第壱拾参話《電離の灼熱地獄と斬撃の凍結地獄どっちがお好き?》
「行くぞ!」
紗里弥は、念動力で、無数の氷の剣と槍を引き抜き、射出し、緋香里は、紗里弥が放った氷の剣と槍に自分の念動力を加算して速度を上げ、向かってくる龍雅を弾幕で迎え撃つ。
「お前のステージ…俺が利用させてもらおう!!」
龍雅は、念動力で、炎エリアの炎を自分の前に移動させ、氷の剣と槍の強度と威力を弱体化させ、エネルギーの衝撃波を放ち、氷の弾幕を全て破壊すると、龍雅が、氷の弾幕を破壊している隙をついて氷の剣を持った紗里弥と電撃を纏わせた刀を構えた緋香里は、破壊によって生じた煙幕を突破し、龍雅が「来るか」と言い、右手を出して防御する事で、二つの斬撃を無効化した
「無駄だ。俺は、生物の存在を感じる事が出来る。だから、煙幕での攻撃は、無駄だと知れ。」
「確かに無駄かもな…だが…」
紗里弥が、そう言うと龍雅の後ろから氷の槍の弾幕が迫ってきた。それも、かなりのスピードでだ。
「俺が、お前達の攻撃を何故、片手で受け止めたと思っている!」
龍雅は、左手を氷の弾幕の方に向け、エネルギーの弾幕を放ち、氷の弾幕を全て破壊しようとした時、「今だ!!」と紗里弥は言い、紗里弥と緋香里は、剣から片手を離し、片手から灼熱の炎と高電圧を放ち、龍雅に攻撃し、龍雅の体に氷の弾幕が突き刺さった。
「グアアアア!!!」
「ダメ押しだ!」
紗理弥と緋香里は、龍雅から離れ、龍雅の体を爆破し、二人は、着地し、爆破した衝撃で、刀が緋香里の方に飛んできたが、緋香里は、刀の刃の所を指で挟んで止め、刀を納めた。
「やりましたか?」
「そのセリフは、戦闘において禁句の言葉だ…」
緋香里が、禁句の言葉を言い、紗里弥が禁句の言葉を言った事を注意し、煙は吹き飛ばされ、服に汚れと少し体に傷が付いた龍雅が現れた。
「ほら見ろ…禁句の言葉を言ったせいで、あいつピンピンじゃねえか…」
「申し訳ございません!」
「もう遅い!」
紗里弥と緋香里が、ボケとツッコミをしていると、龍雅の指から数発のエネルギー波が放たれ、二人は、即座にエネルギー波を避ける為に離れる。
「随分と余裕があるようだな。」
龍雅は、そう言った後に、目の色が余裕のある目から本気の目に変わった。
「回復するのに必要なMPが無くなってしまったから、この調子でやるとノーコンテニューで、勝利できないので少しばかり本気を出させてもらうぜ。」
――さっき、油断したせいで、完全に回復しきれていないし、俺の回復技…小回復を使用する為のMPがもう切れたな…少し力を入れてやらなきゃコンテニューしてしまうぜ…
「MPとは、何だ?」
「あぁ…回復技に必要な俺にもわからん意味不明な仮称にMPと名付けた謎のエネルギーだ。元ネタは、ゲームの魔法を使うのに必要な奴の事だぜ。まぁ、近い内にMPを使うのは、回復技だけに留まらないと思うがな。まぁ、俺の中で減っている事は、分かっている。まぁ、謎のエネルギーの製造方法は、物を食うか、休憩するか、一度コンテニューするかのどれかだけどな。まぁ、雑談は、ここまでにしてMPの切れた俺と戦うがいい。これで、卑怯な回復術も封じられた。これで形勢はどうなるか…見ものだな!」
龍雅は、念動力で氷のエリアに刺さっている氷の剣を六本引き寄せ、装備し、龍雅は闘気を纏った。
「私から武器を奪うとは、お前に質問しよう…炎の地獄で電離されるか、氷の地獄で切り裂かれるかどちらがよい?」
「フッ…ならば、この武器の保存力のある氷を選ぼう…熱中症で倒れちゃ元の子も無い…」
「ならば、良かろう…この部屋全てを氷の世界に変えてやろう!!」
紗里弥が、腕を振るうと、炎は、消え去り、部屋全体が氷に包まれ、氷の床には、氷でできた無数の近接武器が刺さり、龍雅はアニメで似たような光景が思い浮かび顔がニヤリと笑う。
龍雅が、炎の地獄を選んだ未来があっただろうか…半分の地獄である炎の地獄は、短い期間で終えてしまった。
「お前の六つの氷の武器と私の無数の氷の武器…どちらが優勢…かなッ!! 超凍結地獄《ニブルヘイム・改》!!」
紗里弥がそういうと、氷の部屋が一気に固形窒素の部屋へと変貌し、無数の窒素の武器を念動力で、射出し、緋香里は、大型の窒素の槍に立ち乗りし、刀に電撃を纏わせ、レールガンを龍雅に向けて連射する。
「ハァアアアアア!!!」
龍雅は、両手に装備した六本の氷の剣を向かってくる無数の窒素の武器とレールガンの銃弾から攻撃を防ぐと銃弾と窒素の武器は爆発し、氷の剣が使い物にならなくなると、龍雅は窒素の床に刺さった剣や飛んでくる武器に持ち替える事を繰り返えし、低温火傷で手がボロボロになりながらも向かってくる銃弾と爆発する窒素の武器を迎撃する。
――あれは、氷のミサイルだな。
龍雅は、向かってくる緋香里の乗った大型の窒素の槍を見てニヤリと笑い、緋香里は、龍雅との距離が近づくと、緋香里は、柄から空となったマガジンを取り出し、新品のマガジンを柄の中に入れ、リロードし、槍から降り、龍雅に向かってレールガンをマシンガンの如く連射した。
「これは、もういらないな…」
龍雅は、固体窒素の武器を捨て、服から先程作った二つのナイフにエネルギーの刃を纏わせ、向かってくる無数の窒素の武器とレールガンの銃弾を切り刻み、氷のミサイルは誘爆し、空中で氷の爆発を起こした。
「緋香里!! レールブレードにダイヤの銃弾を装填しろ! アレを使う」
「御意!!」
「させるかよ…」
緋香里が、ダイヤモンド製の銃弾に装填しようとすると、龍雅は無数のエネルギーナイフを飛ばした後に弾幕を放ち、紗里弥は、緋香里の前に立ち、エネルギーナイフを破壊する為に、プラズマの弾幕を放ち、弾幕とナイフを全て破壊した。
「装填完了致しました!!」
「よし、ではやれ!! 私と緋香里の協力技…そしてダイヤモンドをプラズマ化させ、高速で射出する技…金剛の雷鳴撃弾!!」
緋香里は、名称レールブレードから銃弾型のダイヤモンドを連射し、紗里弥は、ダイヤモンドをプラズマ化させ、ダイヤモンドは、高速かつ高温の弾幕と化した。
――ダイヤモンドをプラズマ化だと!? 何と云う事だ…アレは、嘘だったのか…融点が最も高いと評される物質…炭素の塊をプラズマ化させる…紗里弥はここまでの実力までに成長していたというのか!?
龍雅は、手にエネルギーを溜め、プラズマを破壊しようとするが…
「逃げられると思うたか!?」
紗里弥は、龍雅を取り囲むように龍雅の周りにある無数の窒素の武器を浮かせ、その全てを龍雅の方に向けた
「さぁ、清くコンテニューせよ!」
紗里弥が、そう言うと紗里弥は、手を振り下ろし窒素の武器にプラズマと化した窒素を纏わせ、一斉に龍雅に向かって発射した。
――…フッ…ここで、KOか…
氷と炎の大爆発が、龍雅の襲いかかり、紗里弥は、「フハハハハハハハハハハ!!」と腕を組んで龍雅との戦いに勝利を確信したのか、または、自分達の技の威力が凄まじい物だとわかったのか、高笑いをする。
爆発が静まり返ると、コツコツと爆風の中から、足音が聞こえ始め、紗里弥と緋香里は、再び構える。
「…まだ倒れていないようですね。」
緋香里がそう言うと、爆風の中から戦う前の状態…無傷な状態の龍雅が現れ、紗里弥と緋香里は驚いた。
何故、無傷な状態で現れたのか、MPも切れ、エネルギーフィールドも使えぬ状況で何故、何も傷の追っていない状態で現れたのかを
「いいや、俺は、一度死んだ。そして自動的に俺は蘇った。故に、コンテニューしてしまったという訳だ。」
龍雅は、回復したのではなく一度死んだと紗里弥と緋香里に言う。
そう、龍雅の能力の一つである《アクションシステム》の一つに、死んでも死んでも生き返る龍雅が不死を証明するのに相応しい力を使って蘇ったのだ。
「…なるほど、それでどうする? ノーコンできなかった憤りを私にぶつけるのか?」
「いや、俺はゲームでコンテニューした事は稀にしかないんでな。だから、俺はコンテニューしてしまった俺の罪として降参する。」
そう言って、龍雅は、手を挙げて降参の意を示す。
「理屈はわからんが、まぁ降参の理由として認めてやろう…では、覚悟は良いな? 如何なる勝負であろうとも敗者として何かやってもらうのは、私のやり方…ここは私の家でもあるから私のやり方に、従ってもらうぞ?」
「了解した。敗者は勝者に従うなんて当然の事だぜ。」
龍雅は、紗里弥のやり方に従った。
敗者は勝者に従う…それは、戦いにおいて在り来たりな事である。戦闘狂である彼は、それを理解しているのも当然だ。
「では、どうする? 俺は、美少女からの仕打ちは寧ろ褒美だぞ? この戦闘狂であり、変態でもあるこの俺に何を命ずる?」
「そうだな…」
紗里弥が、そう言い、龍雅に近付き、手を引っ張り、その勢いで顔を自分の顔に近付け、そして龍雅の耳元で「今日この家に泊まり、夜に私の寝室に来い…私の寵愛を与えてやろう。」と言い、龍雅の顔は真っ赤になった。
「おい、それでは…」
「何…バレやしない…それに、今日は大丈夫だ。ククク…それに私にとってもお前にとってもメリットはある。それに今日は土曜日だ。泊まった所でどうと言う事は無い。」
(ククク…嘘だ。お前の優れた遺伝子を渡してもらおう。そしてお前の初めてを全て奪ってやろう…私がNo.1である事を奴の童貞を奪う事で証明する…)
――おいおい、何か俺の上手い方に事が進んでいやがる…これは罠か!? 或いは、本気か!? まぁ、本気ならば…据え膳食わぬは男の恥…やってやろう…いや、違うな…寧ろ俺が食われる方だな…そうならば、俺は、中毒性のあるモノとなり、お前を身も心も俺が掌握してやる。フハハハハ…
龍雅と紗里弥の周りの空気は、欲で黒く淀んで見え、二人の欲深さが感じ取れる。
「フッ…お前は俺以上に欲深い奴だな…あの時といい…」
「それほどでもない。ハーレムを築き酒池肉林を夢見るお前なんかと比べたらな。」
「違いない。」
二人は、緋香里に話の内容を知られないように、コソコソと話し合った。
「何を話し合っていたんですか?」
「こっちの話だ。お前には、関係のない話だ。緋香里、親父に伝えろ。我が友がここで泊まる事になったとな。」
「承知いたしました。」
緋香里がそう言って氷の部屋から立ち去ろうとすると――
「待て、その恰好で行くつもりか?」
龍雅は、緋香里が先程の戦闘で傷付き、服がボロボロになっている事を指摘する為に、緋香里を立ち止まらせる。
「今、俺が回復技を使ってやる。」
龍雅が、回復技を使うと紗里弥と緋香里の服と体は、戦闘する前の状態に戻った。
「本当に便利だな。お前の能力は…慢心しなければ、私達に勝てたというものを…」
「確かに俺は傲慢にして強欲…だがそれが俺って奴だ。俺は、この戦いをゲームとしてやったまでだ…殺し合いならば、俺は慢心はしないな。」
龍雅はそう言ってナイフを解体し、ナイフであったものは砂鉄と化した。
「おいおいおい…まさか、殺し合いだったらそれを使うつもりか? その分解を…」
「まぁ、そうだな。この解体は、生物にも作用し、今の所は、あらゆる物を素材へと分解する事が出来る…恐らくはあらゆる生物であろうと即死だろうな…どうだ? 一つ指の一本でも分解されてみるか?」
龍雅は、そう言って悪意を持った笑みで紗里弥と緋香里を見て、恐ろしい事を提案する。
「「結構だ(です)。」」
二人は、龍雅のあまりにも恐ろしい事を即座にきっぱりと断った。
「そうか…まぁ、いいさ…いずれ殺すべき奴が見つかったら即座に見せてやるぞ。生物に対する解体を…」
龍雅がそう言うと、龍雅は「この部屋めちゃくちゃ寒いな」と小さく言いながら地下室を去っていった。
「この固体窒素で覆われた部屋は、どうなさいます?」
「そうさな…まぁ放置しておればただの窒素に戻る…放っておけ…それにしても寒い…早く出るぞ。」
「はっ…」
紗里弥と緋香里は、固体窒素で覆われた地下室から寒さに身を震わせながら出た。
『この時間軸では、あの御方は、負けてしまったか…』
ガスマスクを着けた金髪の美少女。仮面の少女は、三人が立ち去った地下室に現れ、そう独り言を呟いた。
『まぁ、いい…どちらにせよ。奴は、あの御方の虜になるのみ、さて、次なるチェックポイントは、今日の夜か…あの御方は、あの少女と交わる事が出来るのか否か…前の時間軸では交わう事が出来たが、あの方は出す事が出来ず、紗里弥は気絶してしまった…そしてその前の時間軸では邪魔が入った…さて、今回は…邪魔が入るのか…私は、今はまだ干渉する事は出来ない…あの時が来るまで…』
仮面の少女は、そう言い、背中に背を向ける
『―たし―貴方―のハーレム―加わ―事をお許しください…———さん』
仮面の少女は、少しノイズがかかった人工音声でそう言い、固体窒素の部屋から一瞬にして消え去った
「「「暑い~」」」
地下室から出た三人から出た言葉、暖かいではなく暑い、今日は春真っ盛りの桜吹雪が舞い散る春の季節…だが、暖かい地上と固体窒素で覆われた極寒の地下室とのあまりの温度の差が二人を苦しめている。
三人の感じる地上の気温は、最強クラスの猛暑の暑さか、またはそれ以上なのだ。
「おい、紗里弥…お前、熱を操る能力ならば、今の俺達に合う気温にしてくれないか?」
「駄目だ…それでは、得大紐のバランスが崩れてしまうかもしれない…気温も天気も無闇に変えてはいけないのだ…テレビ局や新聞社に迷惑をかけるなんてできない…」
――そうだった…紗里屋の能力は確かに能力で気温や天気を変動する事が出来る…しかし、だからこそ自分の能力の危険性を一番理解している。自分勝手で気温と天気を操るなんて愚の骨頂だ。
「すまん、危険な事を頼んで」
「いやいい…無理もなかろう…急な暑さに襲われてはな。そうよな…早くやっておけばよかった…我らの体温を弄ってこの気温に慣れさせる事をな…」
紗里弥は、指を鳴らし三人の体温を調節し、三人は地上の環境に適応する。
「なるほど、その手があったか…体感温度は、気温と比例して成り立つもの…雪山でも体温が低ければ、雪山でも暑く感じられる…逆も然り、体温が高ければ周りが寒く感じられる…」
「そうだ、お前は普通クラスであるのに、知も武も長けているようだ…どうして普通クラスにいるのだ? お前は…」
「お前こそ、才色兼備の美少女じゃねえか…お前こそ何故に普通クラスにいるんだ?」
「フッ…わからぬな…私とて何故あそこにいるのかもわからぬ…」
「俺もだよ。」
「「フハハハハハハ!!」」
二人は、お互いの才を認め合い、何故、あの弱小クラスにいるのかおかしく思い、高らかに笑った。
(フッ…気付いておらぬか…龍雅よ…お前は、すでに察しているとは思っていたが、違っていたか…まぁ良い…いずれわかるだろうな…G組が、優れた人材がいるのにも関わらず落ちこぼれにいる事をな。知識とは、誰かに教えてもらうだけではなく、自分から調べる必要もある。この真実は、お前自身が調べるがよい…フフフ…)
紗里弥は、紗里弥と龍雅が何故、あのクラスにいる理由を知っている…しかし、口には出さない。
何故ならば、紗里弥は龍雅を試しているのと同時に龍雅を弄んでいるのだ。
「さて、行くとしようか龍雅、緋香里…」
紗里弥は、豪邸に向かって歩き始め、二人は紗里弥の後を追う。
「着いたぞ。」
「やっとか…広すぎだろ…庭…」
三人が歩き続け、豪邸の玄関前に着き、玄関先には、藤の花々が植えられている。
紗里弥が玄関の扉に前に立つと、扉は自動で開き、龍雅の目に入ってきたのは、巨大なシャンデリア、そして木製の廊下と広い取り継ぎ、取り継ぎに敷かれたマットは、ペルシャ風のマットで、廊下玄関の床は、大理石で出来ており、入ってすぐ左に、巨大な木製の靴箱、そしてそれに対為す右にあるのは、パイナップルの果実を模したガラス細工に、ここにも藤の花が植えられている。藤の花言葉は、歓迎を意味し、そしてパイナップルはアメリカのある州では歓迎の意味を示す。余程客人を歓迎したのだろうか…
「お邪魔します。」
龍雅は、そう言い、紗里弥と緋香里がまず上がり、その次に龍雅が豪邸に上がり、三人は自分の靴を揃えた。
「さて、行くぞ。緋香里は、また警備に戻れ、後は私が客人をもてなそう。」
「御意…」
紗里弥がそう言い、緋香里は、ステルスでその場から消え、紗里弥は龍雅と共に足を進める。
龍雅と紗里弥が辿り着いたのは、あるコンピューター室であった。
紗里弥は、指紋認証で、コンピューター室の扉を開き、龍雅と紗里弥は、コンピューター室に入った。
コンピューター室は、自分の財閥が作ったコンピューターが揃っており、いわばここは、コンピューターの実験室。また、まだ起動しているコンピューターもあり、コンピューターのモニターに映し出されている画面には、ワームホール発生装置というワープを可能にする機械についての資料が映し出されている。
「誰だよ。つけっぱなしで…せめてスリープ状態にしておけよ。」
紗里弥は、まだ起動しているコンピューターをスリープ状態にし、そのコンピューター室のロッカーをある物を探す為に漁り始め、龍雅は、椅子に座って何が出るのかを待機している。
「確か…ここら辺に…あったあった…」
紗里弥は、パソコン室のロッカーから、取り出したのは、一つの箱だ。紗里弥は、箱を龍雅の前に置いて箱を開くと、二つのコードと謎のリングが入っていた。コードは、USBコードとコンセントコードで、リングの大きさは龍雅の頭が収まるくらいの大きさだ。
「これは、何だ?」
「これは、VRトレーニングマシン…これはただのVRではない…自分の力をそのまま電脳世界に持っていける感覚付きのフルダイブトレーニングマシンだ。」




