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氷の聖女のテラリウム  作者: 風木水空
ここまでの登場人物
326/342

キャラクター情報3

この前後軸時系列の主要・頻出キャラクターです。

■リシェリア

19歳前後、白銀の長い髪、青い瞳。それなりの美少女でシルヴィナス王国の当代聖女。

癒しを筆頭に、多種多様な異能を使用することが出来る。

孤児で異能や見た目から疎外されて育ち、人里を離れて放浪してきたため、常識に劣る。

異能使用時には瞳が白っぽい青へ変わる。

ラトリエで大嵐を治める奇跡を人々に見せ、その力や見た目が広く知られ始めた。

淡い髪色、白い聖女服という見た目から世間からは『白い聖女』と呼ばれる。


◇もう一人のリシェリア

リシェリアの異常によって表出する別人格。

穏やかで抑制的なリシェリアとは対照的に、喜怒哀楽が直情的で、判断も短絡的。社会的な倫理や常識には疎く全体的に幼い。異能の扱いは卓越して底知れない。


■カイル(カイル・ラス・アーレンス)

もうすぐ22歳。灰色の髪、紫の瞳。整った美形。

シルヴィナス王国の祭祀庁(さいしちょう)に勤める上級官吏で聖女担当官。

小領地をもつ地方貴族の若い当主でもある。

見た目と仕事には定評があるが、性格に難があるとして遠巻きにされていた。

リシェリアの境遇や異能を支え、彼女の情緒の成長と恋愛の選択を待っている。

セランとは激しく競い合う恋敵だが、現在は互いの役割と人格を認め始めている。

ほとんどの場面で黒い祭祀官服を身につけ「聖女の黒」「黒い官」と呼ばれる。


■セラン

20歳。伸ばした赤毛、金の瞳。イェルス家付き従士

猟師の息子でリシェリアとは幼少期から家族同然に育った幼馴染。

嗅覚、聴覚、動体視力などが常人より鋭く、狩猟で培った弓、短刀、体術を得意とする。リシェリアとともに長い放浪生活を送った後、彼女の側に立てる身分を得るため軍へ入り、ラトリエでは身を挺して聖女を守った。現在はイェルス家に所属する従士として、グラント直属の任務と騎士教育を受けている。

聖女を守った赤毛の青年として、「聖女の赤」「赤い騎士」と世間に呼ばれている。まだ正式な騎士ではないため「赤い騎士」は民衆がつけた通称。

カイルとの競争を通じ、リシェリアの家族や守護者ではなく、一人の男として立とうとしている。


◇ウル(ウルガ)

白い毛並みと青い瞳を持っていた、セランの猟犬。幼少期のセランやリシェリアとともに育った狼犬。

過去の災害でセランとともに命を落としかけ、リシェリアの異能による蘇生の際、セランの生命を補う形で融合した(とリシェリアは考えている)。セラン本人はその事は知らない。


■アスティ(アストリット・メイスン)

もうすぐ23歳。短い黒髪、榛色の瞳。現王の姪で、親王家であるメイスン家公女。シルヴィナス王国軍副総長。

真の力を持つ聖女を探す王命の中でリシェリアとセランを保護し、二人を社会へ戻した後見人。現在はリシェリアの親友であり、軍人、貴族、聖女として生きるための現実的な知識と自立を教えている。

カイルとも旧来の知己であり、暴走しがちなカイルの制動役も担っている。

グラントとは上官と部下であり、互いの能力を深く認め合う関係。彼から求婚されているが、自身の血統が政争の火種になることを警戒しており、跳ね除けている。


■グラント(レオグラント・イェルス)

27~8歳。金髪、金の瞳。筆頭公爵イェルス家の現当主で、アスティの上官、リシェリアの現婚約者。

祭祀庁・騎士団庁の二つを束ねる総長(最高権威者)であり、王国の軍事、祭祀、宮廷政治に強い影響力を持つ。

強い異能を持つ聖女を政治的係争から遠ざける目的のためリシェリアと合意の上、仮初の婚約をした。

セランとカイルの恋愛競争を娯楽として楽しみ、見守っている。アスティへ婚姻交渉中。

名前や見た目上の特徴から 『金獅子』と呼ばれている。


■ジェス(バージェス・ラング)

15歳~。王国軍兵士。アスティの元小姓で、メイスン家の後ろ盾をもつ。裏庭の管理者として登用されている。セランとリシェリアの気安い話し相手。


■リカリオ・ハーティ

30代後半。金髪、茶色の目、あご髭。王国軍の実力者。

大きくひょろ長い印象のアスティ直属騎士。


■クラウディア・メイスン

40代半ば。暗褐色の髪と榛色の瞳を持つ、現王ベルナルトの姉。メイスン家当主でありアスティの母。

本来は自らが女王になるものと考え、婚姻、出産、派閥形成までを王位獲得のための政治計画として進めていた。しかし王位は弟ベルナルトへ渡り、さらに支持を期待していたイェルス家にも勝ち筋を断たれたことで、その敗北を現在まで引きずっている。優秀な政治家ではあるが、神秘や感情を軽んじる傾向のある現実主義者。

裏では弟の王権とイェルス家への怨恨を抱き、失われた王位を奪い返す機会を探り続けている。


■イングラム・メイスン

40代後半。アスティの父。


■イオラント・メイスン

20代半ば。アスティの義兄。傍流からの養子でありメイスン家の次期後継者。


■サフィア(サフィーア・ノーリアン)

リシェリアの筆頭侍女、アスティの乳姉妹で元侍女。

メイスン家に仕える使用人一家の生まれ。


■ヘンリク

20代半ば カイルの王都での唯一の侍従。寡黙。アーレンス領の戦災孤児で、カイルとは付き合いが長い。


■ロアンド

老齢。アーレンス邸の執事。


■ラファ

聖女付き侍女(メイスン家)侍女。


■レフォード

騎兵。セラン同僚でラファの恋人。


■シャロン

イェルス家侍女。


■コンラート・オルクナー

30代。元聖女ユーディナの元担当官で現夫、カイルの同僚祭祀官。二児の父。


■ユーディナ・オルクナー

30代。10代前の聖女でコンラートの妻。聖女任務を終えた後、一般祭祀官の職に就いているが現在は育児休暇中。商家の娘で元平民。

1章から一年近いので主要キャラは一部年齢変更あり

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