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剣ヶ峰龍雅の欲望/Life.of.Predetermined:GreedDragon  作者: 六月不二
第2.5章《逆行編:例外輪廻~Extra.Repeat.Time~》
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第肆拾捌話《EXLoop:Ninth 再演:灼熱と凍結の地獄》  

 ――機能が停止した…反射の守りを失った今、俺の全ての攻撃は、諸刃の剣と化す…だが、この諸刃の剣を使わねば、あいつらを倒す手段が無くなってしまうかもしれない…超高速からの攻撃は、たった一撃で星を大きく抉る一撃となる。だが、あまりのエネルギー故に、反動が大きい…このままでは、腕や足が使い物にならないだろうな…よし、時間停止を解いて地道にやるか…


 龍雅は、時間停止を解くと、龍雅は、剣にエネルギーを纏わせ、エネルギーの大剣を生成し、振るうと影人形二人はエネルギーの刃を避け、龍雅に向かって電撃や炎を放つが、龍雅は炎を跳ね返し、電撃を相殺し、そして狙いを定めずエネルギーの刃を振り回す。

 

 ――こうしていれば、奴らは避ける事に必死になる余り、そしてこのエネルギーの刃は、攻撃を切り裂く…無謀な攻撃はしてこないだろうな…体力が無限ならば、俺の行動は無駄となる…だが、体力に限界があるのならば、体力が切れた時に…いや、何を思っている? 俺は…奴らには避ける必要もない…奴らには、無限の再生能力がある…だが、何故俺はそう思った?


 龍雅は、自分の無駄な行為をしている事に気付くと、影人形二人は、エネルギーの刃をすり抜け、龍雅に攻撃を仕掛けた。


 ――やはりか…挑発していやがったか…それに何故俺がこんな考えをしたのか…それは、俺が馬鹿な事、そして最初に俺の刃を避け、この刃で倒せると俺に錯覚させる為、そして奴が、脳の電気信号を少し弄ったからだ。生物の心や感情は全て電気信号によって作り出されているという一説がある。この条件が揃ったから、俺は、無駄な行動を取ってしまったという事か…


 龍雅は、そう思い、攻撃を避け、後ろへと高速で移動し、剣が纏っていたエネルギーの刃を大陸並みの大きさの巨大なエネルギー弾に変え、放つと、二人は光弾に当たらないように回避すると、光弾は、二つに別れ、光弾は二人を追尾し始めた。

 影人形は、光弾に向けて攻撃を放つと、光弾は無数に分かれ、無数の光の矢となり、光の矢は影人形の攻撃を回避した。

 影人形が龍雅の後ろに瞬間移動し、龍雅に攻撃をしかけようとするが、龍雅は、影人形の攻撃を躱し、手を降ろすと、光弾は、再び影人形を追いかけ始める。


 「さて、地上の方も片付けるか…」


 龍雅が、そう言うと、無数の星のような数の炎と氷の大剣や大槍、そして巨大な矢が空中に浮き、電流を纏い、龍雅に向かって放たれる。

 地上は、炎と氷と電流で覆われている。

 龍雅は、第一波を避けると、空中に逃げた。

 矢の光帯と熾凍の嵐が混ざりあう。

 互いの弾幕を避け、操作し、弾幕と弾幕が衝突し、爆発し、爆発の影響で次々と弾幕が爆散していく。

 まるで空に咲く花火、或いは輝く星雲のような風景だ。

 龍雅は、爆発の中を潜り抜け、影人形二人を掴み、地面に叩きつける。


 「さぁ、終わりだ。」


 龍雅は、そう言い、影人形の体を貫く様に高威力の光線を1mm程の至近距離で放ちながら無数の剣の雨を虚空から出現させ、影人形目掛けて放ち、大爆発が起きる。


 ——この程度では倒せないか…


 龍雅の目の前に存在しているのは、剣の突き刺さり、光線によって体に穴の開いた二つの影人形

 影人形の体は、剣をすり抜け、龍雅の生成した剣を持って龍雅の体を刺そうとするが…


 「無駄だ!」


 龍雅は、剣を避けると、影人形は龍雅の後ろに瞬間移動し、龍雅の手足を氷で奪い、炎と電撃を放ち、氷の剣を放ち、氷の剣が砕けると氷の剣は一瞬にしてプラズマへと変化し、龍雅の体を焼く。


 ――炎では、俺を殺せない。外的攻撃で、俺を殺す事などな…


 龍雅は、そう言い、氷と炎を振り払い、周囲に光弾と剣の弾幕を張り、剣と光弾の弾幕は、影人形二人をまた蛇の如く追いかけ始めた。


 ――前言撤回だ…イチかバチか…短期決着でやってみるか…それに、電力が切れても数億本の剣からエネルギーを抽出すれば問題ない。


 龍雅は、鎧に電流を流し、鎧に電気が戻るとなると、龍雅はボタンを押し、反射状態へと移行し、そしてもう一つのボタンを押し、乱数調整モードに移行した。


 ――試したことはないが、ゲームで見た事がある…それに、ゲームセンターでもやった…スマートフォンのアプリでもやった…乱数調整で、釈迦の掌を動き回る孫悟空の如く…いや、そうではない…人形劇の操り人形の如く敵の動きを操る事が出来る…現実でもありえるのか? ならば、電力を奪われないように行動をしよう… 


 龍雅が、そう思い、時間を停止し、光弾と剣の動きは停止し、影人形二人は時間停止世界で動き始め、影人形二人は、龍雅に向かって走り出す。


 ――通常ならば、ここで電力を奪ってくるはずだ。


 龍雅は、そう思うと、緋香里は、電力を奪わず、逆に超高圧電流を龍雅に放ち、紗里弥は、氷の剣を生成し、龍雅の後ろに回り込み、龍雅の背中を斬ると、氷の剣は弾かれた。


 ――よし、これ多少の電力を得た。次は、こうだ…


 龍雅は、影人形二人を全力で殴り飛ばし、影人形は、肉体を崩しながら遥か数百km先へと吹き飛ばされるのを確認すると、全力の力で力強く空振りの拳や蹴りを全方位に放ち始め、しばらくすると龍雅の近くに影人形が瞬間移動し、龍雅と影人形は、高速戦闘を開始する。

 高速戦闘は、一時間ほど続き、影人形の体は崩壊しながら再生していく。

 龍雅が優勢とまではいかない。

 何故なら、電力を補充するのにも資源がいる。

 数億の剣があるとはいえ、緋香里は、隙あらば、電力を全て奪ってきて、攻撃を仕掛けてくる。

 龍雅は、資源を削り、削っただけ電力と魔力を得て、鎧を再起動する。

 影人形は、恐れがない。

 影人形は、挑発はあれど容赦はない。

 影人形は、無限の再生能力と瞬間移動がある。

 此度の影人形の耐久力、再生力、火力、速力は、今までの影人形を越えている。

 特に耐久力と再生能力は、ケタ違いだ。

 一方の龍雅は、恐れと慢心があり、瞬間移動がない…しかし、攻撃を跳ね返す盾と防壁を無効化する矛を持つ。

 影人形は、電力を全て失った一瞬を突き連続攻撃をする。

 連続攻撃の一撃一撃が、鋭く重くまるで堅牢な超巨大戦艦を一撃で粉砕するような一撃だ。

 

 ――こいつらは、俺の魔力が切れた瞬間、灼熱の熱風で焼かれる…この空中戦は、云わば下準備だ。この下準備を終えた時が、俺の賭けの結果がわかる。


 龍雅は、一瞬のスキを突かれ、攻撃を受けても微動だにしない。

 だが、それでも龍雅の体には、重撃によるダメージが積み重なっており、空中戦を続ける度に重なっていき、遂には、ダメージを受けた数秒後に息を切らし始めている。

 影人形は、その一瞬をついて電力を奪い、そして攻撃をする。

 龍雅と影人形は一転攻勢、影人形の優勢となった。

 だが、龍雅も押されるままではない。

 龍雅は、脳をフル回転させ、そして根気で戦い始める。


 —―一撃一撃が弱い癖に、これだけの耐久力どうしてってんだ…クソ…攻撃力上昇を使ってやるか…


 龍雅の攻撃力は、上昇し、構える。


 ――先に、緋香里を倒すか…


 龍雅は、紗里弥の影人形を投げ飛ばし、緋香里を掴み、地面に叩きつけ、剣を生成し。容赦のない猛撃/連撃/斬撃を加える。


 「終わりだァ!!」


 龍雅は、全力の力を込めた斬撃で、緋香里の影人形の頭を斬り、核を掴み、潰し、影人形は消滅した。


 「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……次は、紗里弥か…」


 龍雅は、白亜の地面に座り、自分の体を完全回復させ、一息ついて、立ち上がった。

 その時、龍雅の後ろで一つの足音が聞こえた。


 ――さて、やる…か!?


 龍雅は、紗里弥の姿を見て驚愕した。

 何故なら紗里弥の影人形が、紅い闘気を放っているからだ。

 殺意、憎悪、激昂に燃える血のような紅い紅い深紅の闘気。

 龍雅は、この闘気を見た事がある。

 けんがみねみやみが纏っていた/時空けんがみね覇者みやみが纏っていた

 けんがみねゆうがが纏っていた/世界最強けんがみねゆうがが纏っていた

 そうこの紅い闘気は…


 ――あれは、まさか…紅き戦士…


 紅き戦士…宮弥は、そう呼称していた。

 龍雅は、紅き戦士を見ると、息を呑んだ。

 両者駆け出し、戦闘を開始する。

 紗里弥が龍雅を殴ろうとする。


 ――無駄だ…力の差………が…!?


 龍雅は、紗里弥の攻撃を受け、吹き飛ばされる。


 ――何故だ?


 龍雅は、鎧の守りが発揮していない事に再び驚いた。

 大きなダメージは受けてはいない。

 

 ――まさか、紅き戦士となった事で、俺の能力が効かないまでにレベルが上がったという事か!? という事は、俺の親父も妹の持つ無効化能力は…紅き戦士の副産物という事か…


 紗里弥の攻撃は、龍雅の鎧の守りを無視し、攻撃を与えてくる。

 龍雅は、負けじと全ステータスを上昇させ、対抗する。

 戦闘が長引くにつれて戦闘速度は加速していく。

 両者、空中で止まり、紗里弥は氷と炎の弾幕を、龍雅は、大剣の弾幕を張り、砲撃戦を開始する。

 

 ――さて、決着を着けよう…偽の紗里弥!!

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