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商人グレました  作者: モロモロ
旅路
45/67

調査

「う・・・うう・・・お前のような外道に・・・見るな・・・」


一番気丈に振舞っていたシャルロットがまず泣き出した。

サブリーダーで剣も一流。

プライドも一番高いだろう。

普段から男らしいと言えるぐらい、銀の鎧に身を包み、ラグと共に前線で戦う姿は凛々しい。

だが、今目の前には、その蒼い瞳から大粒の涙を流し、泣きながら鎧を外している。

オレのようなサル顔の男に命令されるままに抵抗できない屈辱は相当なものなのだろう。


大丈夫だ。

明日には全部忘れてるから。

記憶を消してあげるなんて、親切な男だなオレは。

エーテリスの悪夢が一生消えないオレに比べれば、かなりマシだと思うぞ。


「お前、オレを脱がせてどうする気だ?」


あ、ラグも脱いてるよ。

オマエは脱がんでいい!

安心しろオレにそういう趣味はない。


サラマンダーのアナコンダーが登場した。

うげー。



次にいつも元気なアースが泣き出した。

「ちょっと!今ならお遊びだったで済ませられるわよ!ニヤついて無いで止めなさいよっ!」

こちらを睨みながら泣いている。

確かに、逆の立場だったらオレも泣くだろう。


うん。

なんかオレ本当に悪党だな。

ラムラも泣いてるよ。


「シャル・アース・ラムラ涙を拭いて笑え」


「あはははははは」

「あはっひひふふ」

「ラグぅぅふふっふっ」


一糸まとわぬ姿で目を潤ませながら、無理矢理に笑顔を作り笑う3人。

異常な光景だ。

これはこれで興ざめだ。


セシルとアイラは、悔しそうにしながらも涙を堪えてる。


それにしても壮観な眺めだな。

苦労して魂ゲットして良かった!!!!

今、オレは切実にそう思う!!!

シャル、アース、ラムラ、セシル、アイラ

大 中 特大 小 中


それぞれの谷間ルートも並べると壮観だな。

ああああ、特大だよやっぱり!

ほんのり褐色が薄いしぃぃぃ!



金 赤 緑 黒 青


よりどりみどりの色揃え!!

あふあふあふ!

あくまで頭髪の色な!!

か・み・の・け

他の部分は言えないが分かるだろ?



とりあえず、世間話でもしてだな・・・

いやいや、お約束の質問もいくつか聞いておこう


「えーっと、なんかごめんな。でも、ちょっと今日の旅が怖かったから、みんなに癒してもらおうかなぁなんて思ってさ」


「ふざけるなっ!」

「だったら、早く自由にさせるっちゃ!」

「ユルサナイ」

「治癒魔法なら私が何度でもかけますので」


誤ったけど、気分を和らげようと思っただけで、自由にはしないから。

自由にするのは、記憶を消してからです。

ごめんなさい。

暴れると揺れます。特に特大の揺れが・・・



「とりあえず、誰かに畑は開墾されてるのか?」


「え?」

「は?」

「どういう意味?」

「ハタケ?」

「農業のお話ですか?」


遠回し過ぎたな。

直接的に聞こう。

結果。


シャル 0

アース 0

ラムラ 1

セシル 0

アイラ 78


あああああああああああ

うぁぁぁぁっぁぁぁあ

いろんな意味でぇぇっぇぇぇぇ

はうぅっぅぅぅぅぅう


「1」って誰だ!YO!

ラムラたん!ラムラたんの「1」は?

「78」って!?

え?

本当ですか?

魂への命令で嘘は付けないよね?

え?


質問に答えながら、遂に泣き出したアイラに流石に詳細は聞きづらい。


触れていいのソコは?

アイラたん!

オレのアイラたんがぁぁl!

聞きずらすぎるわァァァ!


さっきから、ラグが異常に怒ってる。

裸で怒りまくるサラマンダー。

火とか口から吐き出そうだ。

「てめぇっェェ!やめろぉぉぉぉ!!それ以上聞くんじゃねェェ!!!!」

吠えております。


とりあえず、アイラたんには後々聞こう、今は聞いても、心の整理が出来そうにない。


それよりもコチラは聞かなければ、気になりすぎる!


「ラムラ。誰だ?」


「それは・・・」


「言え」


「ラグ・・・だよ・・・・」


褐色の肌が赤く染まる。

くっっそぉぉぉぉぉぉ!!!

ああああっぁぁぁあ!!

デキてやがったぁぁぁぁ!!!

ラグに殴りかかりそうになる気持ちを押さえつける。

獰猛な心にブレーキをかけようとするが、ムクムクと沸き上がってくる感情。


他のメンバーも知らなかったのか、驚いた表情で二人を見ている。

なぜか、今まで冷静だったセシルもこのタイミングで泣き出す。


突然の発表に、一同驚愕だ。

最近の出来事では無いのかもしれない、遠い昔の出来事なのかもしれない。

だけど、決まった。


最初はラムラたんからだな・・・・







明くる朝。


「よぉ!よく眠れたか!?」


いつもの様に手を上げて挨拶をしてくるラグ。

声が少し枯れているようだが、話せてるし問題なさそうだ。

お陰様でゆっくり眠れたよ。

憑き物が取れたようだ。


「朝までぐっすりだ」


本当は、朝までぐっさりだ。

詳細は言えないが・・・

ほとんど寝れてない。

疲れた。

でも充実した朝だ。

オテロクや他のメンバーもまだ寝ている。


オレはラグと、今後の旅について、朝食の準備をしながら話し合った。

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