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第六十七話
鏡花との間合いを詰めて槍を振り上げる。鏡花の体に赤い斜め線が入ったかと思うとそこから血が吹き出す。
「この程度で終わらないよね?早く本気出しなよ。」
「ちょ、紫苑怖いよ。」
「涼音は気にしないで。」
「は、はーい。」
「く、ここまでやられるとは、こうなった神格化するしかありませんね。」
吹き出た血が集まり鏡花を包み込む 。そして一匹の巨大な龍へと姿を変えた。
「青龍。四神のうちの一体か。もう遠慮はしねぇぞ」
「生意気な。喰らってやる。」
噛み付いてくるのを避け仕返しに目に斬撃を与える。
「いくら装甲が厚くても目までは守れないよなぁ。」
続けざまに4.5発斬りこむ。声にならない悲鳴を上げて倒れこむ鏡花。
「青龍の力を舐めるな…」
「その状態で言われても説得力ないぜ。さぁ、終わりにしようか。」
グングニルの刃先を青龍の眉間に当てる。そして次の瞬間、刃が伸びて頭から尻尾まで一直線に貫いた。
「ふぅ、やっと目障りなのが消えてくれた。涼音、戻っていいよ。」
「はーい。ふぅ、紫苑が怒ったとこ初めて見たよー。今度から怒られないようにしなきゃ。」
「僕だって怒ることはあるんだよ。さぁ、次の階に行こうか」
僕らはまた階段を上がり次の扉を目指した。




