第六話
少しここから内政っぽいものが始まりますが、基本政治とかはにわかなんで許してください。
「さて鋭。ここからどうやって理想郷を作るかだけど最初に言っておくわ。いくら私たちでも、生命を生み出すとかは不可能よ。」
「そうですねえ、エレシュキガルは奪うことはできても与えることができないのが常ですからねえ。」
「何?また喧嘩売ってるの?だとしたら今度こそ冥界に叩き落としてやるけれど?」
「昔主人様に迷惑をかけたこと忘れたとは言わせないわよ。」
さらに二人は喧嘩になりそうになる。
(どうやら二人はとても仲が悪いようだ。いやこれどちらかというと宿敵とかと見てもいいと思うんだけど・・)
僕がそんなことを考えていることなんて知らずに、二人はさらに喧嘩が始まっていく。
「何よこの牛女!」「なんですって!このステルス機!」「誰が軽量化した女よ!」「誰が成長しすぎた女よ!」
そんな喧嘩を止めるために、話題を変えよう。
「あ、あの一つ聞いてもいい?この場所に建築物を作りたいんだけどそれに適した人とかいるかな?」
「それなら塔ね。あいつらは基本的に、物を作ったりすることに特化しているわ。」
「毎度思いますがこの女と一緒のことを言うなんて私の趣味じゃありませんが、私も塔を推薦いたします。彼らの元は、太古の時代に戦争で軍師や総大将を務めたものが多いですから。」
「そうかなるほど。わかったよ。」
そう言い僕は塔の駒をもち唱える。
『召喚』
すると周囲に雷鳴が轟き人の声が聞こえる。
「我こそは!ローマ帝国史上最強!最悪の宿敵なりて!この名が意味するのはバアルが恵み!2000年がすぎたこの時代ですら世界の軍が、国が!我が戦略を研究するものなり!我が名はハンニバル!世界で3番目に優れた指揮官なり!」
彼が言い終えると、エレシュキガルは頭に手を当てた。
「まーたキャラが子いい奴が召喚されたようね。しかしよりにもよってハンニバルとは運が悪いのか良いのかわからないわね。」
「そうねえ。確かに指揮官としては優れているけど、戦争が起こるわけでもないのにどうしろと言うのかしら。」
するとハンニバルは怒り出す。
「確かに我は戦争などで有名だが、それだけとは限らんぞ!これでも現代の値段にして四十億円に近い賠償金を完全に払い終えたこともあるのだ!」
「でもそのせいで警戒されて、シリアに逃げるハメになったんでしょ?」
「それに〜成果を早く上げるために、強引な改革をして自国内に反ハンニバル勢力が生まれる理由を作ってしまったんだから本末転倒よね〜」
ヴィヴィアンとエレシュキガルが珍しく息を合わせて、ハンニバルのダメなことを言い続ける。
え〜正直に言うと、ハンニバルと孫氏で少しまよってですねまあエピソードとかがたくさんあるハンニバルで良いかってなったんですが・・・少しデバフみたいなもんかけといた方が良かったかも?
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