第十七話
すみません少し短いです。
「え、ルシファー?」
酒目が出現してから数分後、裂け目の前にいた僕の目に広がったのは鎖に繋がれた堕天使の姿であった。
「は!?雇い主あんたあれをなんか知っているのか!?だったら教えてくれねえか?正直言ってあの女もう一体のクイーンと同等もしくはそれ以上の力を持っているとみていい。いやまあ明らかに堕天使だってのはわかるんだけども。どんな奴かは俺らもわからないからよ。」
「ルシファーといえば、かつて神に叛逆した天使だということで有名ですが・・・いくら我とてそれが女だというふうに記録された文献は読んだことがなかったですな!」
「何アホみたいなこと言ってんのよハンニバル!いくらなんでも馬鹿すぎるでしょうが!今はあれがどんなやつかを聞くことが先決。違うかしら?」
「ええ、ヴィヴィアンにしては珍しく大局を読んだ思考でいうことができたわね。それにしても不可思議極まりないわ。なぜ、こんなところにルシファーのところに繋がる酒目ができたのか、どのようにして生成されたのか誰によって行われたのかそれら全てが謎に包まれているわ。全くもって不愉快ね。妹じゃないけど誰かに踊らされるということは正直言って好きな行為ではないわ。」
どうやらしょうがない。今の今まで隠してきた僕の秘密を言う必要が出て来てしまった。僕にとって何よりも大切な思い出を。
「端的に言うとしよう。僕は昔異世界に召喚されていた。」
「はい!?」
「ちょっとこいつは予想外なのが来たなあ。」
「ど、どうして異世界なんかに!?」」
「えぇうっそお異世界転移って私でもできない超高等技術なのに!?」
三者三様の反応だ。だが僕を疑う人は一人もいない。それはなんとも嬉しいことだな。
「今から言うことは、僕の人生に大きく影響を与えた。だからこそ誰にも言ってこなかったことなんだ。だから、どうか誰にも言わないことを約束してくれ。」
それを聞くと四人は、真剣な顔で頷いた。
「あれは、僕が10歳の頃。」
そうして僕は、四人に僕の過去を話し始めた。
ちょっと申し訳ないんですが、二話投稿から一話投稿に切り替えたいと思います。
できればでいいのでこの作品が面白いと思ったのならば、感想と評価などもよろしくお願いします。




