第七話
ハンニバルさんって、正直にいうとその時生きてたかわかんないんだよなあ。
「なんだと!確かに我は他の人間に裏切られたりはしたが、優れた政治をしたことは確かであろうが!」
「はいはいそこまで。喧嘩するのはここまでにしてここからは、楽園を作るための話し合いをしよう。」
そう言って、鋭が納めた後も三人は睨み合っていた。
「ところでハンニバルさん。今僕たちがするべきことって何か、あるかな?」
「うむ、まずは象徴を作り出すことから始めるべきです。なにせ、国家というものはいずれは必ず滅びるというもの。ですが楽園となると話は別になってきます。なぜなら、貴方様の目的は誰でも笑って暮らせる理想郷なのですから。ならばまずは錦の御旗のような城を作ることから始めましょう。おいヴィヴィアンこの空間内には火山灰などがあるか?」
「ええあるけれど、まさかローマンコンクリートを作るつもりなの?あれ現代では製法が失われているわよ。」
「そのつもりに決まっておるであろう!我はその時代に生きたものなのだから。そして我は、外国人の中でもトップクラスにローマについて学んでいる。その程度のこと造作もない。だが、如何せんこの万能たる我とて時間加速などのような特殊能力は所有しておらん。故に、アメリカが得意とする方式を使うとするぞ。大量生産方式だ。全力でガルラ霊や妖精たちを呼んで呼んで呼びまくれ!」
そういうと、ハンニバルは腰に下げた剣を持って詠唱を始めた。
「我はローマを滅ぼさんとした物。我は稀代の天才なり我は万能の男なり。故にここに示すは、国家の作戦。今ここに極まれり。『世界3位の優れた指揮官』」
その瞬間、地面が隆起し巨大な街の土台が出来上がる。
「とりあえず、土台はこんな感じでいいでしょう。あとは、セメントなどが完成するまで待つだけですが、流石に主君たる貴方様がこのような貧弱な身ではこれから作り出す騎士団に示しがつかないというもの。少々、ダンジョンの方で訓練をいたしましょう。」
「き、騎士団!?本当に作るの?作っちゃうの!?」
「当然でございます。理想郷には法も必要不可欠なのです。いかに良き人間ばかりを集めたとしても、ルールを守らない場合もあるかもしれない。他の人間たちが、この場所に攻めてくることもあるかも知れない。指揮官たるものは常に最悪の事態を想定しておくものですよ。
そして、貴方様に一つ質問をします。もしも、貴方様が我々と離れ離れになった状態で敵に攫われたら?どうしますか?このように、常に最悪の事態を考え、行動や準備をしておくのが王たるものの心構えというものなのです。」
えー筆者は死ぬほどにわかなんで、申し訳ありませんが間違っていても許してください。正直言ってネットとかでも2000年以上前としか書かれてなかったんでわかんなかったんですよね・・・
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