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電光怪人チェイン〜ヒーローになりたい僕と26のチートな力〜  作者: 蒲竹等泰
第21話 吼えろ!ドラゴン
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第21話 その4

《Entry name Chain ver.II》


銀の装甲を纏うの怪物が少年を肩に担いだまま空いた右手で眼の前のドアのシリンダーを包む。


ここは屋上へ続くドアの前


「馬鹿だなぁ!初等部の屋上は他の部とは違って誰も入れないようになってんだよ!」

「鍵だって職員室だ!」


小馬鹿にしたように真司はチェインに言う


「うるさい」


ガチャン


真司の言葉と裏腹に鍵を刺してないのに今どきアナログな鍵が開く。


『すごいね早太君、これどうやったの?』


「電気の能力の応用」

「鍵の仕組みは知ってたから中のピンを磁力で操って鍵に合わせてずらせば」

「アナログ錠なんてチョチョイのちょい」

「電子ロックだったらチョチョイのボンよ」


『壊してない!?』


「開けようってなるとそれがどういう仕組みなのか調べる必要があるから、そこら辺はマキナこそ適任でしょ」


『組ませたら破れぬ金庫なし……か』


「ま、そんな機会は無いだろうけどね」


チェインは屋上に真司を放り投げる。


「うあっ……!?」

「何すんだよ!?」


真司はチェインを鋭く睨む


「戦え、できないならあんたには退場してもらう」


それに対して早太は冷ややかにそう告げ

足を少年すれすれに踏み降ろす。


バチバチバチッ!


その足から放たれた雷光が真司を脅迫する。


『いいんですか早太君!?』


「いいも何もこれしか無いだろ」

「もしこいつの復讐相手が学校にいる誰かだったら?」

「人類全てとか言う馬鹿げたものだったら?」

「もし雄介や絵縫が巻き込まれでもしたら!」

「……そもそも」

「怪物が一人の人間を襲うって出来事がどんだけ僕らをやり辛くするかわかってないだろ」

「もし、それをわかってやろうってなら」

「その執念を見せてもらう」


サッカーボールを蹴るように足を振り上げる


「………うぁ」

『強制降臨』

《Take change Fantasy of Dragon》


キーホルダーが大きな龍へと変わり

蹴られる前に少年を回収

少年からも小さな龍が現れる。


青い炎と共に空っぽな少年を大きな龍が抱きこみ燃え上り、同化する。

そしてその魂が宿っているとは思えない体に

(クローズ)のように小さな龍が宿る。


()は灯った


「『ゔぉあああぁあぁぁっ!!』」


2つのして赤い瞳

紫の龍


空想の狩人


「でたなメイス」


青い炎の熱が翼で晴れる

畳まれた巨大な翼はマントとなり


なびく


「…………くそが」

「いいぜ、見せてやるよ俺の復讐にかける執念(思い)を」


「そうか、その思い僕が黒焦げにしてやる」


メイスのひっかき攻撃


は、簡単にチェインに避けられ

その腹にカウンターが打ち込まれる。


(硬い)


「効いてねぇよ!」


回し蹴り


「羨ましいな、迅雷」


「!?」


急に距離を詰められ

メイスは顎から持ち上げられ

後ろに簡単に転ばされる。


「………うん、過剰使用状態ほどじゃないけど速度が前よりも出る」

「それに過剰使用を経験したおかげか1mくらいでも止まれるようになった」

「けど、とっさにこれはまだ難しい……かな」

「練習しないと」

「それにいちいち形態名なんて言ってらんないしね」


「クソっ………燃えろ!」

 

(敵、バイザー部分より火炎放射)

(炎に磁力を付与、磁力操作、自身前方に同等の磁力を生成、目に見えない壁があるかのように!)


加速した思考によって

彼に与えられた力が

彼のイメージを実現させるべく動きだす


炎が四方八方に中で消えるほどの大きさまで分散される。

まさにバリアーでもあるかのようにチェインの身は炎から守られる。


「………ふぅ、まったく学校に燃え移ったらどうするきだったの?」


「知るか!」


メイスは翼が展開し上体を急速に起こし

拳をその腹に打ち込もうとする

しかし


「視野が狭い」


その上体をチェインは容赦なく踏み潰す。


「っ………効いてねぇよ?」


地面に倒れたまま、

強がりではなく事実をメイスは告げる。


「………いや、問題は君が地面に倒れたって事実でしょ」

「硬くてダメージが入んなくても押されて無意識に体重を自分から後ろに掛けてしまいよろめくんじゃ話にならないね」

「だってそうでしょ?」

「この状態になったらおのずと………こうなる」


チェインは足から敵の体へ

死なない程度の電気を流し込む。


「ぐぁぁぁぁあぁぁあ……っ!?」


(は、早太君!?)

(え、えっと目的は一応説得なんですよね?)

(倒すんじゃなくて)


(そうだよ)

(でも、たぶんさっきのこの子の言動から考えて、これまで通りの穏便な説得はしようとしても無駄だと思う)

(だから徹底的に心を折る……と言うと物騒か)

(自分が強いって自信を真っ向から迎え撃って僕がなんとかして勝つ)

(そうすりゃ自分がまだ未熟だってわかってくれるはずだ)


(な、なるほど……)

(でも昨日小さい子を痛めつけたくないって)


(…………必要経費だよ、うん)


「ぐっ………くそっ、どけ!」


マントのようだった翼が広げられ

メイスは力強く上体を起こす


チェインはそれを見て自ら後ろに跳び

メイスの拘束を解除する。


「来い」


「言われなくても!」


拳、拳、拳っ!


紫の拳が絶え間なく放たれる!


しかしそれを


躱す!捌く!殴り返す!!


「ぐぁ!?」


「お、効いてきた」


メイスが怯む


「散々殴りかかったんだ、覚悟しろ」


ラッシュ!


拳、拳、拳、拳っ!!


銀の手甲を付けた金の拳が

龍を殴りつける。


「ぐうっ………!?」


それを


ガード、ガード、ガード………!


「素人ガードにゃ隙があんだよ!」


回し蹴り!


「かはっ……!?」


「ほら、踏ん張れ」

「怪物との戦いの基本は痛みに耐えて前へ」

「欠損しようが前へ」

「理不尽くらおうが前へ!」

「根性だ」

「自分の理不尽を相手に押し付けろ!」

「相手の理不尽を、自分の理不尽で叩き潰す!」

「僕の持つ理不尽(長所)は一挙一動事に大量に生成する電気と熱とそして上り続ける身体能力(スペック)!」

「つまり!僕の理不尽を打ち破るには僕のラッシュを根性で無理矢理にでもなんとか止めること!」


顎に見事なアッパーが決まる


………いや、


「お?」


殴られると同時にメイスは上へ跳ぶことでその衝撃を回避した、


「いいね」

「そうだ、硬さを盲信しちゃいけないよ」

「そんなもんなんの役にもたたないから」

「同じく再生も過信しちゃいけない」

「どっちかと言うと回避とショック死しない手段を何か考えといたほうがいい」

「僕の場合は痛覚の電気信号を60%ほど脳に届くより先に吸収することで40%まで痛みを軽減している、マキナは痛覚を警報……つまり音に変えているらしい」


迅雷


8m

メイスが後方へ飛び退いたことで空いた間を

1秒かからず詰めたチェインの拳が敵顔面に撃ち込まれる。


「ま、考えといて」


「っう……!?」


「ほら、復讐したいなら怯むな」


ラッシュ


「…………や、やめっ…っ!?」


「強いんだろ、頑張れ」


「くっ……!?」


「解釈を広げて」

「君のイメージする龍はなんだ?」

「イメージしろ」

「押し付けろ」

「自分が強いって思うなら」

「信じ続けろ」

「イメージ、イメージ、イメージ!」 

「この拳にこの雷が宿ればどうなる?」

「この世界に電気はどうある?」

「物語に現れる最強!」

「龍とはどのような存在か!」

「与えてもらった以上、それを最大限活かす義務が僕らにはあるんだ!」

「考え、考え、考えりゃ!」

「そうすりゃ視野も広くなる」


デバイスの少し上

ペールオレンジな蛇腹に


努力しろ(ファイト)


ミシミシッ


音を立ててチェインは拳をめり込ます。


「それができないから君はまだ弱いんだ」




増えてる、ブックマークが!

4人に!いつの間にかに!

よっしゃぁ!


ありがとうございます!


で、本編ですが

やべぇこの先どうしようって感じですね

もう一話前倒しにしようかな……

とか悩んでたら間が空きました。

できればチート能力があってもイキらない主人公にしたかったのに………何か人を見下したような性格になっちゃってる気がするんですよね……

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