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電光怪人チェイン〜ヒーローになりたい僕と26のチートな力〜  作者: 蒲竹等泰
第24話 D4Cイグニッション
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第24話 その4

「なんなんだよ………この状況はぁッ!?」


「「「C(コール) to H(ハート)」」」

《Cell…Purification》

《Providence this All!!》


街が爆破されていく

魑魅魍魎が美しい日に照らされる


「こんな昼間に百鬼夜行かよ!?」


信者らしき人間がどんどん怪物に変貌していく


「………っ、こいつら捕縛しようとすると自爆するぞ!?」


「で、でも大変です、怪物化しないで要救助者に紛れ自爆する信者も……!」


「……………やむをえん、今より自身の判断で全ての人間に対して発砲を許可する、だが死と共に起爆する可能性もある、一定の距離を保ち………うぁッ!?


「部隊長!?」


地獄だ

起きて見る悪夢のように

火に燃え、街が崩れていく


逃げれなかった者が死に

助けようとしたものが死に

引き起こした者すらも死んでいく


地獄だ

何が心だ

ふざけるな


『送ってやるよ!』


怪物の腕が戦士の腹を貫き

その隊員から奪った銃で

さらに人が死んでいく。


「くそ……が!」


今際の怨讐でナイフを怪物に突き刺すも


『………あぁ、ここまでか』

『送ってくれてありがとう』


戦士の無念晴れず

怪物は感謝し、満足して死んでいく

爆発という

あと土産を残して。


「クソがァァァァァァァッ!!!」


ガトリングが火を噴き

怪物共も、怪物へ姿を変えていない者も

全てはミンチとなって爆ぜる


『Bibibe……』


ドローンやロボットを多数配備しても

1体倒すことで起る爆発で多くが飲み込まれるためまるで数が足りない


「助けて!助けてください!」


声がする

母親らしき女と幼稚園くらいの子供


『何故助けを求める?』

『この手この日の下死ねば楽園が約束されると言うに』


怪物が母子に拳を振り下ろす


「させるかぁぁぁあぁァァアッ!!」


1人がナイフと共にタックルし怪物を押しのけ


もう一人が怪物によって生み出された爆風から母子を抱くようにして背中で守る

防具のおかげか死にはしない

しかし動けない


(この人たちを……逃さないと)


守る戦士の襟がぎゅっと捕まれている


「ね、なんで助けなんて求めるのかしらね」


「わたししってるよ、こういうとちかづいてきてくれるんだよね」


…………はは、クソが


抱えた者が爆発する

近距離1ミリ顔面もろ

助からない





何処かでまた爆発音がする

正児達はそれに歯を軋ませながら眼の前の敵を睨みつける。


悲劇を物語る道を悠々自適に歩いてくる集団は、白くて白くて白くて(グロ)

その姿は先頭を歩む者以外パーカーを前後ろに来たように顔を、肌を見せない白い者達


そして先頭を歩む者は解く


『あなたについて、かつて予言されたことに従ってこの命令を与えます』

『その命令に勇気づけられ、雄々しく戦いなさい』


止まない爆炎の中を声がする

ふざけたうさ耳のようなアンテナを

洒落て付けた髑髏(しゃれこうべ)

髪のように貼り付いた導火線はバチバチと音を立てている。


その姿はけして聖者ではない


ファンキーヤンキーな英語のスペルもわからない男が着る服のような悪趣味さがデザインに現れている。

もし奴が本当にイグニッションであるのならばその姿は記録にあった姿とは違う

記録ならば白く、翼を持ち、茨の冠を被り

死の福音を告げる姿であった。


信仰ゆえにあの姿より奴は神聖なものを剥ぎ取ったのだろうか


『さぁ、主は楽園にてお持ちです』

『数多の魂を送り届け、あのお方のお膝元へ………』


その言葉を聞いた瞬間

後ろに控えていた純白の者達が襲い来る


「やはりこいつら、あの教団の!」

「………いけるか、葉黄恵縁」

「お前の、HAシリーズ(同類家族)だが」


「やりますよ、この戦いにこの島の命運がかかってるんですから!」

「それにね、私はもう天使とか呼ばれてた頃とはいいかげん決着を付けたいんですよ」

「………起動!」

《Take change Artifact from Machine》


「「「C to H!」」」


白い服が内から破け、弾け飛び怪奇な姿を表す。


『その罪、浄化されろ!』


「お断りします!」


怪物の1体を蹴り飛ばしてから銃で撃ち殺す


『何故拒む?!』


「私はもうあなた達の仲間ではない!」


背後を取られるがその爪をドローンが妨げ

回し蹴りで怪物は首を折られ

爆発するもマキナは一切怯まない



『裏切り者、堕落者、汚染物め……』


互いに手を掴み押し合いとなるが

拮抗すること無く怪物は足が折れマキナの力に潰される。


「なんとでも言ってください」

「私はそれをもう恥じることは無い!」


足を潰された怪物の首は蹴り飛ばされ

2周と208度ほど回ったと同時に起爆する。


「あなた達のお仲間、HA-08はもういない」

「私は葉黄恵縁として生きていく!」

「私達は人間なんだ、もう人間として生きなくちゃならないんだ!」


『違う、我々は天使、主に選ばれし存在だ!』


「空爆の消耗品として使われるのが天使ですか!」


『それが主に与えられた役目なら!』


「………なぜわからないんだ!」


イグニッションの腹を蹴り

銃でその腹を撃ち抜こうとした瞬間爆弾化した小石で怯まされ

その隙に接近され突き出された拳を

マキナは左手で受け止める………が


(………指輪のように付いていた宝石が消えてる!)


それに気がついた瞬間彼は腕をパージ


『チッ』


敵が自身の親指で人さし指の第一関節のギアを回す。

その瞬間小さな火花が散って腕は爆発する


「………なるほど、全部を爆弾に変えるには時間がかかるようだなぁ!」


マシンガンの弾丸が敵を襲う


『………っ!』


敵は種を1つ手から抜き取り

壁に押し込み起爆


倒れてきた壁が弾丸を防御する


「器用な!」


『舐めるな!』


壁がさらに爆発し

礫がマキナを怯ませ

敵はそのド腹に種を………


「轢け」


マキナによって操作された乗り捨てられた車が突っ込み敵は吹き飛ばされる。


「痛いだろ、痛いんだよ、怪我をするってのは」

「例えそれが他人のためだろうと、辛いんだ、誇れることじゃぁない、わかるだろ?」


ひき肉状態の敵に彼は拳銃の射程距離へ詰める


「投降しろ」

「このまま恐行を続けてもお前に救いはない」


説得する

しかしそれを拒否すると言いたげに爆弾化した小石が飛んで来る。


だが今度はマキナは怯むこと無く歩み続ける


「……なぜこんなことをする?!」

「天国にでも行きたいのか!?」

「人はただ何も犯さず生きれば天国に行ける、罪を重ねなければ、償えば天国に行けるのに、なぜ無償で行けるものを、そんな安い報酬でこうも汚い仕事(こと)ができるんだ!?」



『……………ふふ、ふはははは』

『天使ではない?』

『そんなことうん十年過ぎれば誰もが気づくこと!』

『しかし私は道具、私は機械、私は主が生み出した物に過ぎない!』

『人が生み出した、神への反乱の証拠……!』

『機械が天国へ行けるのか?』

『神がその門を開くのか!?』

『死んだあとは無とか言われたら………藁にもすがりたくなるでしょうが!』


腕を掴み

イグニッションは自身に種をえぐり込み

特攻する



「なんで、なんで………!なんで死んだあとのことを考えて生き続けているんだよ!?」


《Include Zipper》


自身を掴む腕を掴み返し

その腕を捻るように指でなぞり

ジッパーを取り付けることで敵の腕を切り離し

思い切り蹴り飛ばす


《Include Labyrinth》


地面から分厚い壁を生み出してその爆風から自身の身を守りきる。


「生きてるなら、生きていくことを考えなくちゃならないんだ、私達は………」

「でも、道具……か」

「…………とりあえず怪物は倒せたってことでいいんだよね?」

「怪物が倒せたならD4Cも解除………


ドゥゴォォン!!


また爆発音が響く

あっちは事情を知らないながらも来てくれたメイスが戦ってくれているはず。


「自爆したのにまだ生きてるのか!?」


壁が崩れ

土煙が上り

視界の悪い中

確かに怪物は未だ健在

いや、それどころか

傷の1つも無ければ腕も生えている。


『どジャァぁあ〜〜ん』


プロジェクターシステムは怪物の能力と姿を

使用者の肉体に投影する

故に、多少の傷ならまだしも欠損は修復しない。


「どうなってるんだよ!?」








「どじゃ〜ん」なのか「どジャ〜ン」なのかよくわかりませんよねあの口癖

なんか由来とかあるのかな?

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