血濡れの館。
※ジークの精神年齢上、御下劣な単語が多々出てきます。苦手な方はご注意ください。
静けさを取り戻した客間にて、トーマスは1人紅茶を啜る。
視線を上げれば、テーブルを挟んで鎮座する2脚の椅子。
先程まで使用者のいたそれは、綺麗にテーブルの奥へとは収まらず、やや乱れた向きで時を止めていた。
「ふふ……」
不意に、笑いが零れた。
今し方帰っていった二人の人物の事を、脳裏で想い描きながら。
「本当に、レオ様には感謝しかないですね」
そう独り言を呟いて、立ち上がる。
客間を仕切る幕を潜って、向かう先は自室。
20日以上もレオ達が来なかったため、近頃のトーマスは心労で仕事どころでは無かった。
この期間の間、自分で人肉を確保出来ていなければ、確実にクロードは死んでいるだろう。
レオがいる以上、そう易々と死ぬ様な事にもならないだろうが、それでも連絡が無いというのは、何とも不安なものである。
こっちが手放しておいて、「いきなり来なくなると心配してしまうので、連絡はしてください」などと言える筈もない。
というより、心配でしたなどと、クロードには口が裂けても言いたくない。
これはもう、トーマスなりの意地。そして、信念。
(あの子には、早く自立してもらわなければなりませんから……)
冷たく接して、ここは自分の居場所ではないのだと、そう思ってもらえるように育ててきた。
いつか大人になって、一人でここを去っていく時、後ろ髪引かれるようなものが何もないように。
寧ろ人間に対し、憎悪を持ってもらえたなら尚の事良し。
人間を喰う喰種が、人間なんかに情を移してしまっては、それこそ辛いだけだろう。
あの子の様な、優しい喰種なんかは特に。
とはいえ、レオという規格外な存在がクロードを引き取ってくれた為に、クロードは一人で生きていく必要がなくなった。
それに伴い、クロードに対して冷たく接する必要もなくなってしまった。
……しかしながら、長年貫いてきた態度を直ぐに変える事などトーマスには出来ない。
器用な様で、実は不器用。特にクロードの事に関しては。
まぁ、理由はそれだけではないが……。
(私があの子と仲良くなどと……。滑稽ですね)
有り得ませんよと、鼻で笑う。
それから、自室への幕を潜って、……自嘲する。
なぜなら自分は、クロードに恨まれこそすれ、好かれるような人間では決してない。
「だって私は、……あなたの母を、殺した……」
悲痛に顔を顰めた後、気を取り直す様に大きく息を吐き出した。
そして、再び歩き出す。
ベッドの向こう側に回り込み、サイドテーブルへ。
引き出しに手を掛け、魔法で開錠すると、中に入っていたそれを手に取った。
青色の、日記帳。
所々、血の様な跡がこびり付き、黒い模様が目立つそれ。
トーマスは、悲しそうは笑みを浮かべてその模様を指で辿った後、表紙を優しく撫でる。
それからベッドに静かに腰を下ろすと、日記帳に向かって話し掛けた。
「――お久し振りです。クロード、元気そうにしていましたよ。それと、……人を、殺せたそうです。止むを得ない状況だったとはいえ、あの子が自分で選んで、自分の手で殺したそうです。……死んだばかりの人間を、食べれたんですね。昔は、体温の残る死体は、吐いて食べられなかったというのに。まぁ、そうなってしまった原因も、私にあるのですが……。だから、安心してください。あなた方の息子は、ちゃんと成長しています。前を向いて、真っ直ぐに生きています。まだまだ糞生意気なところは相変わらずですがね。ふふ」
困った様に、けれどどこか楽しそうに、トーマスは小さく笑いを零す。
そして静かに立ち上がり、日記帳を引き出しの中へと置くと、最後にもう一撫でして言葉を掛けた。
「私の身で、この様なことを言える立場ではないのでしょうが、……どうか、これからもあの子を、あなた方の子を、見守っていてくださいね。……そして、あの子が完全に私の手を離れ、私があの子にとって必要でなくなったその時は、――どうぞ、私を殺してください」
表紙から手を離し、微笑んだ。
悲しそうな顔をして。
「また、来ます。……兄さん」
引き出しを閉め、魔法で鍵を掛けると、トーマスは踵を返す。
そして自室の幕を潜る際、僅かに身を停止させるトーマスであったが、次の瞬間には何事も無かったかのように、再び無駄のない動きで仕事を再開するのであった。
*******
「――オ。……レオ!!」
「……んー?何だいエル。ご飯はさっき、食べたでしょ……」
「私、まだそんな歳じゃないわ、レオ……」
100歳超えてるけど……というエルの呟きを聞きながら、瞼を開ける。
二度寝からの起床である。
昨夜は眠りが中途半端だったし、早朝からトーマスの所には行かにゃならんしで、朝食後の睡魔に抗えなかった。
ぼんやりとする目を擦り、視界をクリアにしていくと、目の前には申し訳なさそうな表情を浮かべるエルの顔が。
隣を見ると、寝息を立てるクロの姿が。どうやらクロも二度寝をしていたようだ。
遅寝早起きで、クロも睡眠時間が短かったしね。
私はむくりと上半身を起こして大きく伸びをすると、小首を傾げてエルを見上げた。
「どうしたの?もうお昼の時間かい?お腹が空いた?」
「そんな事の為に幼児を起こす大人なんていないわ、レオ……」
「おや、そうかい?」
眉尻を垂らしてツッコミを入れるエル。
食事以外となると、……何だろうか。思いつかん。
魔族であるジークがいる以上、魔物関係でトラブルが起こる事はもうなくなったし……。
シロの鬣に顔を突っ込んでは出すという、意味不明な遊びを繰り返して笑うジークを一瞥。
眠たい瞼を閉じたまま、シロは迷惑そうに顔を顰め、隣ではポアがオロオロと狼狽えていた。
……うん。やはり、魔物関係のトラブルでは無さそうだ。
魔物にとって、魔族はヒエラルキーの上位に位置する存在なので、魔物達も襲ってくるような愚行は滅多に行わない。
自分達よりも強い魔族が、その場にいる獲物に対して手を出していないという事は、それ即ち、手を出す必要のない相手だという事。
だからこそ、魔物は私の気配に気付いても、遠目で見て来るのみで襲ってはこない。
崇高なる魔族の意に反する事は、魔物には出来ないのだ。
それを無視して敵を処理しようと先走れば、勝手な事をしたと、魔族に殺されても文句は言えない。
いやー、正直ジークの存在は鬱陶しいし、出来れば早くお帰り願いたいのだが、この点に関してだけは助かるよね。
魔物ホイホイの役目を成す私の性質を、それを上回る魔物コナーズという性質で見事に上書きしてくれているのだ。
お陰で、魔物との戦闘の為に竜車を止める必要もなくなって、クロが道を間違える事以外は、至ってストレスフリーな状況が続いている。
「それで、一体何が?」
「えーっと……、説明するより見てもらった方が早いと思うから、ちょっと外に来てくれる?」
エルに外を目差しされ、頷いて後を付いて行く。
外は変わらずの雑木林。
事態にこれといった変化は見られない。
小首を傾げながらも、竜車の少し先にある木の陰に隠れて、ちょいちょいと手招きをするエルの指示に従った。
「あれ。見える?」
「ん?」
空気を読んで自分も木の陰に隠れながら、エルの指差す先を見つめる。
木々や背丈の高い雑草なんかが邪魔ではっきりとは見えないが、遠くの方に何やら建物らしきものが僅かに見える。
よくこんなのに気付いたな……。
クロなら間違いなく見落としていただろう。
私は嗅覚を開放して意識を向けると、草木に混じって、人の臭いが建物の方角から僅かに漏れだしているのを感知した。
「空き家、ではないようだね。人の臭いがする」
「ええ。見た感じ、それなりに手入れもされてるみたいだし。お邸みたいね」
「へぇ。こんな場所に邸とは……。相変わらず視力が素晴らしいね、エルは」
「レオこそ、相変わらず鼻がいいわ」
「ふふ、ありがとう」
互いに褒め合い、一旦終息。
木の陰に隠れたまま、にっこりと笑みを交わした後、再び視線を邸へと移動させた。
「それで……。どうするの、レオ?あそこに行けば、ここから出られる道を教えてもらえるとは思うんだけど……」
「こんな場所に邸って、ちょっと怪しいもんね」
「そうなのよ」と、頷くエル。
なるほど。常識人のエルさんは、流石に行動も慎重だ。
これがクロなら、「お、何だ何だ?」と、考えなしに邸へと竜車を走らせていた事だろう。
そして邸に到着し終えてから、「なんか、でっかい邸見つけたぞ!」と報告してくるに違いない。
「ふふ。……まぁ、どんな状況になっても対処は出来るし、行ってみればいいんじゃないかな?例え、道に迷った旅人を、邸に親切に泊め置いて、猟奇的な殺人を繰り返す殺人鬼が住んでいたとしても、それはそれで旅の醍醐味だとは思うんだよね」
「そんな醍醐味要らないわ、レオ……」
瞳に不安の色を覗かせながら、エルは哀愁たっぷりに呟いた。
クロを叩き起こして、さっそく邸へと向かった私達。
しかし現在。
邸の門の前へと竜車を停め、皆各々、表情を強張らせながら立ち尽くしていた。
正門の奥に見えるは、中々に立派な邸。
隅々まで掃除の行き届いた……とまでは言えないが、エルが言った通り、それなりに手入れはされている様子。
ただ、庭は簡素だ。
花は植えられてはいるものの、小さな花壇が申し訳程度にいくつか作られている程度。
それなりに広い庭の為、それが返って物寂しさを強調していた。
ぽつりぽつりと立つ木々達も、どこか寂し気である。
……とまぁ、ここまではいいだろう。
ただでさえ薄暗い場所であるにも拘わらず、生憎の曇りの日と重なって、おどろおどろしい感じまで漂わせてはいるものの、この程度ならまだ普通である。
問題は、その後。
「……本当に、出そうね」
エルが空虚な瞳でポソリと呟く。
何が?とは、敢えて聞かないでおこう。
視線を変えて、目の前に鎮座する鉄格子の門へ。
所々で赤茶色の錆びが目立ちながらも、まだ鉄の滑らかさが残る箇所では、何やら汚れた手で握りしめたかのような赤黒い手跡が「僕も見てよ」と主張する。
きっと、トマトでも握り潰した手で触ってしまったのだろう。
くすり……と笑みを零しながら、門の奥を見つめる。
花壇の土から覗く、あの白くて硬そうな物は何だろうか?
ボールの様な形のものや、細長いもの、どうやら様々な種類があるらしい。
きっと、肥料か何かだろう。
最近の肥料って、あんなに大きいんだなぁ……。
これなら花もさぞ立派に育つことだろう。若干、肥料焼けを起こして枯れてしまわないかが心配なところだが、今のところ綺麗に咲いているので問題はなさそうだ。
そして、邸の外壁に立て掛けられた様々な……猟奇的な得物。
巨大な斧に、斬馬刀とでもいうのだったか、獣一匹を容易く真っ二つに出来てしまえる様なものから、いやいや~クジラを解体するんですよ~と言わんばかりの更に巨大な大剣まで。
それらは全て、赤黒い染みで大いに汚れており、その地面もまた点々と黒い湿り気を帯びていた。
「いるわよね。これ、絶っっ対に、いるわよね」
真顔で、エルが躍動込めて再度呟く。
「エル。人の家を見てその発言は失礼だと思うよ?」
「だって、これ血よね?あれ、骨よね?あの武器に付いてるやつ、最近お亡くなりになってしまった犠牲者のものよね?」
「決めつけはいけないよ?一見、邸から死に物狂いでここまで逃げてきた脱出者が、最後の力を振り絞りながら血塗れの手で鉄格子を掴んだ跡の様に見えるけど、これはきっとトマトだ。トマトで酸化してしまっただけだ。そして、あれは肥料。きっと、花と一緒にトマトでも栽培しているんだろう。そしてあの武器は、…………うん」
「何か言って!?」
涙を浮かべながら、エルは勢いよく私へと顔を向けた。
心配性だなぁ、エルは。
どうせ、動物や魔物の狩りに使ったとかがオチだって。
「おい、うんこだ。うんこが付いてるぞ。あははははっ!!」
さっきから門を見つめたまま固まっていたジークが、唐突に鉄錆を指差して爆笑し始めた。
……はぁ、やれやれ。
頭の悪いガキはこれだから困る。
「それはね、ジーク。茶色いけどうんこじゃない。鉄錆といって、酸素や水分なんかで鉄が酸化した際に生じる腐食物だ。局部的な腐食が目立つのは、海水や体液なんかに含まれる塩化物イオンの働きによる――」
「幼児の軽口に本気で返さないで、レオ……。あと、何を言っているのか理解不能だわ……」
「おや、そうかい?」
――コホン。
仕切り直します。
「兎に角だ、ジーク。これはうんこじゃない」
「そうか。うんこじゃないのか」
「もうやめて……」
悲痛な顔を両手で覆いながら、エルは項垂れる。
おっと。女の子の前でこの単語は禁句だったか。
話も逸れていたし、そろそろ戻すか。
「それじゃ、中に入ろうか」
「……でも子供って、う、うんことか、下品な話が好きな子が多いと聞くし、レオも実はそういう……?」
「おーい。エルー?」
「考えてみれば、さっきの会話も子供らしいと言えば子供らしいわよね。……はっ!……そ、そうよね。レオだって、大人びて見えるだけで、まだまだ子供。……だったら、そういう話をレオに振ってみれば、喜んで――」
「エルってば!」
「……っ!?」
頭を抱えて俯きながら、何やらぶつぶつと独り言を吐いていたエルだったが、私の強めの呼びかけで漸く我に返ってくれた。
そんなに精神的ダメージが残る程、うんこの話が駄目だったのだろうか……。
同性とは言え、可愛らしい女の子像からかけ離れている私と違い、エルは生粋の女の子。お姫様みたいな、ふわふわキラキラした可愛いものが大好きだ。
しかし、可愛いものを表立って身に着けるのを何故か躊躇している節があり、普段はあまりそういった趣味を主張しない。その為、服装は至って普通の冒険者の恰好だ。
スカートだと動き辛く、いざという時に私の護衛が務まらなくなると困るからと、カーティス邸に居る時からパンツスタイルも貫いている。
とはいえ、それでも目立たない小物なんかは、可愛いものを地味に選んでいる事を私は知っている。
例えば、腰に着けているそのポーチ。
一見地味な茶色で、男女共通で使える様な代物だが、そのチャックの引き手の部分……、よく見ると、穴がハート型である。
それと、ポーチの中身だが、自作した薬を入れている小瓶の蓋もなんと、……ハート型になってるやつだった。色は、ピンクや黄色に水色と様々なものがあり、瓶の中身を蓋の色で識別しているのだろう。
どうだ!?女の子だろう!?地味に女の子してるだろう!?
スファニドで旅に要るものを買い揃えていた時も、面倒だったのでエルにほとんど選んでもらっていたら、気付けば買い物カゴが可愛いもので溢れていて眩しかった。
フライパンや鍋なんかのキッチン用品、食器類やレジャーシートなどなどなど……。
「レオのだから、可愛い物じゃないと!」と、言い訳がましく口にしながら、喜々としてカラフルで可愛いものを選びまくっていた。
思わず半目になってしまったが、本人が何だか楽しそうだったので、そのまま会計に進んだけれど。
エルが買ってくる私のパンツも、ふりふりプリチーなやつだしね……。因みに今日はピンクである。
っとと、……思考が逸れたな。
私は、今穿いているパンツの色を頭から掻き消すと、小首を傾げながらエルを見上げた。
「……大丈夫かい?」
「ご、ごめんなさい。大丈夫よ。中に入りましょうか」
先程の御下劣な会話の余韻だろうか、頬を軽く染めながら、恥じらう様にもじもじと視線を泳がせるエル。
いやはや。本当に申し訳ない。
私は、これからは気を付けようという新たな決意を胸に、「うん」と頷いて門を押した。
「あははははっ!!手にうんこ付いてるぞ、うんこ!!」
門を押した際に手に付いた錆を指差し、ジークが爆笑する。
邸への扉へと歩を進めながら、私は呆れ気味に吐息を零した。
「あのね、ジーク。これはうんこじゃない。錆だと何度言えば理解してくれるんだろうか」
「うんこうんこー!!錆のうんこー!!あっははははは!」
「ふふふふふ?どうやら君の頭の中はうんこでいっぱいのようだね?」
私は穏やかな微笑を浮かべると、「外側もうんこでいっぱいにしてあげるね」とジークの頭で手を拭いた。
「ぎゃーー!!汚ねぇ!!」と悲鳴を上げるジーク。けれど直ぐに、「あはははは!」と笑い出す辺り、本気で言っている訳ではない様だ。
「あははははっ!!うんこうんこー」
それからジークは、シロの鬣に頭を埋めると、ぐりぐりと押し付ける。
「うんこが獅子に移ったぞー!!あははははっ!!」と指を差されながら、シロは複雑そうな顔で唸り声を上げていた。
何だか、小学生だった頃を思い出すなぁ……。
空想上のバイ菌を、つけ合いっこするあれだ。エスカレートしていくと、いじめの原因になったりもするので中々に侮れない。
子供なりのデスゲームと言っても過言ではなかろう。
私はこの手のものには興味が無かったので、バイ菌を付けられた際は、「知ってる?細菌とかって、この程度じゃ取れないんだよ。つまり、私にも菌は付いたけど、君達全員にも菌は未だ付いたまま。菌の発生源となった人は、特に要注意だ。一番大量の菌を持っている事が考えられる。つまり、……君だね」と、ゲームを最初に始めた人物を指差して、何事も無かったかのように読書を再開していた。
翌日、その子は『細菌』とあだ名を付けられ、涙目になっていたけれど、……子供とは恐ろしいものである。
きっと、デスゲームに負けてしまったのだろう。南無南無……。
「もうやめて、レオ!!そんな、そんな、……う、うん――」
「――うんこうんこと、全く、……騒がしい上に品のないお客人ですね」
「え?」
エルの叫びで回想から戻って来ると、邸の扉が開いて、中から女性の声が響く。
現れたのは、使用人の服装に身を包み、無表情でこちらを凝視する1人の女性。
使用人の女は、玄関先に設けられた数段の段差をカツカツと降りると、姿勢良く足を止め、抑揚のない声色で淡々と告げる。
「――お帰り下さいませ。それとも、殺されたいですか?」
玄関横に立て掛けられた得物を横目で一瞥し、女は無表情に小首を傾げた。
【細かすぎてどうでもいい裏話】
レオの前世で、細菌とあだ名を付けられた子ですが、正しくは“サエ菌”。苗字の『佐伯』と『細菌』を掛けての“サエ菌”だったのですが、細かい事に興味のないレオはその事に気付いていない様子。因みにこの佐伯君、実は優美に密かな恋心を抱いていたとかいないとか。今頃どうしているのでしょう……。




