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1章17.紅の乙女達

ちょっと短めです!

翌朝、俺と父さんは前日整備した武器を手にして討伐部隊に合流した。


「おーい!ウルド君!こっちだよー!」



クレアさんだ。朝から元気だなぁ…


ミーアさんと、後二人は知らないから昨日いなかった人だな。


「おはようウルド君。昨日はしっかり寝れた?睡眠は大事なんだからね!任務に支障が出たら大変でしょう?」


ミーアさんは相変わらず心配症の様だ。


「クレアさんにミーアさん、おはようございます。昨日はしっかり寝れたんで大丈夫です。」


昨日は寝る前にお酒の力を借りた。

16歳になったのだ。ちなみにこの世界の成人は15歳らしいので、お酒を飲んでも怒られない。


「なら安心ね。じゃあクレア、二人の紹介お願いね。」


ミーアさんに促されて、クレアさんが二人の女性を連れてきた。


「はい!じゃあ早速紹介するね!最初はソフィ!魔術師なの!」


「ソフィ。ウルド君、よろしく。」


長身で黒髪が綺麗なお姉さんだ。

ただ、こんな綺麗なお姉さんが魔女の格好って、コスプレ感が凄くて逆に冷静になってしまった。


「ソフィさん、よろしくお願いします。俺はエルフの里のウルドで職業は狩人です。」


ペコリと一礼すると、ペコリと一礼を返された。


なんだか同じ匂いがする。人見知りなのかな?


「はい、次ね!この娘はアザレア!神官なの!」


「初めまして。アザレアと申しますわ。以後、お見知り置きを。」


先にペコリと一礼されてしまい、釣られて一礼してしまった。


「あ、すいません。俺はエルフの里のウルド、職業は狩人です。よろしくお願いします。」


「大丈夫ですよ。うふふっ、可愛らしいエルフさんですね!」


綺麗な金髪と修道服に包まれた美人さんだ。

というかこのパーティ女性しかいないけど、治安的に大丈夫なのか?


すると疑問の目線に気付いたのか、ミーアさんが答えてくれる。流石は盗賊だ。


「その目は女ばっかで危ないんじゃない?って顔してるわね。意外とムッツリさんなのかな?」


ミーアさんが揶揄ってくる。ガキ扱いすんな!

こちとら前世合わせたら51やぞ!


勿論口には出せないので、目線で訴えてみる。


「冗談よ冗談、そんな睨まないで。私達、意外と強いのよ?ランクももうすぐCランクだし。」


Cがどの程度かわからないけど、多分中の上ぐらいなのかな?


「凄いですね。女性だけのパーティって多いんですか?」


「そんな多くないわよ。私達は同じ孤児院の友達で組んだだけだから、特別気にした事なかったしね。」


孤児院か。やっぱあるよなぁ。


俺は前世も今も肉親には恵まれた。


でも、この世界では普通の事なんだろうな。


「そうなんですね。すいません、込み入った話聞いてしまって。」


一応謝っておく。女性の秘密を聞いてしまったからね。


「別に気にしてないわよ。ていうか貴方、本当に16歳?私の16の頃はもっと…」


なんか複雑な顔になってしまった。


「本当ですってば。それじゃそろそろ出発なんで持ち場に戻りますね。」


そこそこ話し込んでしまったので、父さんの近くに戻っておこう。


「そうね。まぁ、大丈夫だと思うけど道中油断はしないようにね?魔物の危険もあるんだから。」


「ありがとうございます、気を付けますね。それじゃ皆さんによろしくお伝えください。」


そう言い残し俺は父さんのいる隊列に戻った。

TRPGって面白そうですよね。

ちょっとやってみたいけど一歩が出ないやつ。

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