ララ「……」顔を赤くする
セングレム「ではさらばだ」
セングレムが王国の外へ向かっていく。
ララ「ちょ、ちょっと良いかも」
リディア「何がですの!」
ララ「ん? リディアどうしたの?」
リディア「あのセングレムとか言う男、私のお尻を触っていったんですのよ!」
ララ「え! そうなの?!」
リディア「許せませんわ! 変態騎士!」
ララ「ぇぇえ」
コト「同感だ……」
ララ「コ、コト?」
コト「あの男……コホッ…何か勘違いしている様だ」
ララ「もしもーし、コトさーん」
コト「次会ったら斬る」
ララ「コ、コト……目がマジなのやめて〜」
情報収集(情報収集の最中に色んな人に話しかけて、悲しむ人をたくさんコトに見させる)
A「あぁ私の娘……うっうっ、この子もう1週間も目が覚めないの」
ララ「お母さん、ボク達が何とかしてみせますから」
A「ほんとうに?」
ララ「はい」
A「ありがとう。気持ちだけでも嬉しいわ」
ララ「その、1週間前に娘さんが何をしていたかって分かりますか?」
A「そういえば、夜に遊びに行ってくるって出かけてたわ……帰ってきたら何だか様子がおかしくて、次の日にはもう……」
ララ「夜に何かが起きるって事ね」
コト「夜まで待ってみるか」
リディア「そうですわね」
ララ「夜になったわね」
コト「王国を探索してみよう」
王国の裏の地下室のような所に女の子が入っていくのを見かける。
着いていくと、洞窟と繋がっている。
ララ「どう見ても怪しいわよね」
コト「恐らくこの先に強い魔力の…コホッ…正体がありそうだな」
リディア「気を引き締めて行きますわよ」
セングレム「なるほど、ここに繋がっている訳だな」
ララ「!?」
コト「!?」
リディア「!?」
気づけばセングレムが後ろから着いてきていた。
ララ「びっくりしたわぁ」
リディア「まったく、びっくりして大きな声をあげるところでしたわ」
セングレム「恐らく先の地下道は王家の使用していた古い避難路だろう」
コト「なるほど、それを使って何かが…コホッコホッ、若い娘達を呼んでいるという訳か」
ボコっ。
セングレム「痛っ! な、なぜ殴る」
コト「昼間の借りだ」
セングレム「昼間? 昼間……何のことだ」
リディア「覚えていませんですの?」
セングレム「すまん。覚えてない」
リディア「……」むっとする
ララ「とりあえず、先に行こうよ」
コト「そうだな」
リディア「はいですわ」
洞窟の最奥にたどり着く。
インプ「いっひっひ。こんなにも簡単に人間の精気を手に入れられるなんて……リザイア様さまさまだなぁ」
ララ達がやってくる
ララ「若い女の子達が眠ったまま起きないのはあなたの仕業ね!」
インプ「ひっ、なんだ? なぜ人間がここに」
コト「見たところリザイアでは無いようだが……コホッコホッ……悪さをするのは見過ごせん!」
ララ「コト……」コトの事を見直す
リディア「セングレムといい大蛇といいあなたといい、どんだけ女の子が好きなんですか! ここで退治してやりますわ! 変態魔物!」
セングレム「若い娘達の精気、返してもらうぞ!」
インプ「きぃぃぃ! 4人がかりだろうが関係ない! リザイア様に頂いたこの力、見せてやる!」
インプを斃す。
インプ「ご、ごめんなさい! 若い娘達から奪った精気を返しますから〜。もう2度とこんな事はしません。お許しを〜」
ララ「どうする?」
コト「決まっているだろう。コホッコホッ、口先だけならなんとでも言える」
リディア「リザイア探しの邪魔ですし、始末しても良いのでは 」
ララ「ふ、2人共……なかなかえげつない」
コト「ではこうしよう。恐らくこの中で1番強いのはララ殿だ。……コホッコホッ…ララ殿が決めてくれ」
はい ララ「可哀想だし、2度と悪さしないって言ってるもんね」
いいえ ララ「コトの言う通り、口先だけならなんとでも言えるからね」
インプ「隙あり!」
インプがコトから精気を吸おうとする。
インプ「……あれ? 精気を吸えない…………まさかこいつ……おと」
コト「ララ殿…」にっこり
ララ「ん? コト?」
コト「始末して良いよな?」
ララ「えっ…と……」
コト「良いよな?」怒り
ララ「はい……どうぞお好きに」
フェードアウト
コトが刀でインプを滅多刺しにする。
インプ「ぎゃああああああああああ!!!!!」
フェードイン
セングレム「君達、魔物退治の協力感謝する。これでダルム王国の若い娘達は昏睡状態から覚めるはず」
ララ「どういたしまして」
セングレム「では王国に戻ろうか」
昼間になる。ダルム王国に戻る。王国を歩いていると、
女性A「セングレム様!」
ABCDEの女性がセングレムに寄ってくる。
A「セングレム様が助けてくださったと聞きました」
B「私、昏睡状態になってる時ずっと、苦しい夢を見ていた気がします」
C「昏睡状態の中、ずっとセングレム様の事を考えていました」
D「セングレム様」
E「セングレム様」
ララ「わぁ、凄い人気ね」
コト「騎士として人望が厚いのは良いことだろう」
リディア「ただの変態ではないのかもしれませんわね」
ララ「さて、ボク達はここら辺でおいとましますか」
コト「そうだな」
リディア「はいですわ」
ララ「リディア、次はどこに行けばいい?」
リディア「近いところだと……マイタケ村ですわね」
ララ「マイタケ……なんか可愛い名前……どうやって行くの?」
コト「マイタケ村はこのダルム王国から南にある関所を通っていく。その先にあるのがマイタケ村だ」
ララ「おっけー! それじゃ、行こっか」
関所に向かうが交通手形がいると言われる。
ララ「どうしよう、困ったわね…………そうだ! セングレムに頼めば何とかならないかな?」
リディア「変態騎士に頼むんですの?」
ララ「リディア……その呼び方……」
コト「変態はともかく、確かにあの男に頼むのが良さそうだな」
ララ「それじゃあ一旦引き返そ」
ダルム王国に戻る。セングレムを探す。
兵士A「セングレムなら、酒場で飲んでるはずだよ」
ララ「ありがとうございます」
兵士A「まったく、モテる男はいいねぇ」
酒場に行くとセングレムとそれを女性達が取り囲んでいる。
セングレム「もし明日世界が滅ぶなら、それまで俺は君とここで飲んでいたい」
女性達「きゃー!」
セングレム「この世に見た事無い花を見つけたとするだろう? それを見つけた君は、きっと愛でることだろう……だが俺は違う、俺は愛でて、しゃぶって、むさぼり尽くす! そう、その花が……君の様な綺麗な花であるならば」
女性達「きゃー!」
リディア「不潔……ですわ!」
ララ「おーい、セングレム〜」
セングレム「おお、ララにコトにリディアじゃないか。いったいどうしたんだい? もしかして、俺と飲みに?」
コト「なんで名乗ってないのに知ってるんだ」
ララ「飲みに来たんじゃないの。ちょっとお願いがあって……かくかくしかじか」
セングレム「なるほどね。交通手形か……良いだろう。君達は今回の事件の功労者だ。王も快諾するだろう」
ララ「ありがとう!」
セングレム「では行こう……おっとっとっと」
セングレムが千鳥足で再びリディアとコトのお尻を触る。
リディア「この変態! すけべ! 痴漢! 油で滑って地面に頭打って死ぬといいですわ!」
セングレム「ごめんごめん、つい手が……足が勝手に」
コト「私は……」
ララ「コ、コト?」
リディア「コト様?」
コト「私は男だぁー!!!」
コトが刀を抜く
ララ「コト、ここ酒場だよ。抑えて」
コト「この無礼者をここで成敗してくれる!!」
リディア「あわわわわ、コト様がキレましたわ」
セングレム「まあまあ落ち着いて、コトも充分」
セングレム「可愛いよ……キラン」
コト「斬る」
フェードアウト、フェードイン
再びセングレムが仲間になる。




