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10/35

体育館で見つけた2人

ステライブ 世代


名前


主な特徴


1期


天宮ルナ


王道アイドル・看板


1期


黒瀬レイ


クール・ゲーム&歌


1期


桜庭こよみ


お姉さん・癒し


1期


神楽坂アリス


お嬢様・企画&トーク


2期


星乃ひより


明るい・雑談


2期


月城ミナト


ボーイッシュ・FPS


2期


猫宮こはく


元気・暴走系


2期

白雪ましろ

おっとり・歌

火曜日。


 創立記念日の休みが終わり、学校。


「……眠い」


 朝倉凛は机に頬杖をつきながら、窓の外を眺めていた。


 昨日は休みだった。


 おかげで一日ゆっくりできた。


 ……とはいえ。


「休み明けって、やっぱりだるいな」


「分かるー」


 隣から乃愛の声。


「昨日休みだったのに、今日学校なの嫌だよね」


「うん」


「でも今日は体育あるよ」


「……そうだった」


 凛は少しだけ顔をしかめた。


「体育かぁ」


「嫌なの?」


「嫌っていうか、着替えるの面倒」


「そこ?」


「そこ」


 乃愛が笑う。


「凛って意外と面倒くさがりだよね」


「そうかな」


「そうだよ」


---


 一時間目。


 先生が教壇に立つ。


「今日は体育館で合同授業を行います」


 教室が少しざわつく。


「合同?」


「どこと?」


「隣のクラスじゃない?」


 先生が続ける。


「一年二組と合同で、バレーボールを行います」


「おお」


 女子たちから声が上がる。


 乃愛も嬉しそう。


「凛、一緒だよ!」


「そうだね」


「知ってる子いる?」


「……あんまり」


「私結構いるよ」


「さすが」


「何その言い方」


 乃愛が笑う。


---


 体育館。


 ぞろぞろと生徒が集まってくる。


 凛たちのクラス。


 そして。


 隣のクラス。


 その中に。


「……あ」


 **白石ひより**がいた。


 同じ一年生。


 ただし別クラス。


 普段はほとんど話したことがない。


 ひよりも友達と話しながら体育館へ入ってくる。


「今日合同なんだ」


「そうみたい」


「誰と一緒かな」


 ひよりは周囲を見る。


 そして。


「あ」


 目に入った。


 黒髪。


 少し長めの髪。


 すらっとした体型。


 整った顔立ち。


 朝倉凛。


 そしてその隣。


 明るい茶髪。


 笑顔。


 水野乃愛。


「…………」


 ひよりの足が一瞬止まった。


「……いた」


「ひより?」


「えっ?」


「どうしたの?」


「いや、何でもない!」


 ひよりは慌てて友達のところへ戻る。


 しかし。


 ちらちらと二人を見る。


「……やっぱり可愛い」


 小さく呟く。


---


「凛」


「ん?」


 乃愛が肘で軽くつつく。


「あの子知ってる?」


「どの子?」


「あそこ」


 乃愛が指差す。


 ひより。


「ああ」


 凛は見る。


「別クラスの子だよね」


「うん」


「名前は?」


「確か白石さん」


「そうそう、よく知ってるね」


「クラスの子が言ってたの聞いた」


「なるほど」


 凛はそれだけ。


 特に気にせず視線を戻す。


 ひよりは。


 その様子を見ていた。


「…………」


 目が合う。


 一瞬。


 凛とひよりの視線が重なった。


「あ」


 ひよりが小さく頭を下げる。


 凛も反射的に頭を下げる。


 それだけ。


 たったそれだけだった。


 なのに。


「…………」


 ひよりの心臓は少しだけ速くなった。

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