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第十四話

「ねえ、今回来て欲しいのは(ルーク)の人なんだよね?」

「ええそうですね。正直いって今の時点で必要としているのは鍛治師などのような鉄を扱うことができる人物ですね。やはり我が岩などを操れるといっても、限界があります。それに騎士団の武器が岩の剣や鎧などでは話になりませんからな。できることならスパルタ式ファランクスとかもやってみたいですなあ!」

「うん、なるほどね。(なんか今一瞬、自分の考えとかも混ざってなかったか?)それじゃあ召喚してみるよ。召喚(セット)

 そう言うと、城の駒が光り出す。そして、次の瞬間草原に千本以上の刀が突き刺さる。

「俺の名前は千子村正(ちごのむらまさ)村正に作られた千本以上の刀の意識それの結晶のようなもんだ。以後よろしく頼むぜ雇い主(殿様)

 そういうと彼はハンニバルに向かっていった。

「おいハンニバル。お前とっとと鍛冶場を作れじゃなくちゃ俺が仕事できねえだろうが。」

「うるさいわ!(本当に主人様は何をするのかわからんな。よりにもよって村正とは。随分と天運に恵まれているようだ。)少しは待っとけ。今作ってやるから。その代わりに、作った刀を主人様に渡せ。」

「あいよ。それに関して文句をいうつもりはさらさらないが、どんな刀を作れば良いのかを教えてもらわないと少々俺でも作るのは難しくなっちまうぞ。それになりよりも、素材がない。いくら俺が鉄を作ることが出来るとはいえ雇い主(殿様)のために作る初めての刀が、そんじょそこらにある鈍と同じとは行かねえだろうが。」

「確かに。作ってもらうものに付与することは()()()()ということで良いだろうが、それを作るまでに少々必要とする素材がデカすぎるな。完全に成長し続ける刀を作るとなると、いくらお前でもヒヒイロカネ(オリハルコン)のような特殊な鉱石が必要だろう。」

「ああ、いくら俺でもそんじょそこらの鉄を玉鋼として使用してもそんな能力を付与することはまず不可能と言っても良いだろうな。」

「そう、だったら掘れば良いじゃない。」

「だからそんなもんがあるわけがってなんでエレシュキガルがいるんだよ!」

「あら?当然じゃなくって?新しく後輩が増えるのだから、見に来ても何もおかしなことはないと思うのだけれど?」

すると、ハンニバルは僕の方を一瞥してエレシュキガルに問いかけた。

「それで、鉱石なんてもんどうすれば良いんだ?主人様が振るうとなると生半可なものではいかんだろうし。少なくとも貴様にはどうすれば良いのかという手段が存在しているんだろうな?」

「当然でしょ?貴方達まさか私の本質を忘れてしまったの?だとしたらひどく滑稽ね。それに鉄などを欲しいのならば私に話をつければ良かった話でしょう?私の本質はメソポタミアの地母神。ヒヒイロカネ(オリハルコン)を取り出すなんて朝飯前よ。さあ、鋭冥界に行きましょう?」

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