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2章.11 再会の乙女達

短い話が増えるかもです!

毎日更新だけは続けるぞー!

Dランク昇格から2ヶ月、ウルドは毎日依頼をこなし続け、金貨40枚の貯金が出来た。


なので最近は良い依頼のない日は解体や魔物の生態などの座学を増やしている。


そんなある日、1通の手紙をミレイさんから受け取った。


「パゴダ商会からお手紙よ。なるべく早く返事をお願いって言ってたけど、ウルド君何かしたの?」


そういや俺、カトレアに冒険者になって旅に出ますって送ったっきりで場所すら教えてなかったな…。


しかも冒険者活動が予想以上に楽しくて手紙送るの忘れてた…。


俺は引き攣った笑顔で、昔ちょっと…と伝えて、宿に引き返して手紙を読む事にした。


『ウルド様、お元気でしょうか。カトレアは少し寂しいです。ウルド様からのお手紙で冒険者になられたのを知っているのに、お忙しい中この様なお手紙をしてしまい申し訳ございません。もし、お暇が出来ましたら一度で良いので、商人の街、カサンドラへお越し下さいませ。お返事、いつまでもお待ち致します。カトレアより』


商人の街…、めっちゃ面白そうだな。

カトレアの話に寄れば、ザガルタから2日から3日の距離って話だし、護衛のついでに行けば金も稼げるのでは?


「行くか!カサンドラ!」




俺は手紙で近々行く事を書いてザガルタにあるパゴダ商会の支店に預けると、支店長からもし行く日が決まったら指名依頼を出してくれるらしい。


俺は宿の料金があと1週間分を支払済みなので、丁度1週間後に向かうと伝えて宿へ帰った。


午後から暇になり、依頼をするには時間が遅くなり過ぎたから、俺はギルドで座学にしようと思いギルドへ足を運んだ。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「あれ?もしかして…、ウルド君!?」


ギルドに入ると、1人の女性に声を掛けられた。

Cランクパーティ『紅の乙女』のリーダー、クレアさんだ。

冒険者は命の軽い職業だ。

1年以上振りの再会なので、生きて再会出来て俺は素直に嬉しかった。


「クレアさん?お久しぶりですね。他の皆さんは元気ですか?」


「元気元気!まさかこんなに早く里以外で会えるなんて思わなかったよー!ウルド君ってエルフだし、次に会う時は私達、引退した後かもとか話してたぐらいよ!」


確かにあり得る別の未来に、改めて種族の違いを感じてしまった。

だとしても、別れは必ず来る。


俺は改めて、出会いをひとつひとつ大切にして行こうと思った。


「今は私達、パゴダさんの所と専属契約してるの!向こうの冒険者が少なくて中々こっちに帰れなくてさー!カサンドラに派遣って形で今年も向こうが拠点なの!」


確かに商人の街ってぐらいなら護衛依頼も多いか。

護衛だと中堅以上の冒険者は引く手数多だろうし、安定した収入ってこの世界じゃ珍しいからな。


そこで俺は、来週カサンドラに行く事を思い出した。


「あっ、来週カサンドラへカトレアから招待を受けたんで、ちょっと遊びに行こうかなって思ってるんです。パゴダ商会の専属ならお会い出来そうですね。」


「本当に!?みんな喜ぶよー!カサンドラに戻ったら、すぐみんなに知らせるね!あっ!そういえば最近ミーアがさー…」


俺はクレアさんが担当の受付嬢に呼ばれるまで、クレアさん達の近況を聞かされ続けたのであった。


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