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六十六話
「待ってましたよ皆さん。」
「誰だ?」
「私は神格霊序列五位の鏡花、あなた方を排除します。」
「やっと評議院のお出ましですか。待ってましたよ。涼音、神装化」
鏡花が何も武器を出さないのに対し僕はグングニルを具現化する。
槍の先端を鏡花に向けると空中に無数の槍が生成され鏡花を串刺しにした。
と思っていた。
鏡花の周辺には紫のクリスタルで覆われていた。さっきの龍の中から出てきたのは鏡花だったのだ。
「その程度ですか、がっかりしました。」
鏡花はこちらに向かってクリスタルの槍を飛ばしてくる。グングニルで防ごうにも数が多すぎる。
結果的に僕は体中に槍が刺さっていた。一本一本引き抜きながら僕はこれまでにない苛立ちを覚えていた。傷はすぐ治る、しかしここまで力を出しても適わない敵は空中に浮きながら笑っているのだ。
「苛つくなぁ。全く、嫌な気持ちだよ」
「え、紫苑?!大丈夫?」
「涼音、ちょっと試したいことがある。」
「無理しない程度にね……」
「神装展開、神格化」
僕はボソッとつぶやいた。するとグングニルの槍は形を変え僕を僕をつつむ。
「神を自分の身に纏わせただと?!何者だよ貴様」
「僕は人間と神の間、それしか言えない。とりあえず君、死んでくれないかな?」
そう言って僕は一歩で鏡花の目の前まで間合いを詰めた。




