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第六十五話
「今度は龍かよ…」
そこには紅い龍が一体いた。並の攻撃じゃ敵いそうにない分厚い装甲と一撃を食らったら最期であろう鋭い牙、そして僕らの何倍もある大きな体。
「問題はあの分厚そうな装甲をどうするかってうわっ」
当然龍が突っ込んできた。あの巨体でこのスピードなら相当ヤバイ。
「涼音、ぶっつけ本番だけどあれをやる。」
「う、うん。わかった。」
「神装化」
僕がそう叫ぶと実体化した涼音は刀に入る。そして刀は一本の槍となった。
[神装 グングニル]
涼音のすべての力を使ったまさに最終形態だ。
僕は槍の先端を龍に向ける。すると空中に無数の槍が出現し龍に向かってとんでいった。
槍の乱打によって装甲は剥がれ蜂の巣になる龍、その時龍の心臓部からなにかの結晶が出てきてそれが上のフロアへととんでいった。
「思いの外早く終わったな。」
「いや、その武器がチートすぎるんだよ」
「とりあえず上行こうか。」
僕らは階段を上がり上のフロアへと急いだ。




