↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LEVEL5 〜超能力を巡る戦いの記録〜  作者: 更待クロム
第1章:政府革命編
22/38

第22話:新装備

凛のSOPを見て思ったことがある。


凛は空中に浮かぶことができた。もしかしたら俺にもできるかもしれない。


そう思った理由は、俺も物体を浮かせることができるからだ。


浮いた物に捕まれば、自分も浮くことができるのではないか。


俺はさっそく試して見ることにした。


俺は自分のベッドに置かれている枕を浮かせ、ぶら下がろうと試みた。


「わっ!一希が浮いてる!」


成功した!


思った通り、浮く事はできたが体重分の負荷がかかるな。でもこれを使えば...



俺は朽葉さんや開発チームの人達に頼んでとあるものを作ってもらった。


できるだけ軽量で、燃料は必要ない。


速度を上げるため、空気抵抗が少ない形にする。


でも2、3人は乗れる広さにした。


その結果、あの有名な爆撃機のようなシルエットになる。


「なんか、メカニックな紙飛行機って感じだな」


宗一には伝わらなかったようだ。



数日後、朽葉さんが俺に教えてくれた。


「一希さん、完成しましたよ」


言うなれば俺専用の飛行用アイテム。


その名も、『スカイドラゴン』!


全長は3メートル強。黒塗りの機体の後方には同乗者が落ちないための掴める箇所がある。


さらに下部にはマシンガンが二つ固定されている。


スイッチは完全に機体内部にあるので撃つのも操縦も俺にしかできない。


この日のために俺はこれに乗る練習をした。



「一希、これに乗ったら魔法の絨毯みたいじゃね」


「確かにな、これで練習するか」


部屋にあった絨毯を使い、乗る練習をした。


月城さんから広い部屋を借りて特訓をすると2日後にはかなりの腕前になった。


まさに自由自在だ。


「うまっ!?︎センスあるんじゃない?」


宗一は俺の成長に驚いていた。


今の俺はコイツも乗りこなせる自信がある。


ボードのように俺は上に立つ感じになるけど問題はそこじゃない。


後ろに掴まる人は多分結構地獄だと思う。


掴める箇所があるとはいえ他は何も無いので手を離したら終わりだからだ。


もし落ちても俺が急降下して回収できるので死にはしない。


『スカイドラゴン』は俺が操縦している間、俺の体の一部になる。


消しゴムをキャッチするようなもので俺からすれば必ず成功する。もし俺が落ちても同じ事だ。


それに乗らなくとも操縦できるのでさらに使い勝手が良くなる。


マシンガンを撃たせれば無人戦闘機のように遠距離から攻撃する事も可能になる。


俺は次の任務に期待を膨らませた。



朽葉さんは他にもトカゲマルにつける鞍を作ってくれた。


「2人乗りです。『スカイドラゴン』よりも安全ですし、トカゲマルも決して遅くはありませんからね」


「ありがとうございます!」


和はとても嬉しそうだ。


「実は私が憑依するためのロボットの試作機も完成したんですよ!こっちです」


朽葉さんは俺達を研究室の奥へ案内した。


「これが試作機、『KUCHIBA MARK1』です!」


この人もネーミングセンスは大概だな。KUCHIBAさんか。......


見せてもらったロボットは機体に『KUCHIBA MARK1』と書かれており、ケンタウロスのような足が4本腕が2本の構造をしている。


でこぼこした道でも歩きやすい四足歩行。さらに物を掴める繊細な右手。


左手はマシンガンになっている。


「取り外しもできるんですよ。いろんなパーツをつけて臨機応変に動けるようにしたいですね」


「マーク1という事はマーク2以上も作るんですか?」


「そうですね。私自信、いろんなロボットになってみたいですし、憑依した姿を想像しながら作るのが楽しいんですよ。

勿論、人の役に立つ物を作るんですけどね」


「今からマーク2が楽しみです」



穏やかな日々。


人々が築き上げた幸せが崩れないよう、これからも俺達は闘う。

ここまで読んでいただきありがとうございます。次回の投稿は9月3日の19:30です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。