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みんなの願いをパワーに変える!(べつに無くてもパワーは出せる)


変身完了っ!!

決めポーズと決め台詞もバッチリだったよ!

華麗なる魔法少女の変身シーンは、重要な見せ場だからねっ!


なんか3人とも鳩が豆鉄砲食らったような間抜けな顔をしているよ?



「一瞬、全裸になったかと思ったが光が邪魔で全く見えなかった」


うんうん、裸にはなるけど光さんがお仕事をするから見える事はないよ?

眩しくて見えないんだけど裸になってるのは分かるっていうのがミソなんだからね!


「魔法少女っていうより、魔法幼女だと思うんだよなぁ……」


だから私は中身少女なんだってば!

それに見た目幼女であっても、変身して戦う女の子は広義的には魔法少女なんだからね? たぶん!!


「メアちゃん、その格好はなに? 私を萌え死にさせるつもりなの??」


マリーさんは何やら顔を赤らめて恍惚とした表情を浮かべていた。

まあ女の子が魔法少女に憧れちゃうのは仕方ないよね! 女の子の夢の的だもんね!

でも、憧れ以外の何やら別の感情も見受けられるような……??



「ブモオオオオッ!!」


おっと、どうやら敵さんもお待ちかねのようだ。

いいよ、魔法少女の力。とくと味合わせてあげるっ!!

魔法のステッキを掲げて、私はエネルギーを集めていく。


「マジカル・シューティングスター☆!!」


緑や赤、青や黄色などの色彩豊かなカラフル光線がステッキから放たれる。

それは暗くて湿ったい洞窟の中を彩り、虹色に照らしていく。

射出されたカラフル光線はそのままミノタウロスの巨体に直撃していった。


チュドーン!! チュドーン!! チュドーン!!・・・・


・・・・・・

・・・・


煙が晴れた所には、倒れたミノタウロスの巨体があった。

やったね、このダンジョンのボスをやっつけたよっ!!



「…………えっ?」

「…………はっ?」

「…………はえっ?」


「「「はあああああ~っ!?」」」




「メアちゃん、すごいです! ダンジョンのボスを倒しちゃいましたっ!」


マリーさんがぎゅ~っと抱き締めながら褒め称えてきた。

うんうん、魔法少女の力、ちゃんと見てた? 凄かったでしょ?

でもこの抱擁って、強敵との戦いの後に仲間を称え合う的な抱擁のものだよね?

なんか、微妙に違うような気がするのは…… 気のせいなのかな??


「おい、いつまで抱き合ってんだ。あと、さりげなくクンカクンカしてんじゃねぇ!」


レッドさんが何やら私たちを見ながら喚いている。

あれ、そういえばレッドさんって大して活躍してないよね?

このダンジョンで稼いできたお金の分配って、この場合どうなるんだろ?


「それより、この巨体…… 素材として持って帰りたい所だが、全部は無理だぞ? どうする?」


ホークさんはミノタウロスの巨体を見ながら思案しているようだ。

現実的な利益を真っ先に考えてる辺り、やっぱり話が早くていいよね!

この素材はどうやら全部持って帰るだけの価値があるようだ。


「それなら私に任せて。ミノタウロスの巨体、アイテムボックスに収納っ!!」


私が念じると、巨体はアイテムボックスに収納されていった。

この転生時にオマケで貰ったような能力も、ここで冒険をするのならやっぱり必須になってくるよね。

女神様が異世界の基本セットとか言ってたけど、やっぱり基本は基本なだけあるよ!



「…………えっ?」

「…………はっ?」

「…………はいいっ?」


「「「ええええぇーっ!!」」」


君たち、さっきから大声上げてばかりじゃないの?

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