第12話 3人組に戻っても、
休憩話の日常回なので別に読まなくても良い話です、が読んだ方が面白いと思います。
「新が来ねえ...」
「いつもならこの時間くらいには登校するけどねー」
「心配」
テスト返しの次の日の朝、クラスメイトも段々と集まってきた中、新が中々こない。いつもなら10分前くらいには登校している、そして基本きょうだいと一緒に登校しているので時間がずれたりすることはないのだ。つまりこの状況から導き出される答えは...
ピコン
スマホの通知が3人のスマホからなる。ということは3人ともはいっているグループチャットのどこかからだろう。誰からの連絡かを確認する。
「あー、やっぱりな」
4人で作ったグループチャット、そこに1件の通知が来ていた。もちろん誰からきたかは明白である、新だ。
「お腹痛いのと熱でたので休むです」
という内容である。
「どうする?お見舞い行くか?」
「当たり前でしょ!今日はみんな空いてるんだから!」
そう、本当だったら今日は赤点回避記念でファミレスでも行こうかと話していたので全員予定を空けていたのである。
「そうだな、行くか!」
ピコン
「追伸 風邪がうつると大変なのでお見舞いにはこない様に、お姉ちゃんより♡」
どうやら俺たちの行動は読まれているらしい。思わず会話を聞かれてるのかとあたりを見渡してしまった。流石にないと思うが、そんなことより今日の放課後の予定である。お見舞いも行けなくなった俺たちは今、全員放課後が暇になってしまった。
「流石に3人で赤点回避パーティーはなー」
「...いい案がある」
凪が口を開く。しかし凪の提案はいずれとして良い思い入れがない。中学の頃もそうだ、俺が不眠症になっていた時に相談した時の回答なんて
「私が毎日首を絞め落としにいく」
とかぬかすのだ。冗談かと思ったらご丁寧に次の日にロープを持ってきた時は流石にビビった。俺の人生最大のピンチである。今回もそれくらいの提案が飛んでくるのではないかと少し不安だったが、意外にも内容はまともであった。
「4人で遊べる所の下見をしに行こう」
「おっ!凪にしては良い案じゃん!」
「失礼、私はいつもまとも」
「そんなわけないだろ」
凪に軽く叩かれたがとりあえず放課後の予定は決まった。
「よっしゃ!とりあえず10ヶ所くらい探して新が元気になったら遊びに行こうぜ!」
昔みたいに3人になっても新しく加わった1人がかけてたらそいつのことを考えてしまう様になってしまった。でも俺はこれで良いと思う、
今も昔も楽しいことに変わりはないから。
読んでくれた方、よほどこの作品が好きな物好きですね。そんなあなたが読んでくれてるおかげでモチベがあがります。
いつもご愛読いただきありがとうございます。




