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我が家の不思議な母親たち  作者: 天野きつね
第零話 おわり
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えぴろーぐ

 親愛なる父上様。

 お元気ですか? ムスメは元気にやっています。

 色々とありましたが、わたしは何とか無事に毎日を過ごしています。

 やっぱり、あの母が二人いるとうるさいです。でも、その分賑やかなのが嬉しい気がします。やっぱりなんともいえないですね。

 あのあと、悠木君とは良くしゃべるようになりました。部活の合間に本当に文芸部に顔を出してくれるようになってくれて、とても嬉しいです。意外に趣味が合うんですよ。

 本当に。

 お母さんが二人いるというのは、慣れるまでとても嫌な感じがしたけれど、今は全然平気になって……

 むしろ、二人のお母さんがいてよかったと思えるようになりました。

 だって、二人分の愛情を注いでくれるのがわかるから。

 鬱陶しいこともよくあるけれど、その分嬉しいこともたくさん在ります。

 それを素直にお母さんたちに言うのは気恥ずかしいですが。


 だから、お父さんにお礼を言おうと思います。

 有難うございました。

 月菜お母さんと陽菜お母さんと出会ってくれて。

 私を誕生させてくれて。

 心のよりどころとなってくれて。


 心のそこから、ありがとう。

 

 と、言うことで娘はこれからも元気にやっていきます。


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