次の国へ
「ラスクさんのところへと行きましょうかライコウモリ。」
俺はそう言って出口へと歩きだす、壁にライコウモリが化け物に敬語使ってるの気持ち悪いとか書いてるが気にしないこととしよう。ラスクは俺がコウモリと戦闘をした場所で待っていたみたいだ。俺の魔法によって既に説得の成功は報告してある。
「よく成功したな。それでそいつ種族名で呼ぶにはさすがにちょっと長いだろ。なんか名前の案はあるのか?」
そこらへんは何も考えていなかったな、確かに長いし面倒だな。適当にライとかでいいだろうな。
「じゃあラリでいいか?」
俺が言う前にラスクが提案してくる、最初と最後を取っているのか。名前なんてどうでもいいからそれでもいいか。ただ俺にとって発音しづらいんだよな。
「それは俺にとっては発音しづらいから、ライリにしてくれないか?」
「そうなのか?じゃあそうするか。」
ライはこの会話に対して何も言ってこないな、興味ないんだろうな自分の呼び方なんて。
「ライ俺の言うことには絶対に服従しろよ。逆らった瞬間死ぬと思えよ。」
基本的には大丈夫だと思うが、ラスクと一緒にいるときは俺に従われているというふりをしてもらっていた方が協力関係だと思われにくいはずだからな。それにラスクは服従しているかどうかを怪しんでいる気がする。
洞窟から出てきた。そういえば俺これからこいつに乗ることになるのか、乗りやすい形に変形してくれるだろうし、馬と比べて簡単だし快適だろう本当に手に入れることができてよかったな。この後はギルドへと報告しにいかないとな。
ラスクと一緒にギルドまで来た。ライは俺のポケットの中に縮小化して入っている。服従していることの証明は不安しかないが大丈夫だろう。
「ギルドマスター、ライコウモリの服従に成功した。今回の依頼は完了した。」
「本当ですか?構造変化の魔法を持っている個体が人間に服従したのですか?にわかには信じがたいので証明していただけますでしょうか?」
ラスクが俺の方に目配せをしてきたので俺はライをポケットから出して命令する。
「巨大化しろ。」
これにライがちゃんと従ったことにより、ギルドマスターは構造変化の魔法を持つ個体であるということを理解し、従っていることも理解できるたのだろう、顔から驚きが隠せていなかった。
「本当に服従させて見せるとは驚きました。依頼は完了したということで報酬に関してはギルドカードに後で登録しておきます。ところでラスクさんはこの国でこの後どの程度活動しますか?」
ラスクの予定を聞いている、ラスクが頼りにされていることがよくわかるな。
「俺はもうこの国は出るつもりだよ。これ以上頼み事は引き受けないから。」
「そうですか、それは残念です。では次はどちらへ行かれるのでしょうか?」
「言う必要ないだろ。そこまで干渉されるつもりはない。」
ラスクの行先をどうしても知りたいみたいだ。それだけラスクは優秀ってことかそれはわかりきっていることだな。それで、話は終わったためそのあとすぐに準備を済ませて町を出ることになる。
「ラスクさんってとてもギルドから頼りにされているんですね。」
これくらいは言っても大丈夫だろうから聞いてみることにした。
「そりゃそうだろ、3級以上のギルドに所属している人なんて片手で数えられるくらいしかいないからな。」
急な新情報でびっくりした、俺が聞いていないのが悪いやつだな。
「一応言っておくが、ギルドで3級だと認められた場合はその町の騎士団に所属したり、軍に所属したりする権利を得られるから、3級以上でギルドに所属しているは変人くらいだぞ。」
確かにそっちの方が効率いいな、俺の考えが足りていなかった奴ですね。よくできている仕組みだな、ギルドには誰でも入ることができ、そこから戦力になる人材を国が獲得することができる。ほかの国でもこの仕組みの国の方が多そうだ覚えておこう。
「ライを手に入れたから、船に乗って行かずにこのまま北にライに乗って行くぞ。俺は走って行くからそれについて来いよ。」
ライは巨大化して俺が乗りやすいような体になってくれた、俺はそれに乗る。
俺はこれからも様々なことを学び続けてそれのすべてを活用して、正しい選択を選び続けて生き残りそして元の世界に帰る。次は魔法の国エストア教国、正直ここで元の世界に戻る方法を得られたらいいんだけどな。




