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君と交わした嘘  作者: あいぼ
第1章
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■第26話「裏切り者」

脱出は、静かに始まった。


 

 巡回の隙を突き、最低限の装備だけを持って進む。


 

 だが、それが長く続くはずもなかった。


 

 警報が鳴り響く。


 

 「見つかったか」


 

 レイは舌打ちする。


 

 すぐに追手が動き出す気配が伝わってきた。


 

 「レイ……」


 

 リナの声に、不安が混じる。


 

 「大丈夫だ、行くぞ」


 

 そう言いながらも、状況が厳しいことは理解していた。


 

 すぐに包囲される。


 

 そして、ついにその瞬間が来る。


 

 かつての仲間たちが、剣を向けて立ちはだかる。


 

 「……戻れ、まだ間に合う」


 

 一人が言う。


 

 その声には、わずかな迷いがあった。


 

 だが、レイは首を振る。


 

 「もう遅い」


 

 そう答えた瞬間、完全に線を越えた。


 

 裏切り者。


 

 その烙印が、はっきりと刻まれる。


 

 それでも、後悔はなかった。


 

 守ると決めたのだから。


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