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Call off Ⅱ
初期登録と設定を弄っているとバーベラ名乗っている車は目的地のマーケットについた。
独特の匂いと薄暗さ、そんな陰鬱とした見た目に反して人は沢山いる。
比較的揉め事のない雰囲気となっている。
ハイエナたちにはハイエナたちのルールがあるのだろう。ここで揉めれば下手したら命がないという暗黙の了解なのだ。
バーベラは人混みの中を歩く、見た目はそこそこ派手でお宝の山なようなものを抱えている彼女は見かけて道を譲らないものはなかなかいない。
ここにそれを持ってきている時点でよっぽどの運があるか実力者だからだ。
露店を抜け奥の細い道に入る。
昼間なのになかなか日が差し込まない角度の路地だ。
しかし、緑と紫のネオンサインがその路地を照らしている。
バーベラは両手が塞がっているので足で扉をノックする。
しばらく待つとめんどくさそうに扉が開かれる。
「あんたかぁ」
ウンザリした声の主は、この店の一人娘であるピナータだ。まるメガネをかけて三つ編みのツインテール。指にはペンだこがある。
「買い取ってください」
バーベラはめんどくさそうなピナータの反応を無視して、手元にある品を見せつける。




