↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/99

1章.14 作戦会議 前

まだだ、まだ終わらんよ(公開)

翌朝、あまり寝れずにぼんやりする頭を水をぶっかけて無理矢理覚ました後に、冒険者ギルドへ昨日の緊急依頼に集まってくれた冒険者達と共に、ギルド内の会議室にて作戦や段取りの為に集まった。


「ウルド君おはよう。おや、眠れませんでした?」


会議室に入ると、既にいたザイルさんに声を掛けられた。


「ザイルさん、おはようございます。少し考え事してたら目が冴えちゃって。」


ザイルさんにバレた。顔に出さないようにしたのに流石の観察眼だ。ギルドマスターってすげー。


「無理もありません。貴方まだ人を殺した事ないでしょう?僕も初めての討伐任務は同じでした。任務が終わった後は仲間と朝まで飲んで、ゲーゲー吐いて二日酔いで忘れちゃいましたがね?」


ふふっとイケメンジョークを披露してくれた。

ザイルさんでもそうなんだ、と思うと少し気持ちが楽になった。流石は父さんの師匠。


父さんは今朝からずっと俺の心配をしている。


「ウルド、無理はしないでくれ。殺すのが辛いなら足止めや陽動の方を…」


「父さん、大丈夫。それに俺達が依頼しているのに俺が前線に出ないで冒険者を前に出すなんて士気にも影響するよ。覚悟は決めた。」


父さんは涙を浮かべ、何も言わず俺を抱きしめる。


「父さん、恥ずかしいよ。それに俺だってもう強くなったんだ。任せて欲しい。」


「そうだな…そうだな!なんたって俺の息子だ!明日はウルドが野盗共を皆殺しだな!!」


抱きしめたままで顔は見えないがぐしゃぐしゃになっているのだろう。


「父さん、俺はバーサーカーじゃないよ。全く。」

 

父さんありがとう。もう迷わないよ。


「はいはい、親子の感動シーンは夜狼を皆殺しにした後にしようね。それでは今から明日の作戦会議を始めますので、各パーティはパーティごとに、ソロの冒険者はこちらのテーブルに座って下さい。」


ザイルさんがパンパンと手を鳴らしてそういうと、

先程までガヤガヤしていた会議室がとたんに静かになり、冒険者達がそれぞれ着席する。


いつの間にか、会議室には20人程の冒険者が集まっていた。

俺が現地で見た野盗より何倍も強そうだ。


「本日はお集まりいただきありがとうございます。

改めまして今回の討伐目標ですが、『夜狼』の討伐、及び捕縛となります。捕縛とありますが、敵は50を超えると報告があるので、無理に捕縛する必要はありません。そこは皆さんにお任せします。報酬はクエスト報酬として銀貨8枚。討伐数に応じてボーナスを出します。更に夜狼の首領にもボーナスを出すので、絶対に逃がさないで下さい。」


ザイルさんの話を聞いてハッとした。


お金ってあったんだ!狩り暮らししてたから気にした事なかった。


「では、次に作戦を説明いたします。と言っても難しい作戦はありません。見張りを暗殺で無力化し、その後は敵を誘き出しながら殲滅します。ただし、内部に奴隷目的の捕虜がいる可能性もあるので広範囲魔法や洞窟が崩れる危険がある魔法は使用は禁止です。ここまでは宜しいですか?」


全員が頷く。無理に連携するよりも良いと考えたのだろう。


「では続きを。ここからが重要です。隠密が上手な方を集めて潜入部隊を作り、洞窟内に捕虜の有無を確認してもらいます。これにエルフの里のお二人にもこちらに参加していただきたいのです。」


マジ?最最前線ですよ?


「勿論無理にとは言いません。ですが、貴方達がやってくれるのなら僕も安心して任せられます。」


むむ、父さんは俺次第って顔だな。

覚悟は決めたんだ。迷いはない。


「ちょっと待ってよ!」


やります!と口を開こうとした瞬間、俺の言葉が出るより前に遮られた。

久々に言っときますね。


初投稿ですので!優しくしてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。