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君と交わした嘘  作者: あいぼ
第1章
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■第27話「刃を向ける理由」

最初に斬りかかってきたのは、顔見知りの兵だった。


 

 何度も背中を預けた相手。


 

 その剣が、今は敵として迫ってくる。


 

 「なぜだ!」


 

 叫びと共に振り下ろされる刃。


 

 レイはそれを受け止める。


 

 衝撃が腕に響く。


 

 「……守りたいものができただけだ」


 

 短く答える。


 

 それがすべてだった。


 

 正義も、任務も、命令も。


 

 すべてを上回る理由。


 

 「ふざけるな!」


 

 怒声と共に、さらに攻撃が激しくなる。


 

 当然だった。


 

 裏切りは、何よりも許されない。


 

 それでもレイは退かない。


 

 背後には、リナがいる。


 

 守るべき存在がある限り、折れるわけにはいかなかった。


 

 刃と刃がぶつかり合う中で、確かに何かが終わっていく。


 

 仲間だった関係。


 

 信頼。


 

 すべてが断ち切られていく。


 

 それでも、前に進むしかなかった。


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