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別世界  作者: むごな
リンドス国編
20/22

手段は選びたい

地上に降りてきた、だいぶん移動したと思うがあと何日くらいでつくんだろうか。正直あと1日くらいはライト話して計画を立てておきたい。

「明日から、地上で移動するぞ。あと半日くらいで町までつく距離だからな。」


ライと話す時間はもうないみたいだな、ラスクに一切聞かれるリスクなく相談で切る方法があればいいが、そんな方法は思いつかない。そういえば飛行中に村のような場所を通り過ぎたことがない、俺の中で予想はしているがそれがあっているんだろうか。


「飛行中に見た景色で小さい村を見たことがないんですけど、どうしてないんですか?」

「小さい村は作れないんだよ、そんな村はすぐに魔物に滅ぼされるだけだからな。そういう村にいる奴はたいてい魔法が使えない奴だそんな絶好の餌を見逃すわけないからな。」

ラスクの言ったことは俺の予想通りだった。だけどこの先は俺の予想外だった。


「ただ大きい町にいようが結局危険性はあまり変わらない、例えばライがいい例だな、そいつ一匹で町を滅ぼすことくらい簡単にできる。今まで人間が滅んでいないのはただ運がいいだけだ。時々現れる英雄と呼ばれるような存在がそういうやつをたまたま対処できているだけ。」


俺が生きている今の時代にこの世界の住人を滅ぼすような魔物が現れなけれいことを祈るしかないな。とはい英雄か心あたりしかないな。

「英雄ってラスクさんみたいな人のことを言うんですか?」


「そうだ、俺も英雄って言えるだろ。そういえば一般常識として知っておくべき魔物が一体だけいたな。通称ミームというマンボウの魔物ていう魔物だ。強力な魔法を使用し、ゴブリンと人間両方に壊滅的な被害を与えた存在だ。ゴブリンの方はよくわからないが人間の方は1つの国が滅ぼされたな。」

そのレベルならほかにもいそうな気がするけど。


「その1体だけなのは何か特別な理由があるんですか?」

「ミームだけは別格だからだな。各国で協力して討伐隊を作った。様々な英雄がいたらしいが全滅し誰一人として帰ってこなかったらしい。それにゴブリンの方もそれで被害を受けたのかその後100年くらい攻めてこなかったからな。」


本当に別格な存在なんだな、それにしてもマンボウに対して弱いイメージしかないが魔法があるとこう変わるのか。

「それは知っておくべきですね。よく人間が滅びずに済みましたね。」

「本当にな、当時は有力な戦士が大量に死んだせいでそのあと魔物に対処するのが大変でミームの影響で滅びた国は実質6か国あるらしい。」


逆にこれ知らない人間いるのかっていうレベルだな。全世界に影響を与えているみたいだし、魔物の繁殖を禁止している理由もそこまで恐れている理由が分かったな。

「ミームの話は置いておいて、エストア国まで来たし目的地の町まであともう少しだが問題がある。この世界では情報が命だから空間魔法とか異世界に関する情報を手に入れる方法がない。」


なんでここまでその相談を一切しないんだよ!もっと早くに言ってくれたら考える時間があっただろ。というかラスクが無理だって言っているのに俺にできること何にもないだろ。

「我に良い提案があるぞ。」

これまで何も話さなかったのに急にライが話てきた。これ多分ろくでもない提案が来るな。


「ライ頼むからまともな案を言えよ。」

「情報なんぞ盗めばいいだろ。」

やっぱりこう来るような気はしていた、そりゃ俺も頭の中にはあったけど。俺とライは別に問題ないけどラスクにとっては問題しかないだろその提案。


「さすがにその提案は飲めないな、まともに手に入れる方法を教えてくれるか?」

ほらやっぱりラスクがその提案を了承するわけないだろ。

「貴様はこの3人でやるとでも思っているのか?盗みに行くのは我と征吾だけで十分だ貴様にとって問題はないはずだ。」

俺勝手に参加させられることになってる!?そりゃ魔法的に一番向いているの俺かもしれないけど。


「普通に倫理的にだめだそれにどんなセキュリティがあるかもわからないだろ、リスクが高すぎる。」

ラスクそうだ言ってやれ、人殺してるのに倫理とか今更の話だけど。

「リスクに関しては貴様も参加すればほとんどなくなるだろ。それにこの案を認めないなら別の案を提示しろ、どうせ盗みに行くとしても1週間は情報収集をする必要があるからそれまでが期限だ。」


その言葉以降ライは何も話さない、こいつこれを言って殺されないって確信していたのか?というかこいつはなんでこの提案をしたんだ?どうにかしてラスクの討伐方法を見つけられる自信があるのかライのせいで考えることが増えそうだな。

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