お宝発見ッ!!!!
「い、今のは何だ……? もしかして、収納魔法なのか?」
「収納魔法ってあれか? 空間属性に適性のある魔導師にしか扱えないっていう、あれなのか?」
「今、メアちゃんの使った収納魔法は、容量が大きすぎますっ! こんなの、宮廷魔術師にだって真似できませんよっ!?」
なんか3人共えらく混乱しているよ。驚かせすぎたかな?
でもパーフェクト・ヒールを使ったり、変身したり、色々やってるんだから今更じゃないの?
そんな事より帰り道の準備と夕飯の事を考えようよ?
「もしかして、道中で倒してきたモンスターも全部収納できるのでは?」
「まさか…… ミノタウロスの巨体だけでも有り得ないのに、更に収納できるわけが」
「でも、メアちゃんですよ? この際、常識的な考えで決め付けるのは…… 一旦止めておきません?」
あれ? なんかさりげなく私に常識が無いとか言われた気がする??
まあいいけど。収納はまだ全然大丈夫っぽいし。
たぶん、制限とかべつに無いんじゃないかなぁ?
「モンスター持って帰るの? なら帰りで収納していく? たぶん、道中の分は全部持って帰れるよ?」
「「「・・・・・・。」」」
あっ、なんか呆れたような遠い目をして私を見てきた。
魔石だけしか価値が無いのかと思ってたけど、それ以外もお金になるんだよね?
なら全部持って帰るよ? だって、お金いっぱい欲しいからねっ!!
「この子は規格外だ、人間の枠を超えてしまっている……」
「だから、メアちゃんは天使だって言ってるじゃないですか! あの可愛さが人間のわけないでしょ?」
「なるほど、天使か…… ガチでその可能性が高くなってきやがったな?」
なんかまた私が天使だとかなんだとか言ってるよ……
だから私は天使じゃなくて魔法少女なんだってばっ!!
さっき、それを見せてみたじゃん? なんでまだ天使とか言っちゃってるのかな!?
「おっ? おい、あれ! 宝箱じゃないかっ?」
「おおっ、ダンジョン最下層でボス部屋の宝箱っ! コイツは期待できるぜ~?」
「わわっ、中身は何でしょう? はやく開けてみましょうっ!!」
なんか悩んでたくせに、宝箱を見つけた途端、なんか3人共急にはしゃぎ出したよ!
やっぱり冒険者なら宝箱にはワクワクするのかな?
マリーさんまでもが子供のようにはしゃいじゃってるよ。
「こ、これは……ッ!?」
「マ、マジかよ……?」
「こ、これって、やっぱり……?!」
ん~? なんだろ、凄いお宝でも入ってたのかなー?
それにしても私が天使かぁ、そもそも翼も無いのにそんな事あるわけないのにね。
なんで皆して私を天使って…… 私、翼無いからねっ?!
▽ 宝箱の中身 → 『天使の翼、子供専用』
「「「「・・・・・・。」」」」
な、なんで皆、私の方を見てるのかな!? ええっ~?!




